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2021年1月

2021年1月28日 (木)

情と理について

21年前、転職して介護福祉業界に入職した時のこと。

当時の理事長(故人)が訓示として述べられた二つの言葉があります。

●情と理・・感情と理性・理論のバランスを常に保つこと。

●福祉の「福」「祉」ともに「しあわせ」という意味を持つ。人を幸せにするのが福祉の役割であること。

今もこの言葉が社会人としての自分の核になっています。

ちなみに2年前に選挙に出た時、事務所に市長から手書きの言葉(為書きではなく)を届けていただいたのですが。

「シャープに温かく」と書かれていました。

「情と理」に通じるものがあるなあと思っています。

さて、1/27には東京電力HDの安全対策に関わる新たな報告がなされました。

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東京電力HDプレスリリース2021.1.27

柏崎刈羽原子力発電所 7 号機の新規制基準に基づく安全対策工事における一部工事の未完了について

2021 年 1 月 27 日
東京電力ホールディングス株式会社
柏崎刈羽原子力発電所

当社は、2021 年 1 月 12 日に柏崎刈羽原子力発電所 7 号機の新規制基準に基づく安全対策工事が完了したことをお知らせし、その後、設備の健全性を確認する検査を進めておりました。
本日、7 号機の安全対策工事の一部である、6、7 号機中央制御室用の陽圧化空調機が保管されている区域※1のダンパー※2 の設置工事について、完了していないことを確認しました。
この工事は 6 号機の安全対策工事として工事管理を行っていたため、7 号機の安全対策工事完了時点で未完了であることを確認することができず、6 号機の安全対策工事を進める中で判明したものです。
今後、同様のことが無いかを改めて徹底して確認するとともに、当該の工事については、できるだけ早期に完了するように取り組んでまいります。
なお、その他の工事の検査については、予定通り進めてまいります。
引き続き、工事や検査の状況について、しっかりと説明してまいります。

※1 )6、7 号機コントロール建屋内の計測制御電源盤区域
※2 )室外とつながる空調ダクトから消火ガスの流出を防止するための装置

以 上

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この件については東京電力HD(株)広報担当の方に問合せを行い、以下のことを確認しました。

①放射性物質が外部に漏れるような過酷事故が起こった場合、中央制御室(6・7号機が同じエリアにある)への放射性物質侵入を防ぐため、可搬型陽圧化空調機を使って内部の圧力を高めることになっている。

②可搬型陽圧化空調機は6号機、7号機それぞれコントロール建屋内の計測制御電源盤区域に保管されているが、この区域が火災に見舞われた場合には、ダンパーで密閉して消火ガスが注入される。

③7号機コントロール建屋内の計測制御電源区域のダンパー工事は完了しているが、もし7号機の空調機が使えない場合は6号機の空調機を用いることになっている。

④6号機のコントロール建屋内の計測制御電源区域のダンパー工事は未完了だが、チェックリスト上は6号機分となるため、7号機のチェックリストに含まれていなかった。

⑤そもそも7号機安全対策工事は、福島のような過酷事故に至らないよう多重防護のために行われ、①の事象は事故レベルが相当進んだ段階を想定したものである。

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(上記の画像は東京電力HD(株)住民説明会資料より抜粋。1枚目の緑字は私のメモです。)

実態としてはこのような内容だと確認しました。

1/25の全員協議会でも感じたことですが、安全対策工事にはかなりの時間・労力・費用をかけ、様々な意味で多大な努力を積み重ねてきたにも関わらず、最後の詰めの段階で「住民の信頼」に関わる事態が連続していることは非常に残念です。

しかしながら理性的・理論的な観点もまた必要であることから、内容を読み解いてみました。

2021年1月26日 (火)

喜楽っとクラブ柏崎(柏崎市老人クラブ連合会)との意見交換会

1月26日、柏崎市老人クラブ連合会「喜楽(きら)っと柏崎」と文教厚生常任委員会との意見交換会が開催されました。
以下はその内容です。(市老連の個人名は伏せ、自分も含めて委員はイニシャル表記にしました)

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参加者 市老連会長1名、副会長4名、事務委託先・柏崎市社会福祉協議会職員2名、文教厚生常任委員会8名

