地域活動

2022年12月30日 (金)

令和4(2022)年の2つのチャレンジ

令和4(2022)年は2つの資格取得にチャレンジしました。

ひとつは赤十字幼児安全法指導員です。

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新潟県赤十字安全奉仕団・柏崎市分団では、毎年「救急法」と「幼児安全法」の講習会を開催してきましたが、幼児安全法の指導員が不足していることから、事務局でもある自分が推薦していただいたのでした。

合計8日間、7月~9月の土日開催で、なかなかハードな講習でしたが、教官の先生方もご一緒に受講された皆さんも良い方々で、とても勉強になりました。

幼児安全法では、子ども(乳幼児)の成長・発達についての知識や、ケガや病気への対応の他、市町村の子育て支援や児童虐待防止対策、社会的養育についても普及啓発しています。

柏崎市の第5次総合戦略・後期基本戦略の重点施策のひとつ「子どもを取り巻く環境の充実」とも合致する内容であり、施策の実現に向けて活動していきたいと思います。

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もうひとつは在宅訪問管理栄養士です。

こちらは在宅生活を送る療養者や要介護者が、安全・快適に過ごせるよう、栄養食事指導(支援)を行う認定資格です。

柏崎市には「柏刈栄養サポート」というシステムがあり、医師の指示を受けて訪問栄養指導を行うことができます。

今後、必要とされるシステムであると感じたことから、訪問栄養指導を行うための知識・技術を身に付けるために受講したのでした。

二次試験までは合格できたものの、実践レポートが残っています。引き続き頑張りたいと思います。

 

2022年8月30日 (火)

第一中学校区地域懇談会

本日8月30日、第一中学校区地域懇談会が中央コミセンで開催されました。
以下はその内容メモです。
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1 開会挨拶 中央地区町内会長会会長

2 市長の地域に関する施策の説明

・柏崎市は人口減少が加速し、原子力発電所7号機すべての運転が開始した1997年には約10万人だったが、現在は7万人台になった。令和3年は約1200人が亡くなり、出生数は377人。1年に約1000人の人口減少があり、自然減が約800人だとすると、社会減は約200人の計算になる。

・令和4年度には2つの大きなトピックスがある。一つは新型コロナウイルス感染症。柏崎市の人口1万人あたりの感染者数は県内でも下位4~5番目で低い割合で抑えている。

・もう一つはリケンについて。今年7/27にリケンと日本ピストンリングが経営統合する。私がこの話を知ったのは発表の1時間前。ピストンリング市場2位のリケンと3位の日本ピストンリングが生き残りをかけて統合し、令和5年4月から事業開始となる。柏崎市でもっとも雇用が多いのは原子力発電所だが、リケンもまた多くの雇用を抱えるリーディングカンパニーである。

・8/4にリケン東京本社を訪問し、柏崎市の北斗町・剣にある工場の維持をお願いした。当面の間は維持するものの、いずれは1社になるという。また水素領域にチャレンジすることも伺っている。EV化の流れ、経済の動きは早急であり、強い危機感を持っている。

・今日の地域懇談会は最終日だが、スタートは五中校区と高柳地域2か所で行った。すでに高柳中は五中に統合しているので、中学校区単位としては本来1か所。ある意味不公平かもしれないが、それぞれの地域で行い、厳しいお叱りの声をいただいた。

・高柳小の在校生は現在6人であり、2年後に鯖石小と統合する予定。高柳の方々からは地域から学校をなくすのかと言われたが、少人数すぎては子ども達の可能性を伸ばせない。

・一中校区も少子高齢化が進み、令和13年には一中校区153人、松浜校区94人となる。私が子どもの頃は1学年240人だったことを考えると、合わせても1/3程度しか子供がいない。

・一中校区の人口は約1万人で、年間約7億2千万円税金を使っているので、1人当たりの税金は年間7万2千円。一中校区住民のみが使う施設等に限定するともっと少ない。一方では過疎地域では一人当たり年間30万円以上使っている。どこの地域懇談会でもこの話をしている。 

 

3 地域からのテーマ(★は住民の意見)

(1)(株)リケンが計画している「水素エンジン」の支援策について

★柏崎市の製造業の多くは自動車部品をつくっているが、完成車をつくるメーカー誘致が必要ではないか?

