社会問題

2020年10月21日 (水)

児童虐待防止について

昨日オンライン研修があり、児童虐待防止についての話がありました。

国としては児童相談所(都道府県または政令市で設置)の機能強化&警察や自治体との連携を推進している、との話でしたが、人材や資金はどうなのか、といった課題もあると感じます。

柏崎市では児童虐待防止対策は非常に努力していると思います。

10/5の決算審査で、柏崎市の児童虐待防止対策を実質的に担う「家庭児童相談室事業」について、いくつか質問しました。

令和2年10月5日 柏崎市議会 文教厚生決算分科会


●当事者から直接相談につながるケースはどの程度あるか?

保育園や学校等、関係機関から相談につながるケースが大半であり、自主的な相談事例はほとんどない。

●相談が解決につながるケース、継続支援が必要なケースはどの程度か?

昨年度302人の相談があり、虐待事例64人、虐待に至らないが要注意83人、その他の養育相談155人。このうち前年度からの継続事例244人。進捗管理会議を年4回行い、状況判断しているが、昨年度の支援終結は37人。改善が見られたのは27人。

●家庭児童相談員3人配置されているが、不足はないか?

当市では地区担当制をとり、家庭児童相談員と保健師が2人1組で個別支援を行い、負担軽減を図り、多面的支援に取り組むことから、対応可能。(この体制は児童相談所からも高く評価)

●DV等の女性相談から児童虐待相談につながるケースは多いと考えるが、児童虐待相談からのDV発覚もあるのではないか?

実数把握はしていないものの、目黒区事件のように児童虐待の背景にDVがある可能性は常に意識して、相談対応にあたっている。

・・このように柏崎市では細やかな対応を行っているものの、相談終結に至るケースの少なさを見ると、長期的な支援が必要であることがわかります。

児童相談所には短縮ダイヤル189でつながりますが、そこで終わる問題ではないと思います。


虐待する親は自らも幼少期に虐待された経験を持つ場合が多いと言われ、「虐待の連鎖」と呼ばれます。
この連鎖を絶ち切るには、虐待を未然に防ぐのはもちろんですが、虐待された子どもと虐待してしまった親を長期的にケアしていくことが必要です。

市町村における「現場の努力」を国、県でも把握した上で、現実的な体制&法整備や啓発を進めていただきたいと思います。

2020年10月12日 (月)

拉致問題を考えるパネル展

今週から柏崎市役所1Fロビー(正面玄関の奥)で「拉致問題を考えるパネル展」がはじまりました。あわせてアニメ「めぐみ」も待合スペースで放映しています。

柏崎市 「拉致問題を考えるパネル展」開催中

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北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんのお父さん・滋さんが今年6月に87歳で亡くなり、被害者の親世代は横田早紀江さん(84)、有本恵子さんのお父さんである明弘さん(91)の2名のみとなりました。

亡くなった親御さん達はどれほど無念だったことかと思います・・。

昨年、柏崎では曽我ひとみさんの講演会が開催されました。

曽我ひとみさん講演会

今年の2月定例会議では「拉致問題解決に向けて」として一般質問を行いました(再掲)。

(近藤)

北朝鮮による拉致被害者5名が帰国してから18年。いまだに拉致問題が解決しないまま高齢の未帰国被害者親世代は3名のみとなり、拉致事件そのものが風化していくことも危惧される。

拉致被害者を有する柏崎市では蓮池薫さんによる小中学校での特別授業、曽我ひとみさんによる市民向け講演会、市長による国への要望や北朝鮮に対するメッセージ発信等を行ってきたが、一方でドキュメンタリーアニメ「めぐみ」DVD活用が停滞していた状況もある。

拉致問題解決のためには柏崎市民が日本人として当事者意識を持って、拉致問題解決を求めていくことが大切だと思う。
また日本政府は拉致問題解決のために、国際社会の理解と協力を求めている、私たち日本人も「奪われた仲間を取り戻したい!」との意思を発信するとともに、国際社会の一員として、世界の人権問題に目を向けることも必要ではないか。
 
これまで柏崎市が行ってきた拉致問題啓発活動が、児童生徒や市民の当事者意識の醸成や行動の変容、世界の人権問題に対する意識の高揚につながっているか、また「めぐみ」DVDの現在の活用状況について伺いたい。

(市長・教育長)

一般市民向けのパネル展等開催のほか、小中学校では蓮池薫さんが講演を行い(保護者・地域の方々にもお声掛けしている)、拉致の現実や日本では当たり前である自由や夢を持てる環境が北朝鮮にはないことを学んでいる。

当初は中学のみで行っていた講演を、小学校が自ら企画して蓮池さんを招へいするケースもある。講演後、児童生徒が自らできることを考え、拉致被害者ご家族(横田さんご夫妻)や安倍総理にメッセージを送るなど、拉致被害者帰国を願う行動が生まれている。

DVD「めぐみ」は活用方法を見直し、教職員の研修で視聴し、小中学校での上映も一時期より増えつつある。拉致問題が非人道的な国家犯罪・人権問題だと教える一方で、北朝鮮の国民には罪はないことも伝え、ヘイトスピーチにつながらないよう配慮している。