柏崎市議会・老人クラブ連合会 意見交換実施要領

【開会あいさつ】

▲市労連 会長

・昨年2月まで県老人クラブ連合(県老連)会長を3年間務めたが、ある事情により辞任した。
・柏崎市老連でも臨時評議員会を開催、辞任理由など報告。
・市老連どうするべきか議論し、大多数の賛同を得て2020.8.31付で県老連を退会した。
・県内でも長岡地区老連など柏崎含めて5つの自治体の老連が県老連を退会。
・今後も県老連からの退会続くと思われる。
・意見交換の申し入れ昨年11/21に行い、今日こうして会場設営もしていただき感謝している。
・市老連は最近マンネリ化し、若い新規加入者がいない。
・伝統あるクラブが退会せざるを得ない状況が続く。
・皆さん議員の目に市労連はどのように映るのかを伺い、今後の活動に反映させたい。

◆文教厚生常任委員会K委員長

・委員会の位置付け
・人口減少に伴い・市の税収落ちている
・来年度予算 厳しい財政状況
・人生100年時代、アクティブシニア ますますの活躍を期待したい

【市老連の現況について(会長)】

●老人クラブの名称変更
・60歳から入会できる
・70歳定年も謳われる
・実態にあうものに
・喜楽っとクラブに変更
・ロゴも柏崎の海・山・花火をモチーフにデザイン

●新規加入の状況
・昭和63年をピークに減少傾向
・60歳はまだ現役
・ライフスタイルさまざま
・職場のしがらみも「あいつが入っているなら嫌だ」
・市労連に入らなくても自主的にクラブあるから・・

●柏崎市老連クラブ退会要因
・役員の引き受け手いない
・補助金申請がめんどうくさい
・メリットない 
*メリットを求めるところではなく地域への奉仕が目的
・成り手がないのは全国的な課題

●加入促進
・休部中のクラブに声掛け
・ないところに発足の声掛け
・検討委員会を立ち上げた(平成27年)

●補助金・助成金
・市・県・国が1/3ずつ補助金(老人クラブに対して)
・補助金支給要綱 市老連に加入が条件
・市労連の活動資金 216万4千円(平成22年から変わらず)
・委託料金 老人クラブへの委託見直し 事業峻別で廃止
・復活折衝で240万円(-19万4千円)

●問題点
・退会クラブ対応
・原資の不足(会費の減額 債務超過)
*市老連の位置付け 自主団体で規制ないため退会止められない
・毎年の繰入金 70万円/年 ⇒あと13年程度?
・県老連の負担金 年間40万円ずつ払っていた⇒持ち出し30万円程度か
・高齢者増えているが現在の加入者10%⇒30%程度に引き上げたい
・将来の人口統計予想 65歳以上人口の増加

【ここまでについての質疑】◆委員 ▲市老連

◆市老連に入らない地元の老人クラブとはサークル的な意味合いもあるのか?
▲名称は「老人クラブ」(昔からある)。北条地区などは100以上のクラブがあるが市老連に入らない。
「老人クラブ」としての活動は同じだが、市老連には所属してない。

◆補助金240万円の内訳は
▲社協への委託料なども含んでいる総合的な金額

【意見交換】

1.市議会議員の各位に市老連組織及び活動が、どのように映っているか

◆H委員
・高齢者の生きがいづくりが趣旨
・地域への奉仕が重点
・市老連以外でも活動広がりがありコミセン活動などと重複
・活動の方向性
・参加するにあたり、メインがわかりにくい
・難儀していることは承知

▼会長
・悩めるところ
・老人クラブ 見回り活動⇒民生委員も行っている
・地域活性化 サロン(社協)活動 市老連と重複
・シルバー人材センター も
・老人クラブの役割が縮みつつある

◆S副委員長
・個人の豊かな生活、地域の豊かさが老人クラブの柱だと思う
・ねんりんピック、じまん展からは個人の豊かさを感じられる
・社会・地域を豊かにするためにどんなことをしているのか見えにくい

▲会長
・ひとつの原因として若手が入ってこない
・上は80歳過ぎ 気力あるが行動に移せない
・地域自治 町内会長など役職持つのも高齢者
・高齢化により出にくくなる 地域になじみが不足
・老人クラブ のろし上げろと言っているが痛しかゆし

▲副会長
・PR不足だと感じる
・毎日見守りをやっている(コミセン関係は一時的)
・学校の草取りも依頼 
・市老連に入ってなくても除草など行っている
・会員はそれを行うのが当然と思ってやっている
・地道な奉仕活動(歩道の草取りなど)
・実績はある。生きがいとしている。 
・謙虚、目立たないようにしている

2、各単老の役員・会員に声かけしているが、意欲の低下がみられる。

*町内会長も高齢者で関心薄い。会員はやりたいが町内会長の問題?自主団体なので強制できない。

◆S委員
・クラブ入会ない・退会多いのが課題だと思う
・率直に申し上げて市老連の高い志には頭が下がるし理解できる
・しかし人は楽しくないと活動しない、集まらない
・最初は集まるが長期化すると疲れ、義務になるとつらくなる
・地元の青年会活動 20代~50代 似ている
・活動の義務化 少し意識を変えていくことが必要ではないか
・ライフスタイルの変化どう分析?