市長
・トヨタでは水素エンジンを大型車両や船舶などに搭載することを視野に入れて開発を進めている。柏崎市には東芝リチウムイオン電池があり、業績を伸ばしているが、電池が重いことが電気自動車にとってネックとなっている。大型車両や船舶ではかなりの重量の電池を必要とするため、水素エンジンを視野に入れて開発。リケンでは水素製造も視野に入れている。

・完成車(完成形)メーカー誘致は柏崎市では難しい。理由は日本車の場合、輸出がベースであり、海外に出荷するには大きな港が必要。

・現在、INPEX(旧帝石)が市内平井で水素研究を進めており、2025年3月から200~300億円を投資して日本発の商業用水素発電をスタートする。この電気を柏崎あい・あーるエナジー(株)が買って市内製造業に供給すれば、リケンとINPEXをつなげることができる。

・フロンティアパークの東芝リチウムイオン電池工場は事業を拡大し、雇用も増える。電池は主としてヨーロッパで売れているが、電池をつくるための電気は火力発電では売れず、原発でも微妙。ヨーロッパでは再エネでつくった電池でないと売れない。現在は東北電力(株)の水力発電によってつくられた電気を使って電池をつくり、証明書をつけてヨーロッパで売っている。いずれ柏崎あい・あーるエナジー(株)が東芝の電池工場に売電したい。柏崎の製造業に再エネでつくった電気を売りたい。

・青森~北海道沖の洋上風力発電は800万kwを予定し、柏崎刈羽原子力発電所の発電量にも匹敵する。国は海底送電で東京に電気を送る計画であり、日本海側に優位性があるとしている。この電気を柏崎で陸揚げし、東電の送電線を使って再生可能エネルギーを東京に送りたい。変電所は1千億円規模の工事となるが、これを柏崎で行い、原発と再エネ由来の電気を安く売りたい。

★東芝リチウムイオン電池工場の好景気は喜ばしいが、地元雇用率は上がるのか。若い人が働く場所、雇用の場をつくることが大事ではないか。

市長
・東芝リチウムイオン電池工場の地元雇用は非常勤、契約社員が多い。少しずつ正社員が増えている。かつて東芝本社に行き地元雇用率を上げてほしいとお願いしたが、その時の返答は「能力ある人を揃えていただけますか?」誰でもいいわけではなく、一定の技術・基礎知識を持った人が必要とされる。

・一時期、東芝工場は後退した。理由は30代社員が「柏崎は教育レベルが低い。今後を考えると横浜の方がいい」と言って、横浜工場に流れたから。時間はかかるが柏崎の小中学生の学力レベルを上げる取組みを始めている。付加価値をつけて良いものを生み出せる人材を確保し、正社員の割合を高めたい。

 

(2)旧市役所の跡地利用に伴う情報発信について

★旧庁舎の跡地を再開発した場合、人が集まり活用するような情報発信が必要ではないか。

市長
・旧庁舎跡地利活用は市長就任以来の課題。中央コミセン移転にプラスアルファとして、夕陽のドーム2倍広さの壁がある運動広場をつくり、冬季もイベントやスポーツ施設として使えるようにする。その脇にギャラリースペースを設けて美術鑑賞等ができるようにしたい。

・この冬にソフィアセンターで花コレクションを行い好評だったことから、花をテーマにしたギャラリースペースをつくりたい。市役所庁舎には相澤陽一先生の花の絵を飾り、季節にあわせて交換している。

・旧庁舎跡地利活用について「まちば」ばかり・・と言われるが、今の中央コミセンは中越スポーツハウスを間借りした古家の造作(補修費用がかかる)であり、中央コミセン初の新築となる。まちなかのにぎわいを生み出し、にぎわい空間をつくりたい。

 

(3)原子力発電所等による災害時の避難所対応について

★7月にコロナ禍での避難所設営訓練を行ったが、段ボールパーテーションを設置してソーシャルディスタンスを確保すると収容人員が限られる。現在の避難所だけで足りるのか。

市長
・中央コミセン区域の住民は約9000人であり、比角コミセン1万人、田尻コミセン8000人だが、現状ではどのコミセンにも同じ数だけしかパーテーションを配置していない。人口に応じて配置するよう、令和5年度予算で人口が多い地域のコミセンには防災倉庫を設置し、資材を置くスペースにしたい。

・段ボールベッドはかさばるので、業者と提携して流通備蓄となっている。

 

(4)冬期間における通学路確保について

★通学路は市の除雪範囲ではなく、町内会が除雪している。除雪車購入補助はあるものの、高齢化が進み除雪が追い付かない。通学路除雪にもう少し支援していただけないか?