 

柏崎市は拉致問題の「当事者自治体」であることを常に意識し、解決を求める気運を醸成し続けることが必要だと感じています。

 

菅新政権では拉致問題を最優先課題として位置付け、YouTubeに公式動画チャンネルを開設しました。

拉致問題解決を求める国際社会の声

決してあきらめることなく、解決を求める気持ちを国民全体で共有し、実現につなげていきたいものです。

2020年10月 3日 (土)

消費生活講座「オレオレ詐欺 悪質商法にご用心!」

10/3、消費生活講座「オレオレ詐欺 悪質商法にご用心!~あなたの気づきとさりげない見守りを~」を受講しました。以下はその内容です。

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1、架空請求詐欺・オレオレ詐欺などにご注意を。

昨年度の消費生活センター相談件数776件。うち202件は架空請求、オレオレ詐欺などの「特殊詐欺」(26%)

(1)架空請求詐欺(いちばん多い)

①未納料金があるなど実在の通販サイトなどを名乗り、「今日中に連絡しないと法的手段に訴える」など突然メールが来る。

②未納料金があり、訴訟がおこされる。取り下げるためには連絡するようにとハガキ(中には封書も)が送られてくる。

●スマホのショートメール

・電子マネーを購入させられるケースが増えている。いちど番号を知らせるとお金は取り戻せない。
・コンビニ店員が気付いて未然に防ぐケースも・・
・宅配便の不在配達を装ったもの、アマゾンのフィッシングサイトに誘導する等

対策)ショートメールに連絡が来る時点で怪しい。無視する。消費生活センターや警察に相談する。

●架空請求はがき(昨年まで多かった)→封書型が増えている

・封書に入れ「重要」印(重要書類と見せかける)
・総務省、法務省など国の機関を名乗る。
・中には「相手をやっつけたい・文句を言いたい」と電話する人もいるが、個人情報が相手に知られてしまう。

対策)無視する(電話しない)

(2)キャッシュカード詐欺

警察官や銀行員を名乗り、「あなたの口座の情報が漏れている。お金が引き出されるかもしれない」「キャッシュカードを新しいものと交換しなければならない」など電話があり、家にカードを取りに来る。その際、暗証番号を聞き出す。

・8月に50万円詐欺
・訪問時に目を離したすきに偽カードと取り換える。暗証番号を聞き出す。
・「自分は騙されない」と思っていても彼らの方が上手。誘導型。
・銀行はキャッシュカード交換のために訪問しない。
・キャッシュカードを引き取る時「使えないようにする」とわざと切り込みを入れるが、磁気部分を傷付けなければ使える。→そのまま口座からお金が引き出される。

対策)絶対にカードを渡さない。暗証番号を教えない。まずは銀行や警察に問い合わせてみる。

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(3)オレオレ詐欺

息子や孫になりすまし電話をかけてくる。「風邪をひいて喉をやられた」→「携帯番号が変わった」→「他人には知られたくない事情でお金が早急に必要」と段階を踏んでお金を奪おうとする。

・新潟県ではこの手口が多い。
・心配させて、段階を踏んで金を用立てさせる。
・他人には言えない話「不倫相手を妊娠させた」「会社の金に着服」等・・

対策)いったん電話を切り、本人の電話に連絡する。

<特殊詐欺被害発生状況(令和元年1~12月)>

  全国 新潟県 柏崎署 管内
被害件数 16,836件 142件 5件
被害額 301億5,000万円 4億598万円 680万円
今年1~8月被害額   約2億円 500万円(3件)

被害者の7割が65歳以上。オレオレ詐欺、金融商品詐欺、キャッシュカード詐欺の被害は100%が65歳以上。
理由・・固定電話にかけてくる。65歳以上は家にいる確率が高い。

固定電話は詐欺の入口。知らない番号に要注意!

柏崎消費生活センターは柏崎市役所内にあり無料で相談。守秘義務があり個人情報守られる。

休業日でもホットライン「188」が他の相談窓口につなげてくれる。

2、悪質商法

(1)通信販売・・健康食品、化粧品など

初回、格安料金にひかれて注文すると定期購入になっていて、後から品物が次々と送られてきて高額な料金を請求されるケースが多い。

・新聞チラシ
・テレビショッピング10:30~ →在宅高齢者がターゲット
・高齢化社会 買い物に行くのが大変→通信販売利用増える
定期購入や初回以降の金額などは契約書の下の方に小さな文字で書いてある(目立たない・見落としがち)。
・行政指導を受ける問題ある業者が多い。→法的にスレスレのラインを心得ている。
・最後は国民生活センターに相談(業者を行政指導の対象)するしか対応策がない。
・クーリングオフ相談も多いが、通信販売はクーリングオフできない。

返品したい!通販はクーリングオフが利用できない理由と返品方法

・返品制度(送料は自己負担)はあるが、「返品は受け付けない」と表示されていれば適応されない。
*返品条件があるか確認
*返品時に壊れていたら弁償させられる場合も・・
・最後は「自己責任」

対策)よく内容を確認してから注文する。

(2)電話勧誘・・光回線、ケーブルテレビ、電気

「いずれ今の電話が使えなくなる。今なら工事代が無料」などと勧誘され、高額な契約をしてしまう。

・多いのは「基本料金が20%安くなる」・・しかし実際は数百円程度しか安くならない。
・遠方の電力会社と契約してしまい、トラブルあっても対応できないケースも。
・まずは今契約中の電力会社に「もう少しよい契約コースはないか」相談してみるとよい。
・2024年~NTTが固定電話をアナログ回線から光回線に変更。利用者は何もする必要ない。
・穏便に断るために丁寧に対応するうちに契約に持ち込まれる場合も・・
 *長電話ほど契約率は高い
 *断るならきっぱりと

対策)初期契約解除はできる(ただし基本料は取られる)。はっきり断る・長電話しない!