▲会長
・われは我 しがらみほしくないという人が増えた
・世間の世話になりたくない(個人主義)
・昭和23~24年生まれに顕著
・カルチャー ひとりで出かける 団体行動しなくてもよい。
・ねんりんピック 人数割 
・数にはこだわらない 内容で勝負
・健康増進・フレイルなど、市老連そちらに力を入れたい

◆K委員
・逆に残っている加入者は何を魅力としているのか
・健康増進を特化していくことで他団体との差別化をはかれるのでは

▲副会長
・南条では町内会長が終わると老人クラブに入る流れができている
・シニアじまん展への出展など、人走役にまわることもある。
・活動する人だけでなく応援団 

◆K委員
・今のお話しから老人クラブが地域コミュニティ形成につながることが理解できた
・こうした利点や成功事例を発信してはどうか

◆H(Ⅿ)委員
・仲間がいるからできることがある
・個々の嗜好で動く中、団体でできることはなにか
・若手が入らないのは他団体も同じ
・うまく取り込んで発信
・世代別活動も見せていってはどうか

▲会長
・年齢層の問題ネックに
・シニア・ミドルシニア・ゴールド枠での協議もできるとよい

 

3、旧庁舎跡地利用について高齢者利用の可能性は

◆K委員長
・原案は屋外体育施設、中央コミセンの移転(案)
・市民全般が利用しやすい施設として進めている
・令和5年度~解体

▲会長
・旧庁舎跡地はオール柏崎、高齢者の憩いの場もつくってほしい
・西山コミセン3つ 活動の場も減ってくる
・高齢者1/3 対策も吟味していただきたい
・福祉センター 事務局委託しているが老人クラブの事務局ない
・新たに社協入ってもいいのではないか 
・もう少し全市民的なものが必要ではないかと個人的には思う

◆K委員長
・ご意見として参考にしたい

▲副会長
・ソルトスパ潮風が閉鎖したままだが、温浴施設は高齢者に必要

◆S副委員長
・柏崎交通が主体となっている
・内装改築中であり今年中に再開との話も聞くが、民間なので財政的な課題もある

 

4、市老連の財政状況 会費で賄うが活動補助金を得る手段はないのか。(補助金以外の収益は250円×会員数)

◆H(Ⅿ)委員
・シルバー人材とのすみ分けが難しい
・他団体との連携うまくとれないか(シルバー人材、市)

◆S副委員長
・介護高齢課に聞いたが市はメニューを用意していない

◆A委員
・90代の母は亡くなるまでは縫物
・マスク販売、ソーシャルディスタンス用〇×座布団などをつくり販売する自主事業はどうか
・講師派遣の謝礼など
・会員減は時代の流れで致し方ない
・肩に力を入れずにできることをやってはどうか
・余裕を持ってやることが継続
・縛られると嫌がるので、無理に引き止めないことも大事では

▲副会長
・90代の人達は手芸・編み物を生きがいとしている

◆A委員
・我々が生まれる前のことがわからない
・地域の伝承として地元紙の作成なども無理のない範囲でどうか

◆H(Y)委員
・喜楽っとクラブのロゴマークをつけて販売してはどうか
・コミセンのそば打ち、体操など講師依頼
・コミセンとの連携により謝礼発生
・歩道の草取り時にロゴ入りベストを着て行えばPRになる

▲会長
・自主団体なので物品販売できなくはない
・県労連は財団法人なので大々的な物販は×
・そのため県老連と意見総意
・県老連が物品販売に走ってしまった
・定款見直さずに物販用職員を雇用したために決裂
・愛の一輪募金活動 車いす施設に贈呈など
・自主事業は考えているのだが、なかなか難しい

