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2023年12月 8日 (金)

令和5年12月一般質問1「中心市街地の再生と脱炭素のまちづくり(1)フォンジェ再生に向けた新たな一手」

12月8日、通算19回目となる一般質問を行いました。以下はその内容です。

柏崎市議会 映像配信(12月8日)

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近藤

おはようございます。会派「柏崎の風」の近藤由香里です。
通告に従い、早速、質問1「中心市街地の再生と脱炭素のまちづくり」に入ります。

先日、20代半ばの友人からメッセージが届きました。彼は中央地区出身で、高校卒業後は地元製造業勤務を経て、市外で働いていましたが、ふるさと柏崎で環境産業に携わり、脱炭素のまちづくりをしたいと、昨年Uターンしました。この春からは新潟工科大学で勉強しながら、ボランティア活動やアルバイトも頑張っています。
そんな彼が送ってくれたのは、大学の仲間達と考えたという中心市街地活性化のアイディアで、素朴ながらも柏崎を良くしたいとの想いが伝わってきました。

本市の中心市街地を取り巻く状況は厳しいものですが、その現実を受け止めた上で、柏崎を元気にしていこうとする若者達は確実に存在します。彼ら次の世代のためにも、課題解決に向けた建設的な議論をしていけたらと思います。

まずは(1)フォンジェ再生に向けた新たな一手 について伺います。

今年10月末にフォンジェ地下に入っていたスーパー(ピアレMart)が撤退し、後継テナントは決まっていません。
経営再建半ばの株式会社 柏崎ショッピングモール(KSM)にとって大打撃であり、イトーヨーカドー丸大に継いで、まちなかのスーパーが閉店したことで、市民の皆さんからは、柏崎市の将来を不安視する声が聴かれます。

柏崎市はKSMに対し、駐車場棟借り上げやコツコツ貯筋体操センターの設置、キッズマジックの利用促進など、一定の節度を持って協力・支援を続けてきたと認識していますが、KSM最大の収入源を失った今、フォンジェは存続の危機に直面しています。

フォンジェは柏崎の中心市街地まちづくりのシンボルであり、廃墟にするわけにはいかないと思うものの、市長もよくおっしゃるように民間施設であり、存続させるには従来とは異なるアプローチが必要だと感じます。

また、当座の買い物支援として、市が移動販売車を手配していますが、あくまでも臨時的措置であり、売上がなければ継続は困難です。
ピアレMart撤退の理由は示されていませんが、冷凍冷蔵機器を有するスーパーにとって、昨今の電気料金高騰は相当の痛手であり、後継が決まらない一因になっていると推察します。

そこで、フォンジェ再生に向けた新たな一手として、太陽光発電の導入を提案します。
もし国の補助メニューが使えるのであれば、フォンジェを防災拠点として指定し、災害時には非常用電源確保、日常的には電気料金低減を図り、後継テナント確保に向けた条件交渉の材料にするという案です。

あるいは、柏崎あい・あーるエナジーが整備する安政町資材置場での太陽光発電設備・蓄電池を活用し、フォンジェに対して安価な電力供給してはどうかとも考えますが、これには工事の進捗が影響します。

尚、これらの提案は、今まで柏崎市が施策や事業に絡めてフォンジェを支援してきたことに鑑み、脱炭素のまちづくりを中心市街地で展開することで、フォンジェ再生を図れないかという私なりの「たたき台」です。他に良い案があれば、それに越したことはありません。

以上を踏まえて質問します。
フォンジェ存続に対する本市の考えと今後の取組、また、フォンジェ再生に向けた脱炭素電力の活用に対する見解、そして、柏崎あい・あーるエナジー株式会社が進める安政町資材置場での太陽光発電設備・蓄電池設置工事の進捗について、お聞かせください。

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市長

フォンジェをどうするのかということには非常に頭を悩ませております。あの手はないか、この手はないかと頭を悩ませ、体を動かし色々なところにお伺いして力を要請し、お知恵を拝借しながら色々なアプローチをしておりますが、確固たる明確なものがないのが正直なところでございます。