(3)訪問販売・訪問買取 

*家に入ればほぼ成功!

訪問販売

・多いのは消火器や物干しざお(自分では購入しにくい)を高額で売りつけるケース。
・高額な物干しざお(17万円)購入のケース→「お宅のサイズに合わせて切った」などと心理的に圧迫。
・除湿剤・除湿パット・・毎年、交換時期に来て売りつける(150万円)

訪問買取

・「どんなものでも買い取る」といって家に入ると貴金属を狙う

対策)まずは相談する。(消費生活センター、警察など)クーリングオフできる(品物は業者が取りに来る)泣き寝入りしない。

◆クーリング・オフ
・8日以内(20日の場合も)に申し込み撤回や契約解除ができる。
・通知書を相手業者に送る場合は簡易書留がおすすめ

◆成年後見制度(判断能力に乏しい場合)なども検討

<対策のポイント>

はっきり断る(「必要ありません」「お断りします」等)。曖昧な表現(「結構です」「いいです」)は×
●相談する。

柏崎市消費生活センター 0257-23-5355
消費者ホットライン 188(い・や・や)
警察相談室 #9110

*この他、地域包括センター、民生委員など。

●電話番号表示機能や通話録音装置機能月の電話機の利用。

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特殊詐欺や悪質商法の手口は巧妙・組織的なものが多く、気を付けていても騙されてしまうことはあり得ると思います。

また客観的には「お金を巻き上げられている」と見えても、本人がそう感じていないケースも少なくないと感じます。

相手に考えるスキを与えない】やり方が多いことから、少し落ち着いて判断・相談できるよう【即時即決ではなく、余力を持って対応する】ことが必要だと学びました。周知・啓発していきたいと思います。

講座は途中で寸劇もあり、とてもわかりやすく身近な問題として感じられました。柏崎市消費者協会の皆様、ありがとうございました。

 

2020年9月 6日 (日)

地球温暖化~キリバスからのメッセージ~

 本日は柏崎市消費者講演会に参加しました。

「だれ一人取り残されないために~僕の国キリバスからのメッセージ~」

講師は日本キリバス協会代表理事 ケンタロ・オノ氏。

オノさんは仙台出身。1993年、15歳でキリバスに単身留学。その後キリバスに帰化。前大頭領補佐官などの経験もお持ちです。

東日本大震災を機に、2011年~は仙台に戻り、今は地球温暖化や環境問題の講演活動などを行われています。

*オノさんについては下記サイトでも詳しく紹介されています。

肌で感じる温暖化の危機、リアルに伝えたい キリバスに惚れ、国籍も変えた

キリバス共和国は太平洋の真ん中の、33の島(3つの諸島)で構成された海洋国家です。

かつてはイギリス領で、第二次世界大戦中は日本軍が進駐し、アメリカとの戦場になるという悲劇も・・

戦後は独立し、漁業とコプラ(ココナッツオイル原料)を主産業としています。

日本はカツオ一本釣り漁船の乗務員としてキリバス人を多く雇用し、インフラ整備への経済協力などでも関わっています。

美しい自然と豊かな海に囲まれた南の楽園・・のはずが、今は地球温暖化の影響で、水没の危機にさらされています。

キリバスの島々の大半が海抜2m、幅350mほどで、海面の水位上昇や荒波、極端な豪雨や干ばつにより、陸地が荒れ、すでに住めなくなった村もあるそうです。

キリバス自体は工業後進国で、ほとんど温室効果ガス(CO2)を出していませんが、真っ先にダメージを受けています。

世界の排出量が現状のままなら、2050年=30年後にはほとんどの島々が水没すると予測されています。

昨今の異常気象は大きな災害として私たちの生活を脅かしていますが、キリバスでは幼い子ども達が大人になるとき、難民となる瀬戸際にいるのです。

地球温暖化を止めるには、結局のところ、個々の生活や消費行動にかかっています。

脱炭素を意識し、生活全般を見直していかなければならないと実感しました。

素晴らしい講演をありがとうございました。

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2020年4月 3日 (金)

【新型コロナウイルス関連情報】えんま市・ぎおん祭りについて

本日(4/3)柏崎市産業振興部より以下の通知がありました。

1 、えんま市について

6月14日から16日までの開催については延期します。
開催日時につきましては、今後の新型コロナウイルス感染症の推移、他のイベントの状況、露店商の動向等を確認しながら、検討することとします。
なお、日程を変更する場合、「新潟県柏崎市露店管理条例」を改正する必要があることから、条例改正の手続きを行いますので、御了解をお願いいたします。

