令和4年1月8日、2年ぶりとなる柏崎市消防出初式が開催され、女性消防隊として出席しました。(昨年はコロナ禍と大雪のため中止)
女性消防隊は各分団に所属する女性消防団員の有志で構成され、広報活動や大会・イベント運営のサポートが主な仕事です。
今回はアナウンス、受付、表彰の補佐の他、感染防止のためのマイク消毒などを担当しました。
私は来賓控室対応でしたが、これまで行っていたお茶出しをやめた為、仕事はお出迎えに留まりました。
2012(平成24)年4月に女性消防隊を結成した当時に比べると、現在の隊員数は半減していますが、意欲的な方々ばかりなので、活動していて励みになります。
昨年の総会から約1年、コロナ禍でなかなか活動の機会が持てない中でも、隊長・副隊長は私たち隊員を気遣い、グループLINEを使って情報や連絡を共有してくださったので、モチベーションは維持できたと思います。
また来賓祝辞の中で真貝維義市議会議長からは、昨年8月に発効した市議会だより「ギカイのとびら」で若手消防団員の特集を組んだことが紹介されましたが、メンバーの一人が取材を受けて、しっかりと女性消防隊のこともアピールしてくださいました。
出初式により、やっと実質的な活動再開の日を迎えることができ、とても感慨深いものがありました。
また今回、女性隊長が県知事定例表彰・幹部功績賞、副隊長が柏崎刈羽地区支会長表彰を受けられましたが、私自身も第2分団員として市消防団長表彰をいただき、恐縮しています。
消防団活動とお仕事・ご家庭を両立させながら地域防災を支えて来られた先輩方に恥じないよう、これからも精進したいと思います。
出初式終了後は、消防本部・消防署・消防団による一斉放水訓練 が行われました。こちらもドローンによるライブ映像が配信されました。
4月4日は消防団の春の火災運動として消防車での夜の巡回に参加しました。
団員の皆さんとは顔なじみであり、世間話を通して世相を知ることができます。
今年度に入り立て続けに火災が発生しています。
火災はいったん発生すると一瞬にして大きな被害をもたらしますが、その原因の大半は「人」によるものだと思います。
見方を変えれば、各人の心がけひとつで防げる災害でもあります。
野焼きをしない、火の元から目を離さない、たばこの火を確実に消す、タコ足配線を避ける等々・・。
また住宅用火災警報器がきちんと機能するよう、確認することも大切です(10年が取り換えの目安です)。
消防車の半鐘音「カンカーン」が聞こえたら、身の回りに火災要因がないか、意識していただくようお願いします。
3月28日、女性消防隊の定期総会がありました。
令和2年度はコロナ禍の影響で消防団自体がほぼ活動できない中、広報活動や消防大会の補佐をメイン活動とする女性隊は、まったく活動できない1年となりました。
メンバーも全盛期に比べて半減していました。
女性隊に入るには、まずは消防団員となることが必要ですが、その消防団員自体が減少しています。
消防団員に対する令和3年度予算は1458名ですが、実数は1317名。
大きな理由として、団員報酬を昨年から銀行振込にしたところ、いわゆる幽霊団員がごっそり抜けたのだそうです。
その一方で学生消防団員(学生消防隊)は現在48名で大人数となっています。
サークル活動的な雰囲気もあり、毎年安定的な団員確保がされており、学内で応急手当講習や防火啓発活動を行うなど、自主的に活動しているそうです。
意見交換では、消防団勧誘のためのPR動画(既存)を市役所デジタルサイネージで流すこと、女性隊のPR動画作成や応急手当スキルアップ講習、コロナ禍でも可能なPR方法など、前向きなアイディアが出されました。
また女性消防隊の関連団体である「柏崎女性防火クラブ」では、街頭活動が制限される代わりにエコバッグを使い、防火啓発に努めてほしいということでした。
4月上旬には消防団の春の火災予防運動も始まります。
できるかたちで、できる限り、活動を継続していきたいと思います。
本日、第59回柏崎刈羽地区支会消防研究大会に、女性隊として参加しました。
柏崎市消防団の6チームと刈羽村消防団の2チームが、ポンプ・ホース操作の速さと正確さを競います。
ハイグレードな技の応酬の結果、刈羽村2チーム(第2、4分団)が1位、2位。柏崎市第18分団が3位でした。
本日の柏崎市消防団消防研究大会に、女性消防隊員として参加しました。
といっても新米なので、先輩方から手取り足取り教えていただきながら、全体の流れや個々の動きを学ぶ感じでしたが。
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/…/oshira…/1704251341.html
主な内容は観覧式、消防ポンプ操法の競技大会、分裂行進。
消防ポンプ操法は、可動式の小型ポンプを用いて消火活動を行う一連の動作で、基本的な消火訓練のひとつです。
各分団の代表4名が一連の手順を実演し、精度や速さを競います。
女性消防隊は、アナウンス等の役割がある人以外は待機し見学でした。
競技大会終了後は全団員による分列行進で、女性消防隊は分団と別個に行進しました。
今回はじめて女性消防隊制服を着用しました。
夏服指定なのでジャケット&ネクタイはなく、帽子・ブラウス・スカートだったのですが・・。
今日に限って気温17℃前後、風も冷たく、非常に寒かったのでした。゚(゚´Д`゚)゚
それでも国旗の下での式典には身が引き締まる想いでしたし、仕事をしながら朝夕練習してきた先輩方のポンプ操法は、とても力強いものでした。
ひとつひとつ学習しながら、地域防災を支える一員になりたいものです。
先週に引き続き、消防団の応急手当普及員講習会を、昨日~今日と受講しました。
この2日間は、初日に学んだ応急手当を、普及員として伝えるための実習が中心でしたが・・。
「教える・伝える」って難しいですね(・_・;)
消防団の応急手当普及員講習に参加しました。
座学と実技を交えて、8:30~17:30の3回コースです。
初回となる今日は、応急手当ての重要性にはじまり、心肺蘇生法、AED使用法、気道異物除去、止血法、搬送法などを学びました。
印象に残ったのは、傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行い「救命の連鎖」です。
救命の連鎖は
①心停止の予防
②心停止の早期認識と通報
③一次救命措置(心肺蘇生とAED)
④二次救命措置と心拍再開後の集中治療
という4つの輪で成り立ち、①~③はその場に居合わせた人が行うことが期待されているそうです。(④は救急隊~医療関係者)
心停止により脳に血液が行かなくなれば、酸素が欠乏し、たとえ命は助かっても、重い障害や後遺症が残る可能性があります。
そうならないよう、③の一次救命措置をいかに早く行うかが重要です。
救急隊を要請してから到着まで、平均8~9分かかります。
救急隊到着後に一次救命措置を行うよりも、先に居合わせた人が行う方が、傷病者の社会復帰率が約2倍高くなるとのこと!
勇気を持って心肺蘇生・AED使用を行うことが、人の命だけでなく、人生を救うことにもつながるんですね・・。
長時間でしたが、充実した講習でした。
連鎖の輪を担えるよう、残り2日も頑張りたいと思います
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最近のコメント