市長
・小さな道路は町内会ベースで除排雪していただくことになるが、経費の75%は市が補助している。当該町内会から補助申請は出されているが実際の除雪実績はない。

・小型除雪機購入の補助制度だけではなく、業者に依頼しても75%補助対象となる。いくつかの町内会では業者に依頼している。市に問い合わせていただけば業者を紹介できる。

★市の道路維持課が除雪はしてくれないのか。

市長
・そういうことになる。

 

5 自由懇談

★近所の市道はロードヒーティング(電動で路面温度を上げて雪を溶かす仕組み)だが、不調なので維持管理課に補修をお願いしているが、修理は完了したのか?また一時停止線が消えかけている道路があるので、線の引き直しをしてほしい。

市長
 承るが、市議でも対応するはず。ロードヒーティングは電気代がかかる。

 

★政府がGX実行会議で柏崎刈羽原発を含む再稼働や、これまでと異なり、原子力発電所の新設・増設の方針を打ち出した。エネルギーの必要性と安全性の問題は別であり、しっかりと市長から国や県に意見していただきたい。

市長
今回の方針が示されたことを受けて8/24にコメントを発表した。
以下はその内容となる。

1 再稼働の方針に、改めて柏崎刈羽7、6号機の名前が含まれるとするならば必然。

2 国の方向性、「安全性の確保を大前提とした上での原子力の最大限活用」が示された以上、新潟県におかれましては、「3つの検証」につい て、行政手続法の観点からも、明確な結論を早期に出し、原発、再稼働問題の議論を始めて頂きたい。

3 稼働標準期間を40年から60年に延長する方向性、検討も、日本のエネルギーセキュリティ、また、気候変動、地球温暖化を防ぐという原発の環境性能を考えても、海外の事例を勘案しても妥当。

4 原子力規制委員会による安全審査などに長期間を有している現状を鑑みるとき、40年の期間から、審査期間、柏崎刈羽のように中越沖地震などで止めざるを得なかった期間、つまり原子炉稼働により放射化されなかった期間を減ずるのが合理的ではないかと思うが、この点にもしっかりとした基準が求められる。

5 私自身は1~7号機全ての再稼働は経済的にも、安全面からも合理的ではないと考える立場なので、従来申し上げているように東京電力には1号機~5号機の廃炉計画を出してもらいたいという考えに変化はない。もちろん、5つ全てを廃炉してもらいたいということではない。

6 アメリカ合衆国においても、1立地点で3、4の原子炉を有しているのが最高であり、福島事故を経験し、かつアメリカ、ヨーロッパ、中国などと比べても大規模地震が起きる確率がけた違いに大きい日本においてはエネルギーセキュリティ、環境性能を考えてもなお、原発は制約的であるべき、というのが私の考えである。

7 リプレイス、新増設の議論が出てくることは、ウクライナ情勢、エネルギー価格の高騰、経済、国民生活への影響を考えるとき、一般論として考えれば、これも自然な流れであると考える。

8 柏崎刈羽原子力発電所の1立地点、柏崎市の市長として、この53年間原発賛成、反対と議論し続けてきた歴史に鑑みるとき、今、この時点でリプレイスだとか新増設などということは言える段階ではないと考える。
 例えば、50年間言われ続けてきた「トイレ無きマンション論争」 核燃料サイクルに明確な方向性、光が見えない。六ケ所村の使用済み核燃料再処理施設は26回目の竣工延期である。日本が未だ先進国だとするならばあり得ない事態である。むつ市、青森県の苦悩を見るとき、原発立地点として、さあ、原発、どんどん行こう、等とは到底言えない。