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2、ぎおん柏崎まつりについて

民謡流し、たる仁和賀、マーチングパレードにつきましては、開催を中止する方向で関係者と協議します。
海の大花火大会につきましては、延期とし、今後の新型コロナウイルス感染症の推移、花火打ち上げ業者や協賛企業の意向、天候の状況等を確認しながら、開催日時を検討することとします。

※なお、えんま市及び海の大花火大会については延期としていますが、状況によっては中止せざるを得ない場合もあることも御承知ください。

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柏崎市内では現時点で新型コロナウイルス感染症(COVID -19)と診断された人はいないものの、いつ発生してもおかしくない状況です。

外部との関わりが深く、実施しないことによる経済的損失が大きいイベントは、なかなか中止の決断がつきにくいと思いますが、今はまさに「背に腹は代えられぬ」と覚悟して、最悪の事態を回避したいものです。

2020年2月28日 (金)

新型コロナウィルスに対する柏崎市の対応について

【新型コロナウィルスに対する市の対応について】

2020.2.28(金)15時~会派代表者会議に傍聴出席した内容です。

昨日の安部総理による休校「要請」を受け、柏崎市での対応は以下のようになりました。

<休業期間>

中学校→3/2(月)~休業

小学4,5,6年生→3/2(月)~休業

小学1,2,3年生→3/6(金)まで登校できる。
(ただし自宅待機を希望すれば休むことは可)

特別支援学級→学年に問わず希望すれば登校可

*3/9(月)以下のことは3/6(金)頃~各学校から連絡
*給食は提供する
*登下校方法は各学校から指示(投稿時間はおおむね通常通り)

<卒業式>

中学校・・3/3(火)に卒業生・在校生・教職員のみで行う。
    (保護者は出席できない。来賓も出席なし)

小学校・・未定。近日中に学校から連絡。

<その他>

児童クラブは通常通りの予定
・平日:午後1:30~午後6:30
・土曜:午前7:30~午後6:30
・日曜・祝日:お休み

*今回の件で緊急的に児童クラブ登録・利用は3/6までは不可。
(今後の受入体制は状況により判断)

16時~防災無線でこの件を周知する。

<質疑>

1、県立の学校・高校や近隣自治体の対応は?

→県は国の要請通り休業。近隣の情報は不明。
 全国市長会の会長市・相馬市からもFAX 3/4~23を臨時休校(金沢市も)。

2、小学校の卒業式は?

 →未定。できればやりたいが状況見極めたい。

3、中学部活動は学校に一任か?

 →学校にあわせて休みとなる。

4、特別支援学級 中学校も同様に希望者登校可か?
 
 →休業する。

5、児童クラブの利用については?
 
 →6年生まで通常通り

6、アルコールは足りるのか?
 
 →不足が心配される。医療・介護施設を中心に対応。
  
7、相談窓口は増やすのか?

 →新型コロナウィルスの窓口は保健所が管轄。
  健康推進課、国保医療課が一般相談を受けつける。
  重篤な場合は保健所へ。

8、中学卒業式の保護者出席なしの理由は?
 
 →昨日の発表を受け、国からも最小限度を要請。
  先行する大阪市、堺市も同様。

9、確認だが児童クラブに関しては全学年利用できるのか?
 (1~3年は登校、4~6年は自宅なのに)

 →全学年を対象とする。

10、3/6~は登校しないのか?
 →まだ決めていない。登校できるとしている。
  保護者が安心して休業できる状況になれば休業もありえる。

11、中小企業のほか飲食業への補償は?
 
 →市独自で対応する。

12、学校給食のキャンセル分は?

 →市で対応する

13、生徒の給食費は返還するのか?

 →修学旅行も延期によりキャンセル料発生している。
  その部分も含めて給食費の返還が可能か検討。
  できる限り保護者負担を軽減したい。

14、修学旅行の傾向は?

 →全般的に奈良・京都方面が多数。
  タクシー移動もあることから12校すべてキャンセル。

15、3/2~休業により授業は進まないとのことだが、教員はどう過ごすのか。
   休業する場合は一般的な休業か、自宅待機なのか。

  →国からも休業要請が来ている。不要不急の外出は控えていただく。

16、社会体育については?

 →市として強制できないが良識的に判断していただきたい。

17、市の危機意識を形として見せるためにもマスク着用で統一してはどうか?

  →マスクはあくまでもくしゃみ、咳による飛沫感染を防ぐ目的。
  原則的に手洗いを励行。市職員全員となると民間への影響も大きい。
  危機意識は防災無線含め、別のかたちで周知したい。

18、2/29~3/1の芸術祭は?

 →実行委形式で市が関係するものはすべて中止の方向。
  来賓としての市長出席もなし。

19、市の警戒本部は状況によっては対策本部に格上げとなるのか?