4、その他

◆S委員
・市老連に何を望むかという点であえて申し上げたい
・老人ひとり世帯の健康管理、命を守る 安全失われる社会
・地域と社会のつながりを守るために果たす役割もあるのでは
・市長の公約受け止め 柏崎市は健康寿命を延ばすことに力を入れている
・コツコツ貯筋など独自事業もある

▲会長
・老人クラブ会員みずからフレイル予防
・老人クラブ内で立ち上げて輪を広げたい
・コツコツ貯筋カルテルの作成などフレイル対策も考えたい
・構想練っているので、できたら市とすり合わせたい

▲副会長
・市からのお知らせは「詳しくは市のHP」と書いてあることが多い
・高齢者は市のHPから情報をとるのが難しいが何とかならないのか

◆K委員長
・内容は各家庭に配布済みのものと重複していることが多い

◆K委員
・防災無線でも細かく発信している
・情報が取りにくい人達は要配慮者として民生委員、町内会長が把握し声掛け対象に
・情報が取れるか心配な人がいたら、老人クラブのネットワークで、もう一声かけてはどうか

【閉会挨拶】

▲副会長
・有意義な意見公開の機会となったことを感謝したい。

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老人クラブが発足した時代から60年近く経過し、シルバー世代の活躍の場が広がり、「70歳までの雇用延長」も謳われる現代において、その役割は変わってきていると思います。

地域活動の担い手不足は町内会やコミセン等、様々な場面での共通課題であり、老人クラブについては原点となる「健康・友愛・奉仕」の三大目標を核とし、時代に合わせて無理なく活動を続けていくことが望ましいのではないかと感じました。

正直、市老連の皆様が求めるお答えはできなかったと思いますが、高い志と熱意に心から敬意を表します。ありがとうございました。

 

2021年1月25日 (月)

全員協議会「柏崎刈羽原子力発電所7号機の新規制基準への適合性審査および安全性向上の取り組みについて」

1月25日の午後から市議会全員協議会がありました。
内容は、柏崎刈羽原子力発電所7号機の新規制基準への適合性審査および安全性向上の取り組みについて、東京電力ホールディング株式会社から説明を受けるものでした。
この後、柏崎市、刈羽村、新潟市、長岡市、上越市で住民説明会が開かれます。

しかしながら前々日となる1月23日には下記の件が報道されたことは、大きな衝撃でした。

新潟日報 2021/1/23/20.00

「別人IDで制御室入る 柏崎原発所員、テロ対策規定違反か」

東京電力は23日、柏崎刈羽原発の所員が昨年9月下旬に他の所員のIDカードを使って原発の中央制御室に不正に立ち入っていたと発表した。
東電は原子炉等規制法に基づき、テロ対策などを定めている核物質防護規定に違反した恐れがあるとして、原子力規制委員会に報告した。
東電はメディアが報道した後に公表した。
中央制御室は原発の制御や監視、操作を集中的に行う重要な施設で厳重に管理されている。入室には顔写真の確認など複数の警備を通過する必要があるが、通り抜けていた。
関係者によると、この所員は自分のカードを持っていなかったため、休みだった同僚のカードを無断で持ち出し、使用した。社内で判明し、東電は直後に規制委に報告した。
原発でのテロ行為を防ぐため、原発を運転する事業者は核物質防護規定を定めて規制委の認可を受けている。規制委は東電からの報告を受け、違反の有無や防止対策について調べている。
東電は「核物質防護上、詳細を公表できない。地域の皆さまにご心配をおかけして申し訳ない。対策の徹底を図り、引き続き社員教育に努めたい」としている。
柏崎市の桜井雅浩市長は「原発の安全管理にとって非常に重要な案件。東電に対し、より正確な事実関係を報告してもらいたいと伝えた」とするコメントを発表した。
東電が再稼働を目指す同原発7号機は今月12日に規制委の新規制基準に基づく安全対策工事が完了。今後は地元自治体の同意が焦点となっている。

以下は全員協議会の内容です。

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◆橘田代表(新潟本社)より

S44年の市議会での発電所誘致決議から50年を超え、地域の多大な協力のもと運営してきた。
福島事故からまもなく10年。今も尚、福島・新潟・社会の皆様に多大な不安と心配おかけしお詫びする。
福島のような事故を二度と起こさないとの覚悟のもと、安全対策に取り組んできた。
7号機 安全対策工事が完了。安全性向上の自主。今後は燃料装荷。
安全はこれで十分と思ってはいけない。さらなる安全性向上に取り組む。

