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2022年12月22日 (木)

全員協議会 豪雪災害に伴う説明・報告

12月22日(木)は2日間延期された12月定例会議の最終日であり、終了後に全員協議会が開催されました。以下はその内容メモです。

市長より

尊い命を失われた方々にお悔みを申し上げる。
災害事案は大きく分けて2つある。

1,道路・交通障害 

・12/18(日)16:15 北陸自動車道が通行止め
・国道8号線に大量の車が押し寄せ、降雪もあり、スタック・事故・渋滞
・12/19 通行困難車 多数発生
・12/21 米山台1丁目→長岡方向に連なる車両の停滞 解消まで30時間
・高速道路の閉鎖、基幹路線が大渋滞 県道・市道も交通渋滞、機能低下

市内道路状況について(柏崎市都市整備部)pdf

  
2、大規模停電

・12/19 3:30以降発生
・最大6100戸 いまだ北条地区1000戸が停電継続中
・東北電力ネットワークが応援部隊と共に懸命に作業するが完全に解決していない
・全体像の把握がそれぞれできていない
・倒木が多く復旧が遅れている
・倒木等により停電復旧ができず、住民の安全確保のため自衛隊を要請した

危機管理監より

◆災害救助法の指定
・大渋滞により車中に閉じ込められた方々の救出・安全確保が目的。
・12/21に渋滞解消したことから、同日24時に適用終了

◆市が行った支援

12/19(月)16:45~23:50 
・飲料水、ビスケット、携帯トイレを配布
・国道8号線 穂波町セブン~鯨波3丁目まで 
・車両440台 504配布

12/20(火)10:50~17:00
・飲料水、ビスケット、携帯トイレを配布
・国道8号線田塚交差点~116号線西山・荒谷まで
・550台に配布

安全確保と車中の体調不良者への対応のため、同日とも消防車両が先導。
1件救急搬送あり。

◆国の支援(国交省北陸整備局)

・12/19~20
・国道8号線824台、116号線300台に物資支給
・乾パン、飲料水、ガソリン配布を実施

◆停電状況
・12/22(木)15:25‐1200戸が停電
・うち600地区が北条地区
・北条地区以外、人家での停電はほぼ復旧

東北電力ネットワーク 停電情報(随時更新)

◆人的被害(現時点で市が把握)
・亡くなられた方 3名
 12/19‐1名、12/20-2名
・重症・中等症 3名
 12/19‐1名、12/20‐2名

◆建築被害(住家)
・与三、西本町、宮之窪‐各1棟
・全壊‐2,一部損壊‐1

<質疑応答>

★停電復旧の技術者は間に合っているのか。また倒木管理は山林所有者が行うべきではないのか。

市長
東北電力ネットワークは不眠不休で復旧作業にあたり、他県からも応援部隊が来ているが、現場にたどり着けない。
送電網は一括管理しているので、停電故障箇所はわかっており、技術力もあるが、それでも対応しきれない現状がある。
電気の重要性と通電守ることの大変さをあらためて実感する事態である。
倒木は鯨波‐宮川線の新道‐川内間だけでも百数十本になる。山林所有者が管理できれば理想的だが、この状況では難しい。

★北条地区の大規模停電により、多くの住民が入浴できない。個々の衛生管理の面から緊急対応できないものか。
★北条コミセンも停電している。学校等、通電している他施設を避難所として利用できないか。

市長
衛生面がままならずご不便をおかけしていることは遺憾である。
避難所となっている北条コミセンには蓄電池やバッテリーを集め、柏崎信用金庫からも電源車を3台借りて暖房や照明を確保している。
学校等を避難所とすることは諸条件により難しい。

★市道除雪が間に合っていない。町内助け合いによる除排雪補助制度を拡充することはできないか。

市長

建設業組合等、除雪事業者の皆さんが夜を徹して尽力しているが、幹線道路の除雪に難航し、なかなか市道までまわれない。

町内会には除排雪制度の周知をしている。現状での拡充は難しい。関係機関と連携していきたい。

 

★個々の停電箇所を東北電力ネットワークは把握できているのか。

危機管理監
復旧作業中にも次々に停電が発生し、その都度復旧している。
故障箇所は特定できても周辺状況まで把握はできていない。

★住民は停電が把握されているのか不安を感じている。防災行政無線で停電時の連絡先をアナウンスしてはどうか。

市長
停電箇所を把握できれば市の対策本部に教えてほしいが、12/19以降、問い合わせや苦情の電話対応で防災原子力課の職員を増員しなければならない状況。
市役所内でも混乱している状況なので、防災行政無線でのアナウンスは適切ではない。