→新潟県内に1人でも感染者が出た場合は災害対策本部に格上げする。
 感染症対策のマニュアルはない。
 現在の感染症マニュアルを新型コロナに対応できるようアップデートしている。

20、市民全般が高ストレスであることを考えると、ときどき全戸放送を入れるなどガス抜きが必要ではないか?
   自宅待機中でもストレスは高まると予想される。

→市民の皆さんから安心していただけるよう随時対応していきたい。
 高柳中も今年度末で統合となり、本日が最後の登校日となってしまう。
 
 議員の皆さんからも市民の皆さんや事業者に対し正確な情報を周知していただきたい。

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以上、取り急ぎのご報告でした。

2020年2月 6日 (木)

DV防止・被害者支援のための講習会

本日2/6、柏崎市主催の子どもへのDV防止支援者セミナー「DVが子どもに与える影響」に参加しました。

講師は荻野茂子様(NPO法人女のスペース・ながおか代表理事)

保育士さんをはじめ子育て支援に関わる方々を中心に36名参加していました。

<主催者挨拶 柏崎市総合企画部 人権啓発・男女共同参画室 木村克己室長>

*千葉県野田市女児の虐待報道は記憶に新しいと思う。
実の父親による身勝手な行為、それを許した母親がいた。
通常、父親の行動を止めに入るはずだが、それができない精神状態になることが、DVの怖さだと思う。
程度の差はあれど、一般家庭内の家族間優位性が虐待につながると考えられる。
(柏崎市でも・・)
DV被害にさらされた家庭の子ども達への理解、家庭環境に恵まれない方々を適切な相談機関につなげたり、DV被害を受けた子供の精神的不安を理解し、子どもの行動から気付く知識の習得、演習を通して理解をつとめていただきたい。

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<講演 荻野茂子様>
3年連続の講演となる。基本は変わらないが最新情報をもとに進めていきたい。

NPO法人「女のスペースながおか:は今年6月で設立21年目を迎える。
昨年の相談件数が1511件。特徴はカウンセリング提供。

内訳はDV16% 離婚19% 夫婦関係13% 離婚後3%

●カウンセリングと相談の違い

相談・・心の問題まで手が広げられない
カウンセリング・・心の問題の焦点を整理し、生きずらさや傾向を解きほぐしながら、生きやすくしていく。

DVが子どもに与える影響・・DV防止、被害者支援のくくりの中での位置づけられる。

トラウマ・インフォームド・ケア(TIC)・・昨年から世界的に注目。

トラウマ=心の傷、インフォームド=医療 病状 自然に、ケア=手当

何らかの小児期逆境体験がトラウマとなり、PTSD→放置するとトラウマ症状が回復しない。

この前提のもとケア、支援をしていくとの考え方に基づかないと「この子(親)はなぜこんな行動をするか?」見えずらい。

◆小児期逆境体験

・喪失(死別、分離、離婚など)
*離婚が悪いのではなく離婚にいたる良心の両葛藤に、子供が巻き込まれることが問題。

 説明もないままある日突然、大好きな友達や家族と別れなければならない。

 ちゃんと訳を話して説明すればわかるが、何も言わないことが傷を深める。

●親の不適応(精神疾患、物質乱用、犯罪、暴力など)

親としてふさわしくない・親の機能果たせない、犯罪に巻き込まれる

子どもを持ったら親になれるか?そうではない。

親としての家族機能が不十分だと、子どもによくない環境を提供することになりがち。

●障害・・発達障害、愛着障害 引き起こしやすい

発達障害は脳の気質の問題→対応できずにいじめに遭う、対応できない→トラウマ

●虐待

●不適切養育(マルトリートメントとも)

小児期に逆境体験負ったまま手当されず大人になった人たちが、親となったときにおこりやすい。

子どものときにもわかってもらえない(何度やってもうまくいかない、叱られ体験)→社会の理解不足 

とりまく環境、社会をちゃんとしないとうまくいかない。

その子だけではダメ、地域全体をカバー。

 

幼少期の逆境的体験→人生に長期にわたる影響を及ぼす。

・社会人になったとき対人関係トラブルを抱えやすい。

・学業にも影響 成績下がり勉強に集中できない。

・情緒不安定、問題行動 トラウマ起因少なくない

・情動マネジメント不全 

なぜそうなったかわからない。
どう自分をコントロールすれば、行動を押さえられるかわからない(万引きなどもアピール行動)。

トラウマについての理解とその影響、対処療法を知ることが大切。

命にかかわる体験→トラウマ(災害でなりやすいが、災害だけが原因ではない)

社会全体、地域、小単位(保育園、幼稚園、家庭)でトラウマ・インフォーム・コンセントを実践。
→トラウマ・インフォームケア

●DVとは?