一昨日の報道、昨年9月下旬、他人のIDカードで中央制御室進入。
すでに規制委に報告し対策とっているが、お詫びする。
発電所内の核セキュリティの徹底および社員教育の徹底に注力したい。
組織が一体となり解決できるよう、日々の防災訓練など継続的な改善を図りたい。

地球温暖化防止対策
・2030年度までに半減(2003年度比)
・2050年までの二酸化炭素ゼロ カーボンフリー

実現の為、電源側の取り組みが重要。
原子力発電は安定供給、エネルギー安全保障の観点から重要な電源。
また自然災害は太平洋側に集中することから、日本海側の電力安定供給強靭化に不可欠と考える。

安全性・業務は地域の皆様に評価されるもの。
主体性を持ち安全性向上に取り組む。
住民の皆様の声を傾聴し地域と向き合うことを約束したい。
尚、規制委員会に関することは本社対応のため、十分お答えできないかもしれない。

◆石井所長より資料に基づく説明

地域の皆様への説明会(2021年1月 東京電力HD)

配布資料

日本のエネルギー事情(2021.1月 東京電力HD)

 

◆質疑応答

(I議員)
7号機の安全対策工事説明が本日の趣旨であり、安全性向上に向けて注力していることへの説明あった。
冒頭、常務執行役から福島事故から10年、今日まで収束していない。避難者、産業界の苦悩、今も影響あることへの謝罪あった。
原子力災害 過酷事故の影響が大きいことは全国民の理解となっている。
その後、運転を行うにあたり、あれほどの事故を起こした東電の運転の適格性が問われている。
この間も免震重要棟の耐震性、連絡ミスなど、繰り返してきた。
直前にIDカード不正使用の事件も起きている。
安全対策の訓練説明受けたが、こうした核防護規定違反を疑われる事件を起こしていて、安全性向上への責任果たせるのか。
安全対策の運用できるのか適格性が問われる。
事件9月に起きたことをこれまで世間に隠してきた。おかしい。信頼到底できない。
なぜ今になってこのような事件が明るみになっているのか。
習慣的に行われているのではないかと疑い持たれている。
的確性に疑い持たれていながら、思い描くスケジュールでできると考えているのか。
的確性は認められるものではない。

(橘田代表)
改めて心配をおかけしたことお詫び申し上げる。
そもそも福島事故 あれほどの事故を起こした私どもへの適格性が一点目だが、事故の当事者であることへの責任を持って、福島の復興・廃炉・賠償に尽くしている。
同時に事故から様々な教訓を学んできた自覚はある。
安全にゴールはない、十分ではない。全社員の胸に刻んで事業にあたっている。
ひとつひとつ積み重ねて再び信頼をいただくよう努力を続けていきたい。

冒頭お詫びしたID問題について「9月から隠して」との話だが、すみやかに規制庁に報告している。決して隠蔽の意思はない。
情報公開・発信は核物質防護上の問題があることから、詳細に関してお話しさせていただくことは控える。
規制庁への報告は済んでおり、その結果として指示等降りることから、それを受けて公開するつもりであった。
ご意見・ご質問忘れないでおきたい。

再稼働スケジュール 思い通りにできるのかとのことだが、先ほどの説明通り。
7号機の再稼働は安全最優先 地域理解を賜る必要性がある。
あくまでも安全対策工事が行われている検査スケジュールを示した。
おかしなところあれば立ち止まる。技術的行程を積み上げたもの。

(M議員)
今日の説明会タイミングは何なのか。何を説明したいのか伝わってこない。
今までのものを復習している程度で、ほとんど聞かされたものを中心に説明している。
3年ぶりに行われる説明会だが以前とあまり変わらない。
今日の目的は?

(橘田代表)
本日の説明の3年前の平成30年に全員協議会で説明し、同日に市民にも説明。
平成29年の12月に設置変更許可を受けて開いた。
今回の新規制基準ともなう安全工事は、許認可前に工事着手が許されている事情がある。
工事を行いながら基本設計(平成29年12月)に許可いただいたいる。
当時は基本設計の説明。
その後、詳細設計 具体的な工法・施工が認可、工事完了。
3年前の方向性の中で示した詳細設計、工事が完了したことへの報告が本日の趣旨である。

(M議員)
今日までに1兆2千億円の工事。スタートラインがあってどう到達したのか、とのスケールで説明しないと納得できない。
福島事故 全電源喪失 さかんに議論があったのに無視されたことで起こった。原因分析することがスタートラインではないか。
御社としての安全性オリジナルがないから、IDの問題、人間による事故が起因。