9 柏崎刈羽の使用済み燃料プールは全体で約81%が埋まっている。再稼働を目指している7号機のものは約97%、6号機のものは約92%埋まっている。

10 バックエンド問題も、敢えて言うが、寿都町、神恵内村の「男気」に頼るようでは国のエネルギー政策とは言えない。
本当に腰の据えた国民的議論を、早期に、そしてしっかりとしていただきたい。国の存亡をも占うエネルギー政策を「これを機会に」「やっつけ仕事」ではいけない。
 納得がいく議論がなされ、結果が出されたとするならば、国がこれまで以上に、原発の科学的、合理的安全の確保を行い、住民が安心、かつ豊かな生活を享受できるような施策展開、原発の集中リスクの軽減、洋上風力発電の海底直流送電など再生可能エネルギー供給計画への柏崎市の参画等を担保していただけるならば、柏崎市はこれまで以上に国のGX、エネルギー政策の一端を担う覚悟はある。

 

★中央地区の指定避難所は柏崎小学校、第一中学校、中央コミセンだが、コロナ禍では一人当たりのスペースを広くとらなければならない。今後、指定避難所を増やす考えはあるのか。

市長
・学校を避難所として使う場合は普通教室も利用するよう指示を出した。教室にはエアコンが入っている。

 

★柏崎市の定住人口を増やすため、兵庫県明石市のように、大胆な子育て施策を行ってはどうか。

市長
・どこの市町村も子育て日本一を目指している。明石市では確かに色々な子育て施策(医療費無料など)に取り組んでいるが、柏崎市でも高校生まで通院・入院は実質無料にしている。また、18歳までを対象にスターチケットプラスとして2万円分の市内で使える商品券を配布した。長岡市では現金給付だが、柏崎市でお金を使ってもらうために商品券にしている。

・例えば不妊治療にかかる費用を全額補助を出す(燕市が実施)ことや、出産一時金42万円と実質的にかかる費用50万円の差額を埋めるために10万円補助して自己負担なしにすることなど、9月の一般質問でも提案されているが、これをやるとすれば約4000万円かかり、その分どこかの予算を削らなければならないので悩ましい。

・子どもと産業にお金を使うことに対する覚悟は決めている。現時点でも例えば物価高騰していても給食費は上げていない。今後、子どもの成長過程でどの時期にお金を使うのが適切か検討して、新年度予算に盛り込みたい。

 

★地域通貨の電子版を行う考えはあるか。

市長
・すでにやる予定で指示を出しているが、マイナンバーカード取得が必要。マイナンバーカードは国のシステムであり、独自の機能を持たせるには開発費にお金がかかる。

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18時30分からスタートし、20時過ぎに終了となりました。その後、会場を片付けて帰路につきました。

地域懇談会については令和3年6月一般質問 にも新たなスタイル提案も含めて取り上げましたが、プロデュースは各地域が主体であり、柏崎市の場合は伝統的なスタイルが踏襲されていくのかもしれません。

2021年4月 3日 (土)

坂田花壇 看板お披露目会

生まれ故郷である西山町坂田では「地域で子どもを育てる」ことが自然に行われています。

4月3日、坂田花壇の看板お披露目会に参加させていただきました。

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この花壇はもともと二田地区コミュニティセンターのものでしたが、この春から坂田地区に移譲されました。

ちょうど坂田地区の子ども達にとって、西山中学校への通学路に位置することから、坂田町内会・坂田地区資源保全会の皆さんが出資し、新しい看板を設置しました。

この春から13名の坂田の子ども達が中学生になります。

看板には子ども達の夢と希望が描かれたイラストが盛り込まれ、裏側には13名の子ども達の名前が記されています。

コロナ禍でほとんどの学校行事がなくなった卒業学年の子ども達に対する、地域からの温かいプレゼントは、これから先も彼・彼女たちを励まし続けるのではないでしょうか。

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お披露目会のあとは、看板写真と名前入りの色紙と、子ども達に地元の菓子店「ラ・プランタン」さんのシュークリームが用意されていました。

また会場準備・片付けは坂田町内会の皆さんが連携してスムーズに行われました。

当たり前のように助け合い、人の為に尽くせるふるさと坂田は私の誇りです。

西山インター付近を通ったら、花壇と看板をぜひご覧ください。

2021年3月13日 (土)

新潟県赤十字安全奉仕団 代議員会

3月13日は新潟県赤十字安全奉仕団の代議員会に出席しました。

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現在、事務局を務める赤十字安全奉仕団柏崎市分団の上部組織であり(その上は日本赤十字社=本社)、原則として県支部の方針に従って活動します。