配偶者や恋人など親密な関係のある者の間で行われる暴力のこと。

社会的強者から弱者への支配とコントロール。

*家族間のパワーバランスはどうなっているか?(序列ではない)

 子どもは未熟なので親の保護が必要だが、支配とコントロールしようとするのがDV。

*日本の法律ではパートナー関係しかDV対象にならないが、本当は家族間すべてが対象になるべき(祖父母、叔父叔母など)

*言葉としては「ファミリーバイオレンス」総称

 親→子ども:虐待

 成人した子供→親、病気や介護必要な人に暴力:高齢者虐待

 子ども→親:家庭内暴力

*暴力のさまざまな形態の中で「子どもを巻き添えにした暴力」=児童虐待

●児童虐待

・暴力を見聞きさせる(直接でなくても、別室に移っても異様な雰囲気は感じ取る) 面前DV

・相手の悪口を吹き込む「母親なのに」等

・離婚、別居時「お前に子供を渡さない」威嚇 

・子供との対立をあおる(価値を下げる、相手の悪口にご褒美、えこひいき)

・庇うこと、見方になることを許さない =自分が絶対君主 
 関われば暴力エスカレート 見ているしかない(体験的に学ばされる)

・子どもへの虐待

 *精神的、心理的に追い込むことが脳にダメージ 

 *性的虐待 データとして出て来ない(氷山の一角)柏では性的虐待も・・

◆DVが子どもに与える影響

子ども・パートナーに測り知れないダメージをもたらす。*暴力の垂直化

●就学前
・暴力の垂直化・・より弱い存在、力のあるものからないものに→動物虐待・残虐行為
 しがみつき(幼児還り)、器物破損(モノにあたる)、不安、PTSD体験に

・怒りや攻撃性 不機嫌な方法で表現することを「大人から学習」
*冷静なケンカではそうならない

・暴力の原因は自分にあると思い込む 自分が納得

・誤った性役割 97%男性→女性であることから「男性は暴力を振るう」「女性は振るわれる」

 

●児童期

・いじめられたり、いじめたりする。(目に着けやすい)
 攻撃性はっきり、反抗期ではない反抗的態度、子どもでもうつ症状、学業不振、ひきこもり

*ひきこもり→人や社会を信じられない
 罵り合った翌日に平静に戻っている→どちらが本当の姿?社会は怖い場所→自分の身を守るためにひきこもる。

・暴力 尊厳を踏みにじる =殴られて当然、仕方ない存在=女性蔑視、ステレオタイプな思い込み
 「お母さんはどんなに仕事が忙しくてもきちんと家事を行うべき存在」

・暴力への自分の反応に意識 「家で起こったことを話すのは恥ずかしいこと」「人に言えない」

・暴力を正当化する耳学問に影響  女性、障害者、弱い存在が虐げられることは当たり前→女性への性暴力行動

 その一方で男女共同参画メッセージも出ているのだが、「絵空事」だと思う。

 不登校やひきこもり カウンセリングした子供たち
「テレビのドラマなんてありえないと思っていた。でも友達の家では両親の仲が良くてびっくりした」

*性暴力、デートDV、性犯罪

男らしさ=女性に性的アタック、嫌がっていても無理やり従わせる、嫌がっても行動に及ぶのは正しいと「勝手に」思いこむ。

いじめ、いじめられるリスク増大 →対人関係に自信持てない・・おどおどとした雰囲気や攻撃性の結果

●青年期

デートDVの被害者(女)、加害者(男)になりやすい。

思春期特有・・自尊心低い→アルコール、薬物に依存。自殺年齢低い。

反社会的行動・・仲の良い友達できにくい → 同じような仲間と結びつきやすい  

*「暴力の世代間連鎖」

皆がなるわけではないが、トラウマに対しなんの手当もされないと、自分の子や配偶者に対しても暴力をふるうことがある。

ひとりでも理解しようとする人・わかってくれる人(誰でもよい)、心配してくれる人がいるかどうか。

「部活の先生が気にかけてくれたから、高校に行けるようになった」等

 

◆PTSD症状(ポスト・トラウマティック・ストレス・ディスオーダー=障害)

・外傷(トラウマ)の再体験  意図していないのにその時と同じような恐怖がよみがえる
(大きな声が聞こえるだけでも体が固まる)

・侵入的回想 思い出したくないのに再映像化される 引き金になる何かはある

・フラッシュバック 映像が浮かぶ

・複雑性PTSD 無気力、抑うつ的 (いつも気分がすぐれない、頭痛・腰痛・腹痛、朝起きられない)

この状態で成長→保育園、幼稚園、学校、社会へ・・・社会的にうまくいかない。

◆気付きを得るためには

・反応の意味を理解
 不適応行動・・いじめる、いつも明るいのに心ここにあらず、急に無口、学校に行きたがらない

→何とかして生き延びるための手段 サバイバル・コーピングスキル ストレスや危機をやり過ごす

◆子どもたちがとる役割

1、養育者:年下のきょうだいや母親に対して親のようにふるまう(女の子に多い・・食事、入浴、相談相手など)

2、母親側近:母親の気持ち、心配、対応策に精通→起きたことへの証人役割(母は健忘)

3、加害者側近:加害者からましな対応をされている子どもは、母親への暴力を正当化する発言を効かされる。
  →行動の報告や監視役割 それによる恩恵がある 

4、加害者助手:加害者に取り込まれる。母親への暴力に加担。

5、完璧な子ども:暴力を防ぐために優等生であろうとする(過度のストレス、付加)。

6、壁のシミ:暴力の引き金になりたくない→存在を消す→主張も反抗もしない。

7、ピエロ:その場を和ませようとする。わざと失敗、笑いをとる。

8、調停者:メッセンジャー「お父(母)さんはこう言っていたよ」

9、いけにえ:ステップファミリー間で起こりやすい。夫婦間対立の責任転嫁される存在「あの子のせい」

 ↓

家の中を平穏化するため、子どもなりに自分ができることをしている。

子ども達がこのように頑張らなければいけないのは、おかしい。普通にわがままを言うこともあって、大人になっていく。

大人は子どものモデルにならなければならない。

子どもたちに暴力の責任はない!→加害者に責任

怒りは暴力行動ではない! 

