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2022年2月19日 (土)

「新型コロナウイルス感染症生活支援事業」その後

多くの皆様からお叱りを受け、私自身にとっても反省すべきこと(2020.12.24ブログ掲載)であった、「新型コロナウイルス感染症生活支援事業」について、以下の新聞記事が掲載されました。

朝日新聞2022.2.15
「陽性者に10万円、濃厚接触者に5万円の現金給付は終了へ 柏崎市」

新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は14日、新型コロナウイルスの陽性者に10万円、濃厚接触者となった同居家族に1人5万円(65歳以上と中学生以下は各5万円加算)を給付する独自支援策を3月限りとし、4月以降は1週間分の食料品など(約7千円相当)を届ける方式に変更する考えを示した。
2022年度当初予算案発表に関する記者会見で明らかにした。現金給付による独自支援は、20年冬に市内の小学校でクラスター(感染者集団)が発生した後に「お見舞いと入院などで生じた経済的負担への援助」を目的に開始。オミクロン株流行で感染者や濃厚接触者が急増した21年度は、この事業の予算額が当初の19倍の1億1400万円に拡大していた。

桜井雅浩市長「批判は甘んじて受ける」

22年度当初予算案に計上された新支援策の事業費は506万円。現金給付に対しては、「感染防止に努力している市民もいる」などと疑問を呈する意見が市議会でも上がっていたが、桜井市長は「ワクチン接種の進展や国・県の支援策の整備など状況が変わってきたが、あの時点の判断としては間違っていなかった。批判は甘んじて受ける」と語った。
同市の一般会計当初予算案は、前年度当初比1・3%増の481億円。EV(電気自動車)シフトに直面する自動車関連産業などを支援するため、2億2200万円の「製造業戦略的イノベーション推進基金」を創設し、補助事業を行うことも盛り込まれた。(戸松康雄)

ーーーーー

<事業スキーム>
新型コロナウイルスの感染者 10万円(中学生以下・65歳以上は15万円)支給

感染者の同居家族(濃厚接触者)5万円(中学生以下・65歳以上10万円)支給

●申請制(案内は保健所からの通知に同封)

●対象は感染判明時に柏崎市内に居住実態がある者 
*濃厚接触者となっても同居家族に感染者がいなければ対象外

<これまでの予算>

◆2020.12.22
 令和2(2020)年度一般会計補正予算第20号 2156万円

*財源は市の一般財源

(*令和2年度決算では850万1311円の不用額=申請者は7割程度

◆2021.3.23
 令和3(2021)年度一般会計当初予算     600万円

*令和3年度当初予算は市の一般財源

◆2021.8.13(専決処分
 令和3(2021)年度一般会計補正予算第11号 1800万円

◆2021.1.21(専決処分
 令和3(2021)年度一般会計補正予算第23号 3000万円

◆2021.2.3(専決処分
 令和3(2021)年度一般会計補正予算第23号 6000万円

令和3年度 補正予算の財源は国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金

合計 1億3556万円

今年度に入ってから、この事業に係る補正予算は全て専決処分(議会議決なし)されています。
これは新型コロナウイルス感染症対策に係る議案は専決処分を認めることを、議会が了承している為です。

令和3年(2021年)の決算分科会審査では「今年度末には終了したい」との意向が当局側から示されていましたが、今年に入ってからのオミクロン株による感染拡大により、9000万円の補正予算を組む事態となってしまいました。

もともとは令和2年11月に発生した柏崎市内小学校のクラスターにより、児童生徒の濃厚接触者となった家族(保護者)が出勤できず諸経費もかかり、生活困窮に陥る事例があったことから、救済措置として本事業を考案したとも聞きました。

ですので、その時点で困っている方々のフォローはできたと思いますし、実際に感染者となり苦しい状況に陥った方々には喜ばれたとも聞いています。

しかし、感染拡大が続いた場合の事業費の膨張が危惧されていた他、家族に感染者がいない濃厚接触者や、感染判明時に長期出張等により市外で生活していた方が対象外となること等の課題があり、そこを追求しきれなかったことは一議員として反省しかありません。

ただ令和2年度決算審査の中では、「申請者は該当者の7割程度」ということで、約850万円の不用額が出ています。

現時点でどの程度の申請状況なのか、また見舞金だけではなく、感染に伴い発生する問題の支援・相談受付 がどのような状況なのか、という確認を行う機会が持てていません(専決処分ではこうした疑問点を質す場が持てないのです)。

新年度からは感染者に対する食料支援に切り替えるとのことで、予算は506万円が計上されています。

せめて今後の予算審査等の中では、本事業を検証し、頭と心を冷やして、しっかり質疑していきたいと思います。

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