マイナンバーカードが届くまで
「マイナンバーカードを申請したのに2か月近く経っても届かない」というご相談をいただき、担当課から申請→交付までの流れを伺いました。
①交付申請する
②市は国が委託するJ-LIS 地方公共団体情報システム機構 に申請情報を送付
③J-LISでカードを作成して市に送る(マイナンバーカード総合サイト )*この間3週間~1か月
④市がカードを使えるように設定する
⑤カードを使えるようになった人に市から通知を発送(週1回・700~1000人分:設定できた分)
⑥通知が届いたら、記載された本人確認書類を持って市役所に受け取りに行く
⑦本人が受理したことを確認→「交付」としてカウントする
ただし、申請時に本人確認の要件を満たせた人は、カードを使えるようになったら、確実に本人が受け取る方法(書留など)で郵送しているそうです。(逆に申請時に本人確認の要件を満たせない場合は、交付時に確認するとのこと)
マイナポイント第2弾の効果もあってか、11月~12月は申請者が多く、④の設定が追い付かない状態だったそうですが、12月には会計年度任用職員を2名増員し、10名体制で対応(11月の随時会議で補正予算可決。財源は国費)しているそうです。
また設定用のタブレットも増台(納品待ち)して、スピードアップを図るとのことでした。
ちなみに令和4(2022)年12月末の申請率は約65%、交付率は56.8%ですが、分母は新年1月1日付なので、その後の人口増減が反映されていないそうです。
現在のマイナンバーカード交付率は全国平均57.1%。
また令和5年1月11日付の新潟日報によれば、令和4年12月末の柏崎市の交付率は新潟県内30市町村のうち8位、お隣の刈羽村は2位68.2%でした。
交付率を上げるには、マイナンバーカードの必要性やメリット、安全性を更に周知すること、また申請~交付を迅速に行うこと、そしてマイナンバーカードを持つことによって、どのように生活が向上するのか示すことが必要だと感じたところです。
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