暴力→ 自分の行動は100%自分の責任 ・相手の行動は100%相手に責任。暴力をふるっていい理由はない。

 

◆支援をしていくためには (カウンセリング・マインドを知る→対人・子どもとの向き合い)

・信頼関係を築く

①子どもの話を「聴く」・・安心安全な環境を用意(まわりに人がいる、誰かに聞かれるかもしれない、うるさい環境は×)

 耳を傾けて心をこめて最後まで話を聴く(傾聴) →支援者側に余裕も必要

 アドバイスや答が必要なのではない(話してくれてありがとう それ(暴力)はあなたの責任ではない といった言葉)

 子どもは自分が大事にされている、という感覚を持つ。

②感情や行動の言語化を促す(クールダウンのあと)

「あなたはそう感じたんだね」「そう、そんな風に思っていたんだ」と応えていく
 ↓
 自分を分かろうとしてくれる人の存在が大きな力に!

③養育者の理解者・支援者になる 

 支援⇒非加害親への理解者になる

 

*子どもを支援するためには、親に自信を取り戻してもらうことが最重要ポイント。それが親自身の自覚や養育力をアップさせていく

*ひとつの家庭の中ではパワーバランスがピラミッド構造。母親が動くことで暴力悪化することも。

 結愛ちゃん母は自ら児童相談所に行き、夫からのDV被害を相談していたが、「お母さんなんだからお子さんを守らなければならない」と諭されていた。

 裁判で「私と子どもを同時に助けると言ってもらいたかった」

自尊心を傷付けられる⇒「私がダメだからこうなっている」⇒助けてほしいと言えない。
夫につくことで、まだましな状態(これ以上エスカレートしない)と思い込む。

結愛ちゃん・・4月に学校に上がれば見つけてもらえるかもしれない→学校に上がるまで耐えようとした。

*DVとして相談すれば子どもへの影響に目が届くが、虐待側からつながると、親は「子どもを守る存在」として支援につながりにくい。

*加害者(父)は外面がよかったが、自分に都合が悪くなると豹変 ⇒威圧 (校長、児相職員、教育委を)

 

◆「子ども」と「親」への3つの心理教育

①わかるように説明 「あなたは悪くない」

②あなただけではない。これは社会の問題「あなたが悪いのではない」孤立感や恥辱間を持たなくてよい。

③先のことに焦点を当てる。不登校、ひきこもりなど サバイバルスキル「あなたがおかしいのではない、心配しなくてよい」
 こうすればいい、ああすればいい、ではなく「一緒に考えていく」ことが大切。

◆暴力は社会の問題・・暴力を容認している社会の責任が大きい。

*支援と啓発は両輪であるべき

*児童虐待の陰にはDVが潜む。親もまたトラウマを負っている。

 →暴力の根絶と、親子ともに救済、回復することが重要。

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後半の演習では、親が逆境的体験によるトラウマから回復しないまま親となり、DV・虐待を繰り返す事例を検討しましたが、非常に根が深く、こうした家庭はかなりあるのだろうと思います。

以前、保育園の園長をしていた方から、「入園式挨拶で保護者に必ず言うのは『子どもの前でお互いの悪口や批判は絶対に口にしないでください』ということ」だとお聞きしたことを、ふと思い出しました。

報道される虐待事例では、父親(義父ケースも)が子どもを虐待しているのを母親が止めなかったことについて、「なぜ夫の行動を止めなかったのか?自分の子どもを守らないのか」と憤りを感じてきました。

ですが今回の講演により、母親(妻)もまた暴力により支配され、父親(夫)を止めようとすれば余計に事態を悪化させるから・・という理由があることを知り、愕然としました。

配偶者によるDVの相談は児童虐待が発覚しやすいものの、児童虐待相談から入ると配偶者へのDVにつながりにくい、という状況を改善するため、柏崎市は新年度から機構改革により、児童虐待とDVの支援を連携できるような組織体制にしていくそうです。

暴力の根絶、トラウマからの回復支援など、多くの課題が見えた貴重な研修会でした。

2019年12月 3日 (火)

コミュニティセンター統廃合について

柏崎市には現在31のコミュニティセンター(コミセン)があります。

地域の特性を生かした住民を主体とする魅力ある地域づくり活動を実践できる施設で、多目的の集会・学習活動やスポーツ・レクリェーション活動の利用が可能です(会議室、図書室、調理室、体育館等があります)。

