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2021年5月

2021年5月28日 (金)

多機能トイレの役割

昨日、このようなニュースが報じられました。

性同一性障害の経産省職員 女性用トイレ使用 2審は認めず
(NHKニュース2021年5月27日 18時34分 )

性同一性障害の経済産業省の職員が、職場の女性用トイレの使用が制限されているのは不当な差別だと国を訴えた裁判で、2審の東京高等裁判所は1審とは逆に、トイレの使用の制限は違法ではないとする判決を言い渡しました。

性同一性障害と診断され、女性として生活している経済産業省の50代の職員は、自分の部署のフロアでは女性用トイレの使用が認められず、2階以上離れたトイレを使うよう制限されているのは不当な差別だと国を訴えました。

1審の東京地裁は国の措置は違法だとしてトイレの自由な使用を認め、130万円余りの賠償を命じていました。

27日の2審の判決で東京高等裁判所の北澤純一裁判長は「経済産業省にはほかの職員の性的羞恥心や性的不安を考慮し、すべての職員にとって適切な職場環境にする責任があった」として、1審とは逆に、トイレの使用の制限は違法ではないと判断しました。

一方、職場の上司が「性転換手術を受けないのなら男に戻ってはどうか」などと発言したのは違法だとして、国に対して11万円の賠償を命じました。

このところ性的マイノリティーの訴えに対して権利を認める司法判断が増えてきていますが、今回の判決では認められませんでした。

訴えた経済産業省の職員は判決後の会見で「1審の緻密な判決と比べてずさんな判決だと思った。いまさらこんな判決が出るのかと驚いている」と話していました。

原告の代理人弁護士「非常に憤りを感じている」
原告の代理人の山下敏雅弁護士は「日本だけでなく世界的にも性的マイノリティーの権利を保障するためにどうすればいいのか、議論が進んでいる中で、人権保障の砦である裁判官がこんな極めて雑な判決を書いていいのかと、非常に憤りを感じている。きちんと最高裁で是正し、社会に正しいメッセージを出してほしい」と述べました。

経産省コメント「判決精査し適切に対応」
経済産業省は「国の主張が一部認められ、一部認められなかったと承知している。今後については判決の内容を十分に精査したうえで、関係の省庁と協議して、適切に対応したい」とするコメントを出しました。

NHKニュース

この件を受けて会派内で「性同一性障害の来庁者が市役所のトイレを使いたい場合はどうなるのか?」という話になりました。

柏崎市役所の新庁舎には1~4Fに「多機能トイレ」が設置されています。

市役所新庁舎の配置/柏崎市役所

トイレの扉にはピクトグラムが表示されています。文字にすると

●車いす 

●ベビーシート(オムツ交換台) 

●フィッティングシート(着替え台)

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●車いす 

●オスメイト(人工肛門)

●大型シート

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●左:フィッティングシート(実物)

●右:大型シート(実物)

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しかし男女共用のピクトグラムは表示されていませんでした。

担当課に問い合わせたところ、以下の見解をいただきました。

●市役所新庁舎の多機能トイレは障がい者、高齢者、小さなお子さん連れの方等が使えるように設置している。

●当初の設定では性同一性障害を持つ方の利用は想定していなかったが、判決報道を受けて課題だと認識している。

●男子トイレ・女子トイレ双方に入るのが難しい事情を持つ来庁者がいた場合は、多機能トイレを使っていただくことになる。ただしそのことをはっきりと周知するかどうかは検討が必要。

●今後もし性同一性障害を持つ職員が入庁した場合は、本人と相談の上、同僚の理解も得て適切なトイレ利用を検討したい。

*****

多様性への配慮について考えさせられるトイレ問題です・・

性同一性障害について/北九州市 いのちとこころの相談サイト

 

2021年5月24日 (月)

