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2021年10月14日 (木)

柏崎駅周辺活性化についての意見交換(総務常任委員協議会)

10月14日、総務常任委員協議会が開催され、傍聴しました。

6月定例会議に提出され、現在審査を継続中の議58号 財産の減額貸付けに係る貸付金額の変更について(土地) に関連し、これまでの駅前周辺整備や中心市街地活性化について振り返りながら、市当局(副市長)と委員が意見交換を行う、という趣旨での開催だと聞いています。

尚、6月定例会議の模様は過去のブログ2021年6月17日 総務常任委員会(財務部) にてご報告しています。

協議会では以下の資料を参照しながらまずは副市長が説明し、その後に意見交換の流れとなりました。

柏崎駅周辺整備の経緯と中心市街地活性化の取組(資料)

以下はメモです。

ーーーーー

副市長
30年前から駅前の寂しさを指摘されてきた。
元々は工業のまち→にぎわいがない。
物流:鉄道→自動車へ。工場移転。
地域の発展は一定の土地が必要→活性化の手法。
S61年 田尻工業団地→西川鉄工所の移転。
→駅前に活性化の種地が出現。
駅前活性化は歴代市長の最重要課題。

西川鉄工所跡地=市が取得。
活性化は諸々の調査、検討。

土地の形状が不整形→活用方法が中々定まらない。
1990年代:暫定利用として駐車場、広場。

柏崎市中心市街地活性化基本計画→商業、回遊性を重視。

線路南側:コマツも撤退。
広大な土地の活用:課題でありチャンスにもなる。

コマツエスト:H14年に市が取得。小学校移転が白紙になりしばらく空地。
日石化工も活性化しきれず。長年、広大な土地の活用が円滑ではなかった。

駅周辺の工業跡地を中心とした活性化の動きはH18年以降。

H18年:新市民会館(アルフォーレ)構想
→産業文化会館、エネルギーホールと合わせて大・中・小ホール。

回遊性:歩いて回れる中心市街地に。
第四次総合計画策定中に中越沖地震が発生。
災害対応により仮設住宅など建設。(活性化計画は中断)

H20年 駅前地区区画整理(日石と市)

市の区画にアルフォーレ。
日石の区画:公共性もって活性化検討。
コマツ跡地:商業用地として売却(現在のコモタウン)。

広大な土地の活用が具体化。
日石区画:市が取得し新庁舎。

ブルボン移転。
駅前ふれあい広場の活用が最後の仕上げ。

H28年 植木組から社屋移転の提案。

駅前ふれあい広場 基礎調査の結果によれば
①中心市街地へ都市機能立地を進める場所
②歩行者を誘導する方向性で検討

コワーキングスペース(カシックスに委託)

駅前ふれあい広場→市民利用と回遊性を高めたい。

Dsc_2813-1_li 

Dsc_2816

ハード整備は一段落、今後の課題はにぎわい創出。

にぎわい創出:行政が責任もって取り組むべきと認識。
市民、企業の理解・協力、それぞれの立場の取組が必要。
まちづくりの理想的形態。

コマツエスト跡地:歩道橋介して駅前公園、市役所ともつながる。
しつらえをどう活用するか。

市役所~アルフォーレは一定のにぎわい。
駅通りは急速ににぎわい失う。
アンバランスの解消、全体に人が集まる流れつくることが重要。

線路側の五街区活用、駅改築、駅前ひろば整備、旧庁舎活用にもつながる。

にぎわい創出に向けて市民、民間、行政が活用。
植木組遊歩道はそのひとつ。

Dsc_2818_li 

【意見交換】

I委員
駅前開発には壮大な歴史と経過があると感じた。
調査には多大な費用がかかり、議会もその取組を是としてきた。
市長4代の駅前開発、市の生命線でもある。
議58号には唐突感があったが、提出以前に経緯を説明してほしかった。
今日はその位置付けかと思う。
慎重審査が必要だと考えて今日の機会を得た。
中越沖地震の復興公営住宅建設時も桑山木材の土地取得でも継続審査に。
仮設住宅2年間→駅前に住宅つくりたいと、何度も当局は説明。

副市長
ご指摘の通り、詳しく歴史・経緯を説明したかった。
議案提出時の説明が不足していたことは反省。
その後、説明機会が欲しかったので今日の協議会は感謝。
中心市街地活性化、最後の詰めに入っている。

