「清掃活動が育む日本人の美徳」
柏崎日報(7/2号)に投書を掲載していただきました。
「清掃活動が育む日本人の美徳」
サッカー・ワールドカップが盛り上がりを見せる中、日本人サポーターが試合観戦後に自らの手でスタンドのゴミ拾いをしている姿が、世界から 注目され賞賛を集めているそうです。 日本人サポーターに触発された対戦国のサポーターもゴミ拾いをしていたことや、フランスで日本を見習い住民によるまちの美化活動を推奨する 機運があることなどを、海外メディアは伝えています。 こうした日本人の「美しい行為」はサッカースタジアムだけに限りません。 ここ柏崎でも様々な場面で、市民による清掃美化活動が行われています。 全市一斉のクリーンデー、地元中学生徒会を中心とした地域住民によるえんま市翌朝の清掃、春の訪れとともに行われる各地の海岸清掃など、 長年に渡って清潔なまちづくりが続けられてきました。 幼い頃からそれらの活動に参加してきた子供たちは、モラルや愛郷心、奉仕の心を持った大人へと成長していると思います。 時を経て、今度は親の立場で参加している人たちもいることでしょう。 そしてその精神性こそ「日本人サポーターによるゴミ拾い」に通じるのではないでしょうか。 世界が讃える日本人の美徳が、静かに確実に育まれ受け継がれてきたことは、柏崎の誇り・ふるさとの宝だと感じます。 きれいな柏崎を次の世代に引き継げるよう、私自身もできるだけ活動に参加したいものです。 (了)
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