令和3年6月一般質問

6月定例会議の一般質問を通告しました。

6/10(木)15時頃~予定です。

今回のテーマは

1、未来につなぐ住民主体の地域づくり

(1)これからの地域懇談会
(2)頑張る地域を次世代へ

2、外国人介護人材の活躍推進

(1)外国人介護技能実習生への理解促進
(2)第8期介護保険事業計画の具体化

3、ヤングケアラー問題と子供・若者支援

(1)教育現場における認識と対応
(2)ヤングケアラーを支える連携体制
(3)困難さを有する若者への支援

4、福島復興を進めるために

(1)ALPS処理水・処分方法への理解
(2)放射線教育の効果と今後の展開

*****

質問数を増やしたので時間配分が難しいです・・

実は自分の中では色々とチャレンジしているのですが、「何のため、誰のためか」という点はぶれてはいけないと思います。

昼食は西本町の老舗「洋食のフタバ」さんのワンプレートランチ。

丁寧に調理され、美味しくいただきました。

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2021年5月22日 (土)

新型コロナウイルス・ワクチン接種(1回目)付き添いリポート

5/22(土)、後期高齢者である両親のワクチン接種に付き添いながら様子を見てきました。場所は柏崎市役所旧庁舎です。

15:00
駐車場につくと市役所分館(旧教育分館)に案内され、受付番号をもらい待機(両親は130、131番)
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15:15
本館に移動(約50名ずつ)

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受付で予診票の記載もれがないかチェック
身分証明書(免許証、保険証、マイナンバーカード等)を提示

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15:30
予診票チェック(ここまで1階)

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15:45
医師による診察(ここから2階)

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15:50
ワクチン接種
*ワーファリン(血液サラサラにする薬)服用者は5分その場で様子観察

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15:55
待機場所へ移動

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16:15
様子を見て異常なければ次回予約へ

16:25
次回予約。3週間後が目安(1階)

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16:30
退出

 

という流れで、約90分でした。
1ヵ所での待機時間5~10分、移動に3~5分かかっていたと思います。
5/18からスタートして、日々改良を重ねながら実施しているそうで、非常にスムーズだと感じました。
市職員の皆さんがそれぞれ役割分担して対応し、エレベーター前では市長&副市長が誘導していられました。
どの場所でも職員さんの対応が丁寧で優しく、両親は喜んでいました。
ワクチン接種自体は痛くなかったとのこと。
接種後の症状に個人差はあるものの、今日~明日は無理せず、体を休めた方が良いそうです。

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私の両親は80代で西山町在住です。
1回目の予約は私が代理で行い、送迎できる日時を選びました。
接種会場はどこも分かりやすい文字表記がされ、各会場で職員さんがメガホンを用いて、ゆっくりとアナウンスしていました。
会場でも目配り気配りする担当がいます。

ただ大勢いて話し声もするので、よく聞き取れなかったり、言われたことをすぐに理解できない時もありました。
なので職員さんの指示を聞きながら、「こーいうことなんだよ」と説明したり、「急がなくても大丈夫だからね」等、適度に声掛けしました。
(介助というかサポートというか・・)

また予診票などの出し入れや移動が多いことから、できるだけ身軽にして、手荷物は書頼を出し入れしやすいバック等がよいと感じました。
両親も1回目で流れがわかったので、2回目はある程度スムーズに動けるかな、と思います。

別の日に付き添いに行った方からは
●洋式トイレが少ないため長蛇の列になる(オムツが必要な場合も・・)
●移動が多く足の悪い人にはつらい行程
●貸出用車いすが不足する時があった

高齢者の見守りを行う民生委員さんからは
●会場までの移動(足の問題)が難しい人がいる
●寝たきりの方はどうするのか
●移動・待機中に具合が悪くなる人がいるのではないか
といった声を聞きました。

また副反応が出やすいと言われる二回目接種にあたっては
●不測のトラブル(体調不良者)にどこまで対応できるか
●在宅介護を受けている方々への対応

など様々な課題があると思います。

付き添いがいない高齢者のために、介助ボランティアorアルバイト(消毒等の雑用も兼ねる)もいるといいのかな?と感じたものの、あまり会場内に人数が増えると過密になりますし、そもそもワクチン接種してない世代が会場にいることは、リスクがないわけでもなく、難しいんだろうなと感じました。

