令和3年度予算審査・文教厚生常任委員会【賛成討論】
3月15日、18日は所属する文教厚生常任委員会で令和3(2021)年度予算審査を行いました。
18日には討論・採決を行いました。
私は以下のように賛成討論を行いました。
議第12号 令和3(2021)年度一般会計予算に対し賛成の立場で討論いたします。
こども未来部関連では、増加傾向にある児童虐待に対し、DV対策も含めた包括的かつ、きめ細やかな相談支援体制を構築し、親たちの育児不安に寄り添い、虐待を未然に防ぐ取り組みの継続を、高く評価いたします。
令和3年度予算に盛り込まれた、関係機関とのさらなる連携強化、市民全体への意識啓発の推進によって、引き続き児童虐待の発生や重症化を防ぎ、子も親も真に安心して暮らせる柏崎を目指していただきたいと切に願います。
また限られた財源の中で、子育て世代のニーズに応えるために、子育て応援券事業の利便性向上、子どもの遊び場整備や利用補助、3歳未満児保育の拠点整備など、各種事業を盛り込んでいることを確認しました。各種事業を通して「第二期子ども・子育て支援事業計画」を着実に推進し、【子育てしやすいまちの形成】につなげていただきたいと思います。
福祉保健部関連では、大きな課題である介護・福祉人材確保の為に、現場の声を聞いた上で、事業者の自助努力を引き出すべく、新たな施策展開を講じている点を評価します。
実施にあたっては中間報告等を通してPDCAサイクルを機能させ、仕事の魅力発信と理解促進、事業者間の好事例の共有をはかり、成果に結びつけていただきたいと思います。
また令和3年度は国の法改正に基づく高齢者保健・介護予防一体化事業がスタートします。
本事業は介護予防が健康寿命の延伸にもたらす効果を数値化し、医療費や介護保険など社会保障費の増大を抑制するかどうかの、エビデンスを得るチャンスであり、途中経過も含めて注目したいと思います。
教育委員会関連は、令和2年度は新型コロナウイルス感染症により、教育活動や文化的イベント、各種スポーツ大会の見直し・中止を余儀なくされた1年でしたが、令和3年度はそれらの経験を糧とし、ウィズコロナ時代に対応した予算編成であることを確認しました。
学校教育現場においては、外部人材のさらなる活用により、特別支援教育の充実、ICT端末を用いた「学びの保障」、そして児童生徒ひとりひとりに寄り添う指導を推進し、教職員の働き方改革と多忙化解消の実現を目指す施策展開がなされることを期待します。
その為にも、教職員と外部人材それぞれの役割を明確にし、豊かな教育活動の実践により、柏崎市教育大綱がめざす「学力を高め合い、思いやりと挑戦の心をもち、ふるさと柏崎の自然や文化をこよなく愛する子ども」の育成が図られることを願います。
そして令和3年度は、前年度に様々な場面で自粛が続いたこともあり、スポーツや文化活動へのニーズが高まることが予想されます。
新しい生活様式のもと、市内のスポーツ施設や文化・学習施設を活用し、各種活動の充実を図れるよう、適切な整備と周知をしていただきたいと思います。
最後に、令和3年度は各種施策・事業を通して、市民の皆さんが新型コロナウイルス禍を乗り越え、希望と誇りを持って笑顔で暮らせる柏崎となることを願い、賛成討論といたします。以上です。
賛成多数で可決されました。最終日である3月23日に議場にて討論・採決となります。
ちなみに今日の昼食は「パンといす」さんのカレーパンとベーコンサンドでした。美味しくいただきました。
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