十日町プチ視察
7/9(金)、十日町市議会議員・大嶋由紀子さんからご案内いただきプチ視察へ。
まずは「十日町産業文化発信館いこて」にてランチタイム。
◼️いこて(Facebookページ)
こちらの施設は、中心市街地活性化のための文化交流施設です。
元々は震災で被災し廃業した娯楽施設を市が取得・取り壊しを行い、民間事業者を公募、国県市の補助金等を利用して建設されているとのことです。1階はカフェレストラン、2階は多目的スペースになっています。
カフェレストランは明るく清潔かつお洒落で、店員さんの接遇が抜群です。感染症対策もきちんと行われていました。
平日でもたくさんのお客様で賑わっていましたが、昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響はやはり受けているとのこと。
コロナ禍で苦しむ地元飲食店の力になりたい・・と、大嶋さんの選挙期間中はこちらのお弁当を注文していたので、私も選挙のお手伝いに伺った時に2度いただいています。
今回は店内で、ゆっくり美味しくいただきました。
地元食材を多く使ったメニューを通して「十日町の食」を知ることができ、店内の様々な情報媒体とともに「産業文化発信館」の名にふさわしい施設だと感じました。
ランチタイムの後は、「あてま森と水辺の教室ポポラ」へ。
あてま森と水辺の教室ポポラFacebookページ
こちらは「あてま高原リゾートホテルベルナティオ 」内にある里山フィールドです。
「森のホール」の設計は有名な建築家・安藤忠雄氏によるものだそうです。
大嶋さんのご配慮で、ポポラ副館長・高橋様から施設概要説明&ご案内いただきました。
森のホール工作体験に使う木材は、妻有地域の間伐材を利用しています。
ポポラは大嶋さんも設立・運営に尽力されている「妻有木育推進協議会」の拠点でもあります。
◼️新潟県HP 妻有木育推進協議会が設立されました!
◼️妻有木育推進協議会Facebookページ
「木育」とは木材に対する親しみや木の文化への理解を深めるため、材料としての木材の良さやその利用の意義を学ぶ教育活動だそうです。
林業や木材業の振興は柏崎市でも課題であり、現在は人材育成に力を入れています。
また今年度は柏崎産木材を使ったベンチを保育園等に提供する「かしわざ木のちから発信事業」に300万円の予算をつけています。
お隣の十日町市では周辺自治体および官民・事業者間で連携しながら、次世代につながる「木育」を進めていることに感銘を受けました。
高橋様からは雨の中、里山やブナ林、モリアオガエルの生息地、アスレチック等をご案内いただきました。
カーブを描くブナは、雪の重みでも折れない、しなやかな強さの象徴だそうです。
またカエルといえば田んぼのイメージですが、モリアオガエルは森林に生息し、春になると池や沼で交尾し、水面にせりでた木や草の上に卵を産むそうです。
孵化したオタマジャクシは、そのまま落下するため、下が水面でないと育たないそうです・・。
柏崎の里山公園「柏崎・夢の森公園 」とは違ったアプローチができる地域資源だと思いました。
高橋様、大変お世話になりました。
そして大嶋さん、色々とお気遣いいただき、本当にありがとうございました。
有意義な一日でした。
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