①フィルターベントは全工事が終わったのか。システムは実際に機能するか検査したのか。実機でやらねばならないができるはずがない。
②避難計画への協力とあるが、夏場しか想定されていないのではないか。施設内の除排雪、冬季についての対応は。

(石井所長)
①について、フィルターベントは工事完了。使用前検査も。精度確認は社内の自主検査。
総合確認は使用前確認のステップの中で、規制庁に確認いただく。

(橘田代表)
②について、まずは避難に至らないように対策をとっている。その上での万が一の質問かと思うが。
住民避難は行政指示によるもの。自治体で避難計画、実効性高めるために協力する立場。
明日、新潟県が冬季訓練を実施。訓練重ねることで実効性を高めていくところに社を挙げて協力していきたい。

(M議員)
福島の事故原因の分析は東電としてどう考えるのか。
フィルターベント工事中であれば燃料装荷後の検査4月に予定はおかしい。
燃料装荷=目の前に稼働 シナリオのひとつ。
同時に自治体の了承を得なければいけないのではないか。

(橘田代表)
福島事故の原因はこれまでも検証してきたが、地震に伴う津波による全電源喪失を主原因として認識。

(石井所長)
フィルターベント装置の工事は完了。性能の確認を行っている。
この工程は国への検査スケジュールの調整。
今月中にフィルターベント完了。
なにかあれば立ち止まる。住民理解を前提としている。

(I議員)
フィルターベントについては当時も謝罪あった。3つの条件で事前了解。
新規制基準への適合としてシビアアクシデント対策、審査結果を適時適切に説明とのことだが。
運用方法と住民避難計画との整合性が求められてることが、課題としてまだ残っていると認識するが、課題が残る中で起動試験にはならないのではないか。

(橘田代表)
フィルターベントを巡っては平成25年から色々あった。
避難計画との関係は新潟県からも事前了解を得て、3つの検証の中で専門家から審議いただく。
整合性は技術委員会で議論され、柏崎刈羽原子力発電所の21の課題を技術委員会が抽出。その中にフィルターベントも含まれる。
一方で避難委員会では避難計画をさまざまな角度から議論いただく。
3つの検証の中でI議員のご指摘部分も第三者的な評価いただいている。

(I議員)
課題残るなら前に進めない。
地域説明会、新潟、長岡、上越に対しての説明責任について。
対策指針でUPZ圏内 避難計画の策定義務を負わされた。
28市町村研究会の監事自治体 他への説明責任どう果たすのか。努力すべきでは。

(橘田代表)
安全にゴールはない。事故リスクはゼロではないが、日本のエネルギー事情を勘案すれば原子力発電は必要。

(I議員)
原子力災害リスクがゼロではないとする中で、事故あった場合の責任をどうとるのか明確にすべき。

(橘田代表)
UPZ圏内住民への情報提供として先ほどご紹介いただいたが、このあと県内5箇所で説明会行うがこれで終わるわけではなく県内に広く説明をしていきたい。
県内全体で広報紙を配布し安全対策工事の説明を行い、小規模の説明ブース(コミュニケーションブース)ほぼすべての自治体で開催している。
コロナ禍で対面でない形で進めている。年末に何とか吸い上げて安全対策を示したい。
なにかあれば社長の法的責任が問われることは資料の10で示した通り。

(H議員)
安全審査が終わって試験に向かうわけだが、運転員の責任は。
長らく運転停止していて経験ない運転員が担うことについて、どう育成するのか。
燃料棒の入れ方によって、よく燃える箇所などノウハウあると聞く。
経験ないオペレーターだけにやらせないよう訓練はされているのか?