新しい生活様式を取り入れ、今回は対面・オンラインを組み合わせた会議形式でした。

令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ほぼすべての予定した活動を実施できませんでした。

救急法基礎講習や救急員養成講習会ができず、一般の方々への普及啓発や資格取得・更新のチャンスがない1年だったということにもなります。

それでも令和3年度は、感染防止対策を十分行った上で、可能な限り開催する方向となりました。

救急法
・基礎講習会→可能であれば年1回以上開催
・短期講習会(基礎講習のフォローアップなど)→年1回以上開催
・旧吸引養成講習会(基礎講習会と養成講習会の連続開催)→日本赤十字社本社の再開通知を待って開催(現時点で通知なし)

健康生活支援講習→分団研修会として実施

また日本赤十字社新潟県支部事業運営の令和3年度基本方針は

「災害から命を守る日本赤十字社の確立」

柱1:災害に備える
 プロジェクト1 災害発生時の迅速な対応と、それに備えた体制の確立
 プロジェクト2 市民を対象とした防災啓発・教育の拡充と救命・応急手当の普及

柱2:赤十字を広く知ってもらい、パートナーとの協議を推進する
 プロジェクト3 赤十字活動を広く県民に知ってもらうための効果的な広報
 プロジェクト4 時代の変化に対応した募集方法による活動資金の確保
 プロジェクト5 赤十字奉仕団、ボランティアとの協働の推進

柱3:中・長期の視点にたった施策を展開し、未来に向けた基盤をつくる
 プロジェクト6 中長期ビジョンの実現に向けた組織運営
 プロジェクト7 新・赤十字会館建設の推進
 プロジェクト8 活動の未来を支える人材育成

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令和2年度は手探りながらも柏崎市分団として団員研修を実施してきましたが、そのことが令和3年度にも役立つと実感した会議でした。

今後も前向きに取り組んでいきたいと思います。

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2020年9月 2日 (水)

市民後見人

本日は午前中は9月定例会議の準備、昼食は竹田屋さんの鴨汁蕎麦をいただきました。

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午後からは市民後見人業務でした。

正確には、市民後見人養成講座を修了後、柏崎市社会福祉協会による法人後見の実業務を担当する「法人後見支援員」、という立場になります。

私は養成講座2期生で、被後見人さんを担当させていただいて4年になります。

今回は被後見人さんの財務状況についての検討と定期訪問でした。

今年から新ペア(ふたり一組で活動します}となった方が非常に聡明な素晴らしい方で、いつも学ばせていただいています。

今回も事前に資料を作っていただき、スムーズに検討することができました。

さて、市民後見人の仕事は、月に一回の定期訪問と、年に一回の家庭裁判所への報告書作成です。

定期訪問のときに毎月のお小遣いをお届けして、近況や体調などを確認します。

その他、年に2回、支援計画のモニタリング会議にも出席します。

様々な立場の人達が、「その人らしい暮らし」が守られるよう、サポートしています。

市民後見人として、被後見人さんのささやかな幸せが守られ、笑顔で過ごしていただけるよう、これからも支えていきたいと思います。

2020年8月29日 (土)

防災士フォローアップ研修

本日、防災士フォロワーアップ研修でした。

今年から仲間入りさせていただいた「女性防災士の会すてっぷ」のメンバーとして、お手伝いも兼ねての参加でした。

前半はコロナ禍における避難所対応についての座学研修でした。

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感染拡大防止のための分散避難や、避難所の開設数を増やすことが提唱されています。

自主防災組織の一員、あるいは防災士として、避難所運営を担うにあたり、避難している人達の自主性と協力を引き出すことがポイントとなります。

また避難所に真っ先に来るのは、元気な健常者であり、先に居心地のよい場所を確保し、高齢者や障がい者、乳幼児や妊婦など、避難に時間がかかる人達が避難所に着いたとき、不便な場所しか残っていないことがあります。

避難所運営にあたり、たとえば乳幼児がいる家族は出入口付近、高齢者はトイレの近くで過ごせるよう配慮すること等も必要だと学びました。

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後半はグループワークによる演習クロスロードでした。

クロスロードとは災害時に遭遇するジレンマ、究極の選択とその理由を説明しあい、最善策を皆で考えるゲームです。

ルールは、他の人の選択や考えを絶対に否定しないこと。多様な意見・価値観を受け入れるトレーニングにもなります。

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【質問1】

自分は92歳の母と二人暮らしの一般市民である。大雨で近所を流れる川が増水し、危険水域に達している。避難には近所の人達の手を借りる必要があるが、どうする?