ただ、「義母の付き添いに行って、別の付き添いの方から親切にしていただいてありがたかった。二回目に付き添いに行き、もし困っている様子を見たら、手助けしようと思った。」とのお声もいただきました。

マンパワーの部分で、「自助・共助」がものすごく大事だなと感じたところです。

2021年5月13日 (木)

海洋生物環境研究所・視察

5月13日、公益財団法人 海洋生物環境研究所(海生研)様を視察させていただきました。

公益財団法人 海洋生物環境研究所

こちらは現在、柏崎市が特産品化をはかるヒゲソリダイの養殖でも知られています。

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今回の視察目的は6月定例会議の一般質問の準備として、福島原子力発電所のALPS処理水・海洋放出に関する知見を得ることでした。

海生研では国の委託を受け、長年に渡り原子力関連施設の周辺海域の調査を行っています。
福島のALPS処理水とは、発電所廃炉作業で生じた汚染水を多核種除去装置(ALPS)を用いて浄化した水のことです。
ALPSにより大半の放射性物質(セシウム、ストロンチウム等)を取り除けますが、トリチウムだけは除去できず残っています。

トリチウムとは水素の放射性同位体で三重水素とも呼ばれ、自然界に広く存在します。
酸素と結びついて水のかたちで存在し、水道水にも含まれることから、人体にも一定量存在しています。
体内に取り込んでも排出されるので、トリチウムによる健康被害は現在報告されていません。

つまり放射性物質ではあるものの、危険性は極めて低いと言えます。

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海生研での原子力施設周辺の海水調査でもトリチウムは検出されています。
また海洋生物からも、海水と同濃度のトリチウムは検出されています。(海洋生物=魚介類の体内に取り込んでも排出されます)

また原子力施設から排出される温排水は、魚の養殖に使われることもあります。
フランスでは原子力発電所の温排水を利用した大規模な養魚施設があり、スズキやマダラを養殖し、地元の特産品として利用されています。

日本の場合は夏の海水温が上昇し、近年では35℃前後になることから、養魚には利用しにくいそうです。
(フランスは気候が安定し、海水温が安定)

海生研の海産物調査で、もし異常な値(流通基準=100ベクレルを超えた場合)が出た場合は水産庁に報告し、県を通じて出荷停止になります。
そして測定を続け、放射線量が一定量に下がれば水産庁に報告、再び出荷可能となります。

トリチウムについては、2013年に海生研のニュースレターで、

「世界の原子力関連施設周辺海域でトリチウムが検出されるものの、環境や健康への影響は見られない」

との報告がなされています。

2013年海生研ニュースレター

このように私たちは既にトリチウムと共存して生活してきた歴史があります。

現在、福島復興を進めるにあたって、大きな障害となっているのが、トリチウムを含むALPS処理水の海洋放出に対する風評被害(健康被害ではなく)だと思います。

しかし風評被害とは人の意識によってつくられるものです。

少なくとも原子力発電所立地地域住民である私たち柏崎市民は、科学的見地に基づいて処分方針を理解すべきではないでしょうか。

中越沖地震で被災した時、全国から応援していただいたことを思い起こし、福島の復興を応援したいとあらためて感じたところです。

*****

せっかくの視察なので、他のこともお聞きしました。

【地球温暖化問題について】

地球温暖化については意見が分かれるが、日本海の海水温は上昇している。

漁師さんから「以前は捕れた魚が捕れなくなった」と聞くものの、乱獲の可能性もある。

事実としてサケ、サクラマスのように北を回遊している魚は捕れなくなっている。
魚はもっとも好ましい温度帯に移動する。また次世代を残すために産卵に適する環境を選ぶ。

定着性の海洋生物は水温に影響されるが、魚のエサ場となる藻場が環境の影響で少なくなり、連鎖的に魚が増えない事象は考えられる。

例えばサンゴの白化が問題となっている。サンゴはもともと褐虫藻と共生している。褐虫藻が光合成にサンゴに必要な栄養成分をつくっているが、海水温が高くなると褐虫藻は出て行き、サンゴの栄養源がなくなり、死んでしまう。

