令和4年度新潟県原子力防災訓練①【北条小学校】
10月25日、北条小学校(UPZ圏内)での保護者引き渡し訓練を見学しました。以下はその報告内容です。
<時系列>
13:45訓練発令
13:50体育館に児童86人が避難
14:00保護者引き渡し訓練開始
14:30残りの児童22人
14:45ヨウ素剤を担任が預かる
15:00バス2台に乗車開始
<引き渡し方法>
・職員用玄関で保護者はシューズカバーを着用し、持参した登録カードを提出し、保護者用ネームプレート(〇〇さん保護者と記載)と交換。
・登録カードは年度当初に保護者に渡してあり、引き渡しが必要となった場合に使用するとのこと。
・保護者は体育館で担任による受付でプレートを渡し、児童を連れて反対側の出入り口から退出し、児童用玄関でシューズカバーを外して帰宅。
・学校の構造を生かして導線を一方向とし、円滑な入退室と避難行動がとれるようになっていた。
<バス避難>
・児童は学年ごとに2台に分かれて乗車。
・ヨウ素剤は担任が管理し、服用タイミングにバス内で配布することになる。
・事故発生時はバスには住民も乗り込み、湯沢町に避難する。
<その他>
・児童、保護者の確認方法、避難ルートの示し方、指示出しの表示など、細部に工夫が凝らされていた。
・シューズカバーを履くのに時間がかかっていた。玄関出入り口で履く人が多く、状況によっては混雑する恐れがあると感じた。
・体育館への避難小屋保護者を待つ間、児童は静かで落ち着いた態度であり、先生方も緊迫感を持って指導していた。
導線がわかりやすく、指示も明確で、非常によく考えて防災訓練を行っていると感じました。
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