●「避難しない」と答えた人の意見

・近所の応援を頼むには、日頃からよほど関係性が密でなければできない。また災害時は自分のことだけで手いっぱい。自宅の2階に避難した方がよい。

・少し前は「すぐに避難」だったが、現在は感染防止の観点から垂直避難や分散避難も推奨されていることから、自宅2階で待機する。

・実際に86歳の両親と同居し、日頃から避難の練習をしているが、なかなかスムーズにいかない。二人とも体重が軽いので、自分が背負って2階に上がることはできることから、自宅2階に避難する。

【質問2】

自分は地域の防災士。震度6強の地震があり、津波警報が発令された。自宅も近所も被害はなく浸水想定区域から少し外れている。近所の人たちが外に出てきて「避難した方がいいか?」と聞かれたが、どうするか?

●「避難した方がよい」と答えた人

・大事をとって避難する。もし何もなければそれでよい。

●「避難しない」と答えた人の意見

・震源がどこかにもよるが、津波リスクがないのであれば避難しなくてもよいのではないか。

*災害時は「とりあえず避難」を選ぶ。

【質問3】

自分は避難所の運営責任者。災害時に関東圏からGoToキャンペーンで旅行中の観光客30名を乗せたバスが避難所に来た。避難所にはまだ余裕があるが、受け入れるか?

●「受け入れる」と答えた人の理由

・もし自分が旅行者の立場だったら? 人道的見地からも受け入れるべき。

・コロナ感染対策をしっかり行い、避難所の別室に隔離、地元住民との接触を避ける。

・帰る場所がある人達なので、あくまでも一時的な避難として受け入れる。

・断られたら、受け入れ先を求めて動きまわり、渋滞や事故を招くかもしれない。

●「受け入れない」と答えた人の理由

・災害発生直後には余裕があっても、避難に時間がかかる要配慮者がまだ到着していない可能性もある。

・GoToキャンペーンは感染対策が前提なので、移動に使うバスのソーシャルディスタンスは保たれているはず。

・まずはバス内で待機してもらい、食糧や水、トイレ利用などの面で支援する。

*完全に拒絶するのでなく、隔離した上で支援は行う。

このように正解はひとつではなく、様々な角度から現実的な最善策を模索する演習で、とても勉強になりました。

防災・減災の知識と意識を広げていけるよう、これからもスキルアップしていきたいと思います。

2020年8月 8日 (土)

赤十字安全奉仕団研修 負のスパイラルを断ち切るために

8月8日(土)は

7:30~中央地区コミュニティセンタ―の草取り

小雨が途中で本降りとなり、軍手は再起不能に・・

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10:00~地域共生こども食堂「みんなのにじいろカフェ」活動

毎月第2土曜日11:30~13:00までキッチンぽてとにて、「カレーライス+小皿」を子ども100円、大人200円で提供しています。

なんとなく役割分担があり、私はごはん担当です。

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13:15~赤十字安全奉仕団柏崎市分団 団員研修でした。

入団して7年、現在は事務局の立場で活動しています。

団員が一同に会する活動は7ヶ月ぶりとなりました。

心肺蘇生法や包帯法など体に触れる活動は自粛中のため、ソーシャル・ディスタンスや検温、消毒を徹底し、「新型コロナ感染症とどう向き合うか」を学び、考える機会になりました。

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前半は若き指導員エースⅯさんによる、社会状況や日赤活動の紹介

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中盤は柏崎市分団F委員長による日赤「負のスパイラルを断ち切るために」の内容紹介

新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう~負のスパイラルを断ち切るために~

後半はグループワークでコロナ感染拡大から今日までを振り返り、これから心がけたいことを話し合いました。

●気を緩めず「新しい生活様式」を続けること
●感染者やその周囲の人達への思いやり、寛容さを持つこと
●様々な情報に対し冷静になること

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団員それぞれが協力し合い、主体的に考え行動し、とてもよい雰囲気で有意義な研修でした。

コロナ禍の中でも柔軟な発想のもと、皆さんと力と心をあわせて、活動していきたいと思います。

 

2020年8月 2日 (日)