サンゴのピンク色は褐虫藻の色であり、白化したサンゴは褐虫藻が出て行ったあとの状態。いずれは栄養不足で死んでしまう。

サンゴは魚の生息地であり、サンゴが死ねば魚も生きられない。

このように海水温上昇によって、連鎖的に二次、三次的被害が発生している。

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しかし海水温上昇と地球温暖化はいまだ科学的な相関関係はわからない。

カーボンニュートラル政策は、CO2が地球温暖化の原因として進めているが、事実関係は不明。

気温は様々な条件・要因で変化するため、一概にCO2が気温上昇の原因とはいえない。

ただしCO2が大気中に増えていることは事実。

CO2は海に溶けるため、海洋酸性化(pH低下)は確実に起きている。

サンゴや貝は酸性化した海水では体を保てない。サンゴや貝が死ねば魚も生息できない。

海の生態系を保つためにCO2削減は必要である。

魚の生息地が変化している。例えば北海道でサケが少なくブリが大量に捕れたことが報じられた。

しかしこれが毎年続くかどうかはわからない。

ブリを捕獲するにはそれに合う設備が必要だが、来年は捕れないかもしれない。地元の漁業者は設備投資が難しい。

 

【ヒゲソリダイについて】
ヒゲソリダイは地元漁師の間でカヤカリと呼ばれていた。

ヒゲソリダイは水温上昇に強い。

香川県ではヒゲソリダイの養殖に8年間取り組んだが成功しなかった。

海生研では水産庁の委託事業としてヒゲソリダイの養殖を研究。

香川県でうまくいかなかった卵のふ化を、適切なエサ・光環境により改良し、2017年~養殖に成功。

現在は種苗生産業者向けの養殖マニュアル化に取り組み、地元漁業者に還元したいと考えている。

ヒゲソリダイは港内での養殖は難しく、陸上養殖のためのいけすが必要だが、海水を引くための設備費用がかかる。

水産庁の委託事業は今年度で終わることから、今後について柏崎市と協議中。

マニュアル化のため研究・改良の余地はある。

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丁寧に説明・対応していただき、非常に参考になりました。

N場長様、H主査研究員様、ありがとうございました。

視察で得た知見を、今後の議会活動に生かしていきたいと思います。

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*クモヒトデ ↑

2021年5月 7日 (金)

新型コロナウイルス感染症対策に関する市議会要望事項と市長回答

3月30日に柏崎市議会代表者会議で出た意見をまとめて、5月6日に正副議長が市長に要望。以下はその内容です。

********

新型コロナウイルス感染症対策に関する市議会要望事項と市長回答

1 高齢者が安心してワクチン接種を受けられる環境づくりをお願いしたい。

・タクシー助成など、自力でワクチン接種会場へ行けない高齢者の移動手段を確保すること。

【市長回答】
タクシー助成については被接種者の身体的状況、家族状況等に差異があるため今のところ考えていない。
旧庁舎での集団接種を早い時間に行うことや、寝たきりの方に対する医師の訪問接種、診療所における個別接種等より自宅に近い場所を会場とする方法が考えられるので柏崎市刈羽郡医師会と検討を行いたい。(接種後の経過観察まで医師が拘束されることに難点はあるが)

・かかりつけ医への相談体制の確立を進めること。

【市長回答】
柏崎市刈羽郡医師会の協力体制は20市中でも1番と思っている。さらに連携を進めて相談体制を充実させていく。

・副反応に関してより丁寧な説明を行い、不安の解消を図り、高齢者の接種を促すよう努めること。

【市長回答】
副反応について詳しい説明文を接種券に同封する。また接種会場でも副反応に関する映像を上映するなど丁寧な説明に努めたい。

・民生委員や町内会と連携した要支援者へのワクチン接種支援体制の構築を図ること。

【市長回答】
インターネットを用いた接種申し込みに協力いただけるよう、民生委員及び市職員に協力を求めた。市民の方からお礼の言葉をいただいた。

2 デイサービスを含む全ての介護従事者へのワクチン優先接種など、介護従事者が安心して働ける環境づくりをお願いしたい。

【市長回答】
入所施設の介護従事者は特例的に入所者と同時に接種を受けられるが、通所施設の介護従事者は特例の対象から除外されている。今後、65歳以上と同一日程で接種できないかを検討する。