I委員
30年来、多くの方々が関わり、市当局も取り組む中でやっとピースがはまりつつあると感じた。
にぎわい・活性化は市が責任もって今後やっていく決意あるのか。

副市長
おっしゃるように、やっとピースが揃い、全体的な設えができた。
行政としてどう活性化はかるか、市としてやるべき大きな仕事。
人口減少の中で柏崎市の存在問われる。活性化図らなければ大きな課題クリアーできない。
中心市街地活性化はその大きな取り組み。

I委員
30年の想いは立地適正化計画に引き継がれていくということでよいか。

副市長
その通り。
中心市街地ににぎわい出す計画。
核をどうつくるかをしっかり出してまちづくりを進めたい。

A委員長
ピースが揃ったとのことだが、H28年~歩行者誘導の方向性として、これからは駅前商店街に力を入れるのか。

副市長
おっしゃる通り。
これからは駅前全体を活性化。
駅通りはさびれた感、商店経営者や住民も一緒に考えることが必要。
メイン通りとして全体的なにぎわい創出、地域の皆さんと頑張りたい。

H.M委員
30年間の歴史を聞き、活性化の努力と商店街の現実・将来どう見ているのか。
15年間で衰退しシャッター街。
活性化のための計画、努力を検証しながら進めるべき。
柏崎市の商圏は果たして駅前なのか。
交通網の検討も。循環バスが駅前にぎわい創出につながるのか疑問。
努力の結果を否定するわけではなく、人流の難しさを感じる。

副市長
ご指摘通り。30年間でハード整備は進んだが商業としては閉店・撤退傾向。
中心市街地の形成は商業だけではなく、交通・公共施設との関連も大きい。
商業は魅力で人を集めるのか、人が集まる場所に行くのか。
利便性高いロードサイドに商業圏は移行したものの、そこが中心市街地ではない。
交通結節点、業務機能は動かない。
商店自体は全体に厳しいが、個店がどう魅力を持つかは検討。
コマツエストはロードサイドであり商業圏としては成功したが、駅前活性化にはつながっていないのが反省点。

H.M委員
現実として駅前エリアを変えるのは難しく、にぎわいにつながるイメージはない。
商業圏による人流増はうまくいっていない中で、駅前にぎわい創出は大きな課題。
駅前に人が少ない理由は道路網。柳橋のクランクなど。
他の市町村は道路網から活性化を図っている。その点も考慮しないと活性化は難しい。

副市長
施設だけでなくアクセス道路も重要。
日石跡地、更地は切りやすいが、住民との絡みで難しい点もある。
都市計画上どうすればいいのか、市民の皆さんにご理解いただき、骨格となる交通網もあわせて考えたい。
中心市街地活性化は、駅の問題などハード整備も進めながら、中心市街地活性化に取り組みたい。

S.K委員
現在のにぎわいの無さ、行政だけではなく時流や世相も大きな要因。
小売りから大規模店、車社会の到来など、結果的に追いつかなかった。
歴代市長と議会が議論しながら進めてきた。
駅前ふれあい広場、多角的な視点から一般質問もあり、当局市政をその都度質してきた。
議員は評論家になるだけでなく、当局をより良い方向に質すべき。
今後も議会・議員の提案を受け止めてもらえるのか。

副市長
市民の代表である議員・議会の意見をいただきながら、全てまとめて取組を進めたい。

S.N委員
中越沖地震と人口減少により活性化が遅れたのか。

副市長
中越沖地震により整備が遅れた。
人口減少は都心部への流出も大きな要因。
増やすことは難しい。年1000人の減少数を少なくしたい。
中心市街地活性化:ハード整備による人口減は考え難いが、都市の魅力と何をやるか、若者・市民に共感持たせることが必要。
人口が減少すれば商業も活性化しない。歯止めかけるための活性化をはかりたい。
すぐに打開策は見いだせないが色々な方の意見を得て進めたい。

S.N委員
人口減少、交流人口の減少は避けられない。
まちなかに人がいないのは需要がない、用事がないからではないか。

副市長
用事をどう作るかは重要だが、にわかに具体策は出せない。
設えをどう使うのか、イベント(先般、駅前公園にキッチンカーなど)も含めて試行錯誤。
市民の協力も得ながら、人が集まる仕掛けは考えなければならない。