センター長、主事等が管理にあたり(市が雇用)、運営はコミュニティ振興協議会が行います。

地域コミュニティ活性化のために増設されてきましたが、現在は「柏崎市公共施設等総合管理計画」のもと、見直しが進められています。

柏崎市公共施設等総合管理計画では、人口減少や施設等の老朽化にともない、40年間で公共施設の床面積を20%削減することが定められ、コミセンもその対象となっています。

昨年は鵜川コミセンが野田コミセンに統合される方針が決まり、今年は令和4年までに西山地区にある6つのコミセンを3つ以下に減らすことが「モデル事業」として定められています。

選定は人口比によるところが大きく、多いところでは人口1万人に対して1コミセンであるのに対し、人口約5300人の西山地区に6つのコミセンは多すぎる・・というのがその理由だそうです。

これに対し反発する意見が多数ある一方で、コミセンは西山地区に1つでよいとの声もあり、意見集約が非常に難しい状況にあるようです。

これまで関係者や住民の方々のお話を伺い、財務部、市民生活部、危機管理部それぞれの進め方に整合性があるのか、また住民の皆さんの不安に具体的に答えられる状況なのか、疑問に感じています。

住民の皆さんは

1、これまで築いてきた地域コミュニティが巨大化し、うまくいかなくなるのではないか?

2、自主防災組織の核となる地域の防災拠点がどうなるのか?

といったことに不安を覚え、それに対して市当局が明確な答えを出せないことに不満を感じているのではないかと思います。

今回の一般質問では2について市の見解を問う予定です。

2019年9月19日 (木)

西山中学校「SOSの出し方教育」

9月19日、母校・西山中学校で行われた「SOSの出し方教育」を、所属する文教厚生常任委員会で見学させていただきました。

若年層の自殺・自傷予防の一環として、「SOS の発信の仕方 と受け止め方・つなぎ方」を生徒の皆さんから学んでもらうものです。

柏崎市では、本事業を通して、関係機関の連携強化による、若年層への自殺予防対策を推進しています。

<これまでの自殺予防対策>

平成 18(2006)年 :自殺対策基本法の施行

平成 22(2010)年 :市に自殺対策を所管する部署を設置

平成 27(2015)年~ 市内 2 大学で「こころのゲートキーパー養成研修」を開催

平成 29(2017)年~ 市内 2 高校で「こころのゲートキーパー養成研修」を開催

平成 30(2018)年 :市内 2 中学校で「SOS の出し方教育」を試行的に実施

令和元(2019)年:市内5中学校で「SOSの出し方教育」を実施(西山、第二、第三、第五、南中学校)

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授業は50分間、全校生徒を対象に、以下のことを目的として行われます。

●悩んだとき、困ったとき、「助け」を求めることができる

●仲間や周りの変化に気付いた時の対応方法について理解できる

市・教育委員会職員による寸劇やグループワークを通じて、

●悩むことは特別(ダメ)なことではない
●悩んだら自分ひとりで抱えない
●友達の異変(SOSサイン)を見逃さない

という生徒自らの「気付き」を引き出しました。

さらには保健師の講話から

●悩んだ時や困った時
●悩みを打ち明けられた時
●SOSサインに気付いた時
    ↓
「信頼できる大人」(家族、先生、相談員など)に相談する

ということも伝えていました。


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そして最後に、大人になっても悩みや困り事は尽きないけれど、適切に対処しながら生きていることも伝え、

●逃げていいんだよ!~辛すぎるときは、逃げることも大事~

●頼っていいんだよ!~サポートしてくれる人に相談しよう~

●話すしていいんだよ!~ひとりで抱えこまず、誰かに話そう~

とまとめていました。

生徒たちだけでなく、大人である私たちの心にも響く、素晴らしい授業でした。


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自殺は10代の死因トップですが、柏崎市ではこうした取り組みの積み重ねもあってか、ここ数年間、10代の自殺者は出ていないそうです。

けれど全国的には約2万人(昨年度)の自殺者があり、「命の教育」を受けずにきた方々、また届かなかった方々へのフォローも必要だと感じます。

ひとりの大人として、また今の立場において、できること・やるべきことに想いを馳せながら、懐かしい校舎を後にしました。

2019年3月 1日 (金)

限界集落

限界集落(げんかい しゅうらく)とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭などを含む社会的共同生活や集落の維持が困難になりつつある集落を指すのだそうです。

市内をまわっていて、柏崎にはそういう地域が増えていると感じます。

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「たしかにこの辺は人が減って、昔の3分の1くらいになった。あたしらはみんな年寄りで、この先心配なことばかり。
でもね、今残っている年寄りは、みんなここで頑張ってきて年を取ったんだ。」

そんな集落に住むおばあちゃんの声を聞き、心にグサッと突き刺さるものがありました。

限界集落とは見方を変えれば「ふるさとを守り続けた人達」「去らなかった人達」の集落ではなかろうか・・と。

たとえ人口減少が進んでも、そこで暮らす人々を守るのが政治の役割。

何かあった時にすぐに救急車や消防車が入れるよう、道路や橋を整備をしておくこと。

さらに年をとってそこで暮らす方々が自力で生活するのが難しくなった時、必要な介護サービスを受けられるよう、介護人材を確保すること。

そういった視点を持って仕事ができるような存在になりたいと思います。

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