(石井所長)
運転員の経験不足を懸念しているが、起動行程をシミュレーターし、実時間で経験・知識付与しながら操作訓練を行う。
稼働しているプラントで実機での研修を受ける。
組織全体で、運転・起動時のくせやしっかりした洗い出し工程ごとに組織全体でまとめている。
今後も再稼働に向けて勉強、バックアップ体制。

(I議員)
説明で安全を守るのは「最後は人」と締めくくったが、安全性を高めるためにID不正問題は明らかにすべき。
あらためて議会や地域・市民への説明も必要。
議会運営委員会が開催され、IDについて説明あるだろうが、明らかにできないだろうからコンパクトにするとの申し合わせを行う。
おそらく議長から、あらためて核防護違反について議会への説明の申し入れあったことだが、説明どうするのか。

(橘田代表)
本日の意見は忘れないで帰りたい。
事故の教訓ふまえ安全レベル高めて対応力の向上に努めたい。
安全への知見 必要対策を継続実施。
本日の結果も含めて当社の取り組みに反映させたい

――――――

ハード面および災害発生時の対応など安全対策については厳しい基準をクリアし、さらに自主対策も進めていることは理解できました。
ですが「ID使用問題」が今のタイミングで報道されたことは、これまでの努力を水の泡にしかねない事態だと思います。
マスコミ報道される前に、規制委員会に報告した段階で自治体に話があってもよかったのではないかと感じるのですが・・
すでに社内での改善策は施しているとのことですが、チェック機能のさらなる強化に加え、ひとつひとつの動きが「世間の目」にどう映るかという観点での危機管理強化も必要ではないかと感じるところです。

2021年1月24日 (日)

令和2年度 第2回防災士フォローアップ研修会

1月24日、「防災士フォローアップ研修会」に参加しました。

柏崎市では防災士養成講座を開催し、防災・減災に関する専門的な知識と技能を有する「防災士」を養成し、地域の防災活動や実践的な防災訓練に積極的に関わり、地域防災力の向上のために中心的な役割を担う人材の育成を進めています。

主催である柏崎市 危機管理部 防災・原子力課長からのご挨拶によれば、全国的に防災士の取得者が激減する中で、柏崎市では今年度42名の防災士(5期生)が誕生し、全体で200名以上に上るそうです。

今回の研修では昨年加入した「女性防災士の会すてっぷ」としてのお手伝いも兼ねて参加しました。以下はその内容です。

ーーーーーー

講演「災害に強いコミュニティの育て方」

講師:上村靖司 氏(長岡技術科学大学機械創造工学専攻 教授)

210124

災害は
●論理(仕組み-技術・制度)
●摂理(自然現象の理解・観測・分析・予報)を中心に考える傾向にあるが、
心理(人・人々の気持ち・行動)に目を向けないとかみ合わない。

人の心理に注目すると

●平常時-快適ゾーン
●災害時-パニックゾーン
●ストレス時-学習ゾーン=ストレスにより学習する。

防災=ゼロにはできない
減災(被害を減らす)、縮災(早く復旧)との言葉もあるが

いざという時に主体的に考えて行動する力を育むことが必要。

これからは応災=反応・対応・適応

【奇跡と悲劇】

◆釜石の奇跡と悲劇

東日本大震災の時、岩手県釜石市の小中学生が自発的に避難したことが話題になった。(2991人のうち犠牲者5人=生存率99.8%)
その一方で、対岸の防災センターには241人が避難したものの津波に飲まれ、生存者は34名(生存率14%)だった。

釜石の小中学校では片田敏孝教授(当時群馬大学)が防災学習を行い、津波三原則を子ども達に教えていた。

津波三原則とは

◆想定にとらわれるな・・論理には限界がある(ハザードマップなど)
◆最善を尽くせ・・正解はない
◆率先避難者たれ・・誰かが動けば他の人も動く

釜石の子ども達は中学生が小学生に声をかけ避難を開始。その様子を見た大人や高齢者も避難。
避難場所として指示されていた場所に逃げたが、迫りくる津波を見て「ここでは危ない」と判断し、さらなる高台を目指した。
防災センターに逃げた大人達は施設名により「ここなら大丈夫」との正常性バイアスが働いた。

⇒今できる最善の行動をとるしかない

2018年西日本豪雨では避難指示が出ても95%以上の人は避難しなかった。
テレビのアナウンス「今すぐ命を守る行動をとってください」
しかし現実に何をすればよいかわからない。

知識があればよいのか?
訓練すればいいのか?

