新庁舎業務スタート
1月4日から柏崎市役所は新庁舎業務がスタートしました。
東玄関に番号発券機が導入されるなどオンライン化が進んでいます。
またフリースペースもあちこちに設けられ、早速活用されていました。
議会エリアは2階の奥に位置していますが、セキュリティが強化され、入退室はICカード式となっています。
議員に用事がある場合、1階の総合案内を通して議会事務局に連絡し、所在確認して呼び出しが可能となっています。
直接訪ねる場合は議場側の2階・議会事務局を通して入室することになります。
1月5日は新年初の広報広聴委員会があり、次号の議会だより(ギカイのとびら)について検討を行いました。
会派室はようやく片付き、作業が行える環境になっています。
そんな中で先日、総合案内を通じてお世話になった旧知の方が訪ねて来られたと連絡を受け、1階ロビーでしばらくお話ししました。
「感染症患者とそのご家族への支援金」について、担当課および可決した議会に苦言を呈したいとのことで、さんざんお叱りを受けました。
「誰もが感染防止のために様々なことを我慢し、仕事面で大きな影響を受けて苦しんでいる人達も大勢いる中で、感染者と同居家族に特化した見舞金が税金から出されることへの怒りを感じている。自分も周囲の人達も『議会は何をやっているんだ!』と言っている」と・・。
ただ「お叱り」の中には「自分が悪いから(自己防衛が足りないから)感染したのだ。」等、感染された方々を批難する言葉も含まれていた為、そこはハッキリと否定させていただきました。
●十分に審査せず懸念事項を残したまま議案に賛成したことについては、議員として深く反省しているが、感染者とそのご家族に対する人権・生活面での配慮の必要性は強く感じている。
●自己防衛していても感染することはあり得る。誰もが感染者になる可能性はある。事実確認されていない「噂」をもとに、感染された方々の行動に言及すべきではないと考える。
●感染すれば健康面でのリスクに加え、本人だけでなく濃厚接触者も生活面に支障が出る。特に非正規雇用者の場合、感染や濃厚接触により仕事ができずに収入を断たれ、生活困窮に陥った方もいらっしゃると聞く。
●その一方で休業補償がされている方々もいらっしゃることから、一律の支援金が妥当かどうか、また支援金額の根拠などについて、審査する時間を求めるべきだったと反省している。
●感染者・濃厚接触者の検査や、感染者の入院費用は公費だが、衣類などは廃棄しなければならず、自宅待機中の食料調達が困難など、見えにくい部分で負担が生じている。
●お見舞金(支援金)を渡して終わりではなく、感染された方々やご家族に対する長期的な相談・支援体制の確立を求めていきたい。
●今後の議会活動においては、議案を通すことで生じる社会的影響など様々なことを想定し、適切な働きかけ・判断を行いたい。
‥等、お話しさせていただきました。
他にも色々とご意見をいただき、最終的には担当課にも言いたいことがあると、そちらに行かれて終了となりました。
議会・議員の役割と責任の重さを痛感しつつ、反省すべきことを次の行動に生かせるように努力したいと思います。
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