ただ、少しずつではありますけれども、行政として何ができるのか、何をするべきなのか、会社側に何を行っていただくべきなのか、すなわち経営者であるKSMに行っていただくこと、行政が行うこと、また行ってはいけないことを含めて、少しずつではありますが、整理整頓しながら進めているところでございます。そういった中で、近藤議員から、また学生さんからアイディアをいただいたことは、本当にありがたく思います。

さて、KSMが運営しておりますフォンジェは、中央地区・西部地区の日用品や食料品の買い物など、市民の皆様の暮らしを支える非常に重要な施設だと認識しています。現在、スーパーマーケットの後継テナントにつきましては、KSMが主体となって模索している状況だと認識しています。

今程、買い物、スーパーのことを申し上げましたけれども、また、近藤議員からもご紹介いただきましたように、市職員の駐車場棟180台分も関係します。それから、コツコツ貯筋体操センターは私が市長になってから始めさせていただきましたが、非常に高い人気を誇り、ご利用が多い施設でございます。

続いてパワーリハビリの方も非常に人気が高い施設になります。それから、キッズマジックは私どものスターチケット(子育て応援券)も使えるということで、少し利用は低迷しておりますが、これから冬に向かい天候が悪くなる中で、子どもを遊ばせる場所として一定の役割を果たしていると認識しています。

このように、フォンジェという空間は、買い物の空間であり、高齢者の健康を保持する空間であり、そして、子ども達の遊び場を確保する空間であり・・という意味で、非常に大事なまちなかの賑わい空間の一つであると認識するところです。

さて、近藤議員からご提案いただきました太陽光発電を有する避難所としての活用は、今現在、フォンジェを避難所として活用する考えはございません。また、ご心配いただいている柏崎あい・あーるエナジー株式会社が進める太陽光発電設備と大型蓄電池設置工事は、概ね順調に進んでいると聞き及んでいますが、まずは株主であるところの民間企業の方々にと考えています。

今、脱炭素電力が欲しいという民間企業の方々は非常に多く、例えば数日前に西武鉄道が電車を動かす電力を全て再生可能エネルギーにすると発表しています。そういった中で、まずは株主の方々、そして次の段階で柏崎の製造業を中心とした企業の方々に送ることができるように、規模の拡大、安定化を図っていきたいと考えておりますので、フォンジェの優先順位は低いものとご理解いただきたいと思います。

それから、ご質問の中にありました移動販売車の方も、一時的な利用で終わらないか心配していましたが、出店業者の一つからは、固定的なお客さんがつき、営業的に助かっているとの声があることもご紹介させていただきます。

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近藤

フォンジェ支援の考え方を伺いました。私からの提案は現実として難しい面も多いかと思います。それでは、行政としての支援の方向性を、少しでも具体的にお示しいただけることがあれば、お聞かせいただきたいと思います。

市長

行政ができることは、お金、税金を使わせていただくことですが、どういった形でそれができるのかということにも関わります。また、いつのタイミングでお金を使わせていただくか、ということにも関わります。 KSMにおかれましては、非常に厳しい資金繰りだということが、9月あたりに出ておりました。しかし、私の方は一貫して、今年度、令和5(2023)年度は、何としてでもご自分達の努力で会社を守ってもらいたい、資金繰りをしてもらいたいと申し上げてきました。

裏を返せば、まだまとまっていないものの、議会の各会派から出された令和6(2024)年度予算の中で、どういった形でこのKSMを支援することができるか、若しくはできないのか、厳しいことを言えば、令和6年度予算は来年4月からのものであります。来年4月までにKSMが立ちいかなくなってしまったならば、上げた予算が意味のないものになってしまいます。

こういうことも含めて、令和6年度予算の中で、どういう領域でKSMを支援することができるか、できないかということを詰めている最中でございます。

近藤

今程のご答弁から、令和6年度予算の段階ではっきりと示されると伺いましたので、しっかりと予算審査させていただきたいと思います。

 

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