3 障がいや基礎疾患を持っている方のワクチン接種を円滑に進めるため、関係機関との調整等準備を進め、早期に接種体制を構築するようお願いしたい。

【市長回答】
基礎疾患については自己申告となるため対象の把握が難しい。年齢を区切って接種を行うことを含め接種体制を検討したい。

4 感染者や濃厚接触者への誹謗中傷対策、特に学校等において児童・生徒に被害が生じないよう対策を講じるようお願いしたい。

【市長回答】
新型コロナウイルスに感染したことが悪いことではない。誹謗中傷に対しては市民への呼びかけを継続し意識を喚起し続けたい。

5 飲食店や観光業への更なる支援をお願いしたい。

【市長回答】
観光業に関しては、既に数回の経済的支援を実施してきており、現時点での追加支援は考えていない。

・感染対策を講じている飲食店等への認証制度を早期に実施すること。
・新商品、新メニュー開発等への補助金等支援策を講じること。
・一律な支援にとどまらず、事業規模や事業形態、従業員数等に応じたきめ細やかな支援を講じること。

【市長回答】
消毒、アクリルパネル等設置、検温、換気、1時間30分までの時間制限、カラオケなしを実施している飲食業者に対して、商工会議所等と合同で認証制度を導入する。
認証制度を受けた飲食業者に対する経済的支援としては、5月7日付けで2,750万円を市長専決し、10人以上の収容人数で個室がある場合は10万円(対象約100店舗、ただし県の支援金の交付を受けているものに限る)、それ以外は5万円(対象約300店舗)を補助する。

6 市民が多く利用する公共施設への発熱者検知用サーモグラフィカメラの設置に努めるようお願いしたい。

【市長回答】
コミュニティセンターの一部には防災・原子力課が所管するサーモグラフィカメラを設置している。産文、アルフォーレ等に対して、予備があれば設置したい。

7 議会へのより一層の情報提供・共有をお願いしたい。

【市長回答】
出せる情報は順次報告させていただく。

・ワクチン接種の予約状況や接種体制に関する情報は、適時提供願いたい。

【市長回答】
75歳以上の接種申し込み状況は、昨日(5月5日)午後9時時点で、施設入所者を含む対象14,172人に対し、申込者は10,414人であり、率にして73.48%となっている。
申込受付当初は電話申し込みに大変時間がかかって御迷惑をおかけしたが、現時点ではコールセンターの人員を増やしたこともあり、応答率は100%である。
申し込み方法としてはネットによる申し込みが全体の約7割。
接種券が届いたが接種するか否か決めかねている方、そもそも接種券がどういう理由で送付されたかわからない方もいらっしゃると思うので、申込に繋がらない潜在的な方の掘り起こしを今後行っていく必要がある。

・市内医療・介護従事者のワクチン接種状況について情報提供願いたい。
・市内における新型コロナウイルス感染症の雇用への影響(就職や解雇等)について把握するとともに、その情報を提供願いたい。

【市長回答】
製造業の回復は著しい。やはり深刻的なダメージは飲食業が受けていると思われる。

・軽症者宿泊療養施設となっているシーユース雷音の利用状況について、適時、情報提供願いたい。

【市長回答】
シーユース雷音の利用状況は1桁の人数で、いずれも市外在住者である。

(以上)

********

また飲食店認証制度の創設等に対し、専決処分(議会を通さない)が出されました。

・飲食店経営継続支援金-1000万円 

・飲食店感染防止対策協力金-1750万円

・農業用施設災害復旧事業-600万円

飲食店認証制度等は5月10日~となります。週明けには市の公式サイトにUPされると思います。

柏崎市飲食店認証制度チラシ

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