★市道除雪がままならない。何とかならないのか。

都市整備部長

市道除雪は12/19には1回入ったが、その後は幹線道路の除雪対応に追われている。

12/21以降は1種路線(通勤通学道路および国県道に通じる道路)、2種路線(比較的交通量が多く、第1種に次いで重要な道路)の区間拡幅にあたっている。
12/22からの学校再開にともない、歩道除雪も急いでいる。

3種路線は機械除雪が入れない場所もある。

12/21の防災行政無線で町内除排雪制度の利用を呼び掛けた。まずは排雪をお願いしたい。

市内300町内会長に連絡し、制度の周知をはかった。

 

★市道12/19にいちど除雪が入ったきりでそのままになっている。早目に対応できないのか。

都市整備部長
建設事業組合はじめ、除雪事業者には不眠不休で頑張っていただいている。
除雪に入れない地点は町内会にお願いしたい。

★11/27に開通した8号バイパスはどんな状況か。バイパスができたことによる車の動きは検証されているのか。

都市整備部長
8号バイパスは旧道と同様の降雪状況であり、車が止まってしまうケースも多々ある。
状況は国交省のカメラ画像で見るしかない。
渋滞回避を期待していたが、坂道で大型車スタックにより渋滞を引き起こしている。
今後は国交省が検証し、除雪・誘導を検討すると考えるが、その結果を踏まえて市道との関連性を検討したい。

★国が全体像の把握をできていないことが課題ではないか。

市長

市は独自にドローンで現地確認するなど対応している。国道ライブカメラに映像が映らず渋滞状況が確認できない場面藻る。国にも現状把握のため、様々な手段を講じていただくようお願いした。

 

★北条地区の停電は3日目であり、災害時の72時間の壁を考えても限界に来ている。住民をケアしていただきたい。

市長
避難所として北条コミセンを開けているが、移動できない住民もいる。
民生委員等の協力も得ながら住民のケアに努めたい。

★12/19の早朝以降の休校判断をどう検証するのか。幸い事故はなかったものの、スクールバス乗場に集まる前に休校を知らせることはできなかったのか。

◆豪雪に伴う小中学校の状況 教育委員会

12/19(月)
7:00
スクールバス運行委託事業者より教育委員会担当職員に、 バス運行が不能な学校がある旨の入電。
これを受け、 スクールバス、路線バス 等の 運行状況の情報収集。

8:15
「時刻どおりに運行できていないことから、バスを待っている児童生徒は、自宅に戻るように」防災行政無線を流した。
8:25
同様の防災行政無線を流した。

9:00頃
実際に運行できていない学校名「 新道小学校、 南中学校、北条小学校、米山小学校、第三中学校、田尻小学校、瑞穂中学校」を挙げて、自宅に戻るようお知らせするとともに、保護者と地域の方に協力を依頼した。

道路状況により、 鯨波小学校と米山小学校は午前中に下校。

停電の影響により、北条小学校、北条中学校、鯖石小学校、第五中学校は 午前中に 下校。

16:00頃

12/20(火)を全小・中学校臨時従業とすることを決定。

16:15

教育委員会から全小・中学校に一斉メール送信により決定 事項を連絡学校ごとにPTAメールにより、保護者に連絡。

12/20(火)

小学校20校、中学校11校 全校を臨時休業。

12:00頃

12/21(水)を全小・中学校臨時休業することを決定。

12:04

教育委員会から全小・中学校に一斉メール送信により決定事項を連絡。学校ことにPTAメールにより保護者に連絡。

12/21(水)

小学校20校、中学校11校全校を臨時休業。

15:40頃

全校の始業時間を2時間遅らせて再開、給食実施、及び16時までに帰宅できるよう下校することを決定。

15:58

教育委員会から全小・中学校に一斉メール送信により決定事項を連絡。学校ごとにPTAメールにて保護者に連絡。

12/22(木)

小学校20校、中学校11校全校を2時間遅れで始業。全校で 事故なく登校できたことを確認。

教育長
反省点は多々ある。大雪予報はあったが、12月にここまでの降雪は予想していなかった。

バス運行会社から情報は入ったが伝達がスムーズにいかなかった。休校判断の段階で登校した子もいたので、バス停に取り残される子がいないよう、防災行政無線を入れるしかなかった。あの時点での最善策と考える。

★都市整備部の資料が実態と異なる。

都市整備部長
お詫び申し上げる。

ーーーーーーーーーーー

現場で除雪や停電復旧にあたっている方々はもちろんですが、市当局の皆さんも疲労困憊状態であることが窺えました。

尚、市議会では「豪雪災害対策支援本部」が設置され、各市議に寄せられたご意見はいったん議会として集約した上で、市当局に伝えられます。市の通信確保と混乱抑制のためにもご理解いただければ幸いです。

12月23日夜半から週末にかけて、再び暴風雪となる予報が伝えられます。

くれぐれも気を付けてお過ごしください。

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