消防団員報酬の支払い方法変更について

今朝は消防団の無線訓練でした。

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今回は半期ごとに支払われる団員報酬について、手渡し→口座振込にする旨の説明がありました。
そのため各団員の通帳コピー提出が必要となります。
(報酬とは別に支払われる出動費用は、これまで通り手渡しのようです。)
今年6月の「市長の手紙」での指摘を受けてのことだそうです。

消防団の報酬(市長への手紙、令和2(2020)年6月公開)

団員の方々からは、

「投書内容は分団(班)の問題ではないのか。システム全体を変える前に分団(班)に確認しているのか?」

「通帳コピー提出の煩わしさは、団員のモチベーションにも影響するのではないか」

「口座振込処理の業務により事務担当者の負担が増えるのではないか」

「これまで顔が見える関係の中で団活動への参加を促しあってきた。機械的に報酬だけ支払われることで、活動実態のない団員(幽霊団員)の存在を許容することにならないか」

といった声をお聞きしました。

消防団員の身分は非常勤特別職の地方公務員であり、ボランティアと異なり報酬や費用弁償が発生します。

総務省消防庁「よくある質問」

柏崎市 消防団員募集中 ―あなたのチカラを消防団に

かつては分団や班でその一部をプールし、懇親会費等に充てることもあったそうですが、今は個人に支払われるようになっているはずです。

ただ支払い方法は班長や隊長が手渡しするので、班員数などによって本人の手元に届くまで時間がかかることもあるかもしれません。

(手紙を投稿した方の班・分団がどのような体制をとっていたのかは不明です)

時代の変化によって、従来のやり方を変えなければならない過渡期に来ているようです。

日頃活動に参加し、地域防災を支えている方々から、納得していただけるよう進めていただきたいと思います。

2020年7月17日 (金)

コロナ禍の中での地域活動

7月17日は中央地区コミュニティ振興協議会の役員会でした。

●中央地区防災訓練10/16(金)13時~14時30分(役員のみ)実施。内容は避難所レイアウトとゾーニング訓練、段ボールベッド設置訓練。

●中央地区敬老会9/5(土)産業文化会館大ホール (3密防止のため)

●サマーフェスタ8/22(土)新型コロナ対策に配慮したかたちで実施予定

●生涯学習講座「男塾」3回コースを予定。男性によるコミセン活動参加機会をつくる。定員18名。

●生涯学習講座 切り絵口座(9/15、29、10/13)、八丁紙口座(12/8)を行う。

●地域懇談会(市長と地域の意見交換会)は中止。書面にて地域全体の課題・提案を提出。(7/30締切)

などが主な議題でした。

終了後は同会場となる中央地区コミュニティセンター大会議室にて、「魚河岸」さんの仕出しをいただきながらの懇談会でした。

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東京など大都市では新型コロナウイルス感染者が増加しています(検査数も増えていますが・・)。

8月下旬にサマーフェスタ(夏祭り)を感染防止対策を行った上で実施する方向ではあるものの、役員の中では賛否があります。

「できること」をどのようにかたちにするか、コロナ禍の中で状況に応じた取捨選択が必要だと思います・・。

 

2020年7月 7日 (火)

かしわっ子クラブ運営委員会

7月7日の午前中は予算決算審査等調査研究委員会で、秋に行われる決算審査についての改善策が話し合われました。

昨年はじめて決算審査を経験しましたが、9月定例会議もある中で、かなりタイトなスケジュールだった印象があります。

決算審査はすでに終了した事業を検証し、予算達成状況、

「かしわっ子クラブ」運営委員会でした。

かしわっ子クラブは中央地区コミュニティ協議会(現在、顧問です)の子ども育成部が中心となって行ってきた地域の子育て支援活動です。

地域の子ども達の「放課後遊び」の見守りや、自主的に楽しく勉強する機会である「土曜塾」、四季折々のイベントなどを行ってきましたが、新型コロナウイルスの影響で、今年度の活動をほとんど休止することに・・。

関係者の皆さんのお話を伺い、10年以上の間、地域の子ども達を見守ってきた歴史を知ることができました。

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コロナ禍にあってもできることを模索し、かたちにしていきたいものです。

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夜は雨が降り、七夕の星空を拝むことはできませんでした。

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ズッキーニをいただいたので、冷蔵庫に眠っていた人参とともに、スティックサラダにしました(七夕風?)

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