S.N委員
需要=そこにしかないもの。他所にない商店を。

W委員
都市計画マスタープランのもとに進められてきたと認識。
商業地域として明記されてきたが、どの時点で新庁舎移転も含めて変わったのか。
計画と実際の動きはどの段階・判断で流れが変わったのか。
もちろん中越沖地震や庁舎建て替えもあるだろうが、駅前・中心市街地活性化策の流れがどう変わったのか。
商店街を元気にさせる活性化策を同時進行、全体の絵柄を描いて進めるべきではないか。
環境変化による変更どの時点であったのか。

副市長
基本的には商業が大きな要素。都市計画マスタープランにもそのように記載。
商業を誘導できるようにしているが、基本的には民間ベース。
当初は商業で活性化を図るつもりが、実現できなかった。
日石と市が相談する中で、市役所移転(土地を譲られた)。
商業施設は一見活性化しやすいが、他の市を見ても撤退すると人がいなくなる。
将来的に見て、商業施設に頼ることは危険。
商業施設を核としたまちづくりが難しくなった。
駅通りはじめ中心市街地の商店街活性化は大事だが、人が集まる仕掛けには商店街の努力も必要。
商店街に対し、市も提案しつつ、計画・方向性を描いていきたい。

W委員
マスタープランの変更はいつか。
直接、事業者の働きかけもあったと聞くが実現しなかった理由は。
市が判断したのか。

副市長
日石と事業者の交渉には市は関与していない。
市役所の改築についての研究はH24~25年あたり。
旧庁舎では難しいことから現在の駅前に移転。

W委員
土地区画、駅周辺整備含めての経緯が説明されたが、駅の東土地区画の整備事業計画もあったのか。

副市長
駅舎については話があったが、駅東土地区画の計画はないと認識。

I委員
にぎわい創出として、柏崎は商業よりもオフィス街形成に変化したようにも見受けられるがどうなのか。

副市長
商業施設はうまくいかない。
市が誘導したわけではないが、ブルボン本社が駅前に。
新庁舎ができ植木組社屋も移転した。
確かに働く人が集まることで、ニーズに応える商業が成り立つ。
業務機能の集中になっている。

I委員
にぎわい活性化のビジネスパートナーを明確にすべきでは(企業、商店、若者)。
JRの橋上化は難しい。乗降客5000人以上でないと協力しないというが、一緒にできることを行うべき。
駅に勉強する空間があるところも。にぎわい創出の共同グループどう考えるか。

副市長
にぎわい創出にターゲット絞ることは重要。
若い人達が快適に過ごせるまちづくりは定住にもつながる。
生活、過ごす場は大きなターゲットとして検討したい。
高校生の学習スペース有効。
JRは中々乗ってこないが、検討委員会には入っていただいた。
改築は公共負担が大きく踏み切るには覚悟が必要。
ダイヤ改正だけでなく互いにプラスになるよう働きかけたい。

I委員
JRとの協力姿勢を持ってやるべき。

W委員
現状調査、どのように変化しているのか、駅前の流れ・状況は何年かごとに見ていくべきでは。
JRの乗降客52万人/年・1600人/日が現状ではないか。

I委員
5000人/日利用は以前に一般質問でエレベーター設置したときの話。

副市長
にぎわいは人流、定期的な調査を全体的に行い、しっかりとしたエビデンスを持って進めることが必要。
試行錯誤と結果、次の手を打つべき。
見た目のにぎやかさでなく、しっかりとした根拠持つことが必要。
駅のエレベーター3分の1ずつ費用負担したが、当時は5000人/日いた。今は半分程度。
利用者増はまずは事業者だが、公共交通機関をやめられては困るので、一緒に利用を増やしたい。
効率性に対する提案はこれまでもしてきたが、今後も注力したい。

ーーーーーー

一連のやり取りを傍聴しながら、「中心市街地活性化」とは具体的にどのような状態を想定しているのか、またそれは誰にとってメリットがあるのか、現実をよく見て整理すべきではないかと感じました。

私自身は今年3月の一般質問で「中心市街地における市民福祉の向上」と題して、ベンチを活用して回遊性を高める提案を行っていますが、基本的にはまずは住民の皆さんや学生さん達など、実際に徒歩生活を送る方々の満足度を向上させ、そこに付加価値を持たせる・・といった小さな取組を求めたいところです。

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