不確かな情報をもとに何となく判断しているにすぎない。
今、直面している災害は方程式に当てはまるものなのか。

感性は経験により磨かれる。
行動は自信~自己肯定感~成功体験が背景に。

主体性」に踏み込まないと行動につながらない。

防災レシピから防災ワクチンへ
・レシピ:決められた手順
・ワクチン:免疫力を高めて災害と向き合う。

生き抜く力を育むにはワクチンが必要。

 

【自主防災組織と地区防災活動】

◆自主防災組織=日頃の地域コミュニティの延長

●中越地震の事例

震源地となった川口町木澤地区では、地域住民が食料やストーブを持ち寄って炊き出しを行い、暖をとった。
ついには除雪用の重機を使って、住民たち自ら道をつくった。
「できることをできる範囲でやる」「肝心なとき役所はあてにならない」

いかに日頃から行政依存しているか・・昔は自助・共助が当たり前。

●糸魚川大火の事例

ラーメン屋の出火が強風により「飛び火」して遠隔地に火災が広がった。
消防隊員65名のうち50名余がホースを握る(全員体制で消火活動)
→後方支援に人をまわせず、記録もできなかった。

しかし人的被害は最小。
避難誘導は地元の警察・自主防災会が行った。
彼らは日頃から商店街・青年会議所・町内会等の仲間として酒を酌み交わす中。
打ち合わせをしなくても阿吽の呼吸で動けた。

2事例からわかること・・いざという時に発揮されるのは「地域の力」

◆地区防災計画とは

従来、防災計画は国→都道府県→市町村にトップダウン。
しかし地域の実情はそれぞれ違う。
地域住民が話し合い、それぞれの実情にあわせて策定するのが「地区防災計画」:地区から市に上げる。
計画をつくることが目的ではなく、プロセスが重要。

【苦情と協働】

●岩手県滝沢市の事例

人口5万人の豪雪地帯。村時代から住民自治に尽力。
新興団地の開発により人口が急激に増え、行政施策が追い付かなくなった。
移住政策として行政による市道除雪を掲げたが、やればやるほど苦情も増えた。
排雪が間に合わない。予算が倍になる。

苦情が集中するのは「上ノ山団地」
住民要望・苦情データを解析すると
・バス通りが狭く状況がよくないから何とかしてほしい
・自宅前に寄せられる雪を何とかしてほしい

2013年~協働除雪の開始

・上ノ山団地のリーダー・高橋さん(元議員・故人)を中心に地域住民が「まごころ除雪隊」を結成。
・きっかけは「あの除雪車を貸してくれれば俺がやるのに」との地域住民の言葉。
・国の克雪事業を活用(補助金100万円)してパケット付除雪車をリースし、業者除雪が残した雪を片付け

2015年~本格的な住民協働へ

・隊長・局長で出勤を判断
・除雪日・排雪日の当番表作成
・排雪には市から軽トラを借用
・排土板付き除雪車購入

2016年~「上ノ山方式」として認知

・除雪協力費として1世帯1000円徴収を承認。
・業者との協働除雪車を配備。
・市独自に貸出用除雪機を確保。

2017年~財政的に自立

2018年~補助金ゼロ・苦情もゼロに

住民協働除雪を評価~上の山自治会まごころ除雪隊

<ふりかえり>

◆固定観念の払拭
・「除雪は行政の担当」→自分達の地域は自分達で作るべきもの
・業者・行政任せの除雪→住民主体で業者と協働。行政は後方支援。

◆主体性を取り戻した結果・・
・ニーズに寄り添ったきめ細やかな除雪。
・住民満足度の著しい向上。
・除雪が新しい地域共同体づくりの入口に。

リーダー:当事者→主体→率先者(=影響を与える人)
住民:無関心→傍観者→当事者→主体

<主体性が引き出された過程>

◆地域リーダー
・元議員:役所の論理や動かし方は熟知。しかし重機の運転はできない。
・自治会役員:重機の運転はできるが世の中の動かし方は知らない。

◆役員・住民の役割分担
・オペレーターの発掘。運転以外でも交通整理などの役割を担う。
・お母さん達の役割→感謝状の贈呈。お父さん達はますますやる気に。

◆主体性を獲得した結果
・共同作業による連帯感。やればできるという自信。
・定年後の生きがい。感謝の言葉・肯定感。その共有。
・自分達の地域は自分達でできる。→「三人寄れば文殊の知恵

(資料より)

★同市内の「あずみ野団地」でも協働除雪を導入をめざし、行政主導でワーキンググループを開催したが大荒れに。

●住民の認識「除雪とは雪を持っていくこと」
・除雪車が出たら道路に雪を出す。「出せば持っていくだろう」

●除雪車が来ると・・
・住民は外に出て除雪作業を監視「見てないと雪を家の前に置かれる」

●除雪業者は「もうムリ・・」
・雪を寄せることができず、結果、表面を撫でるだけの除雪に。
・この状態なら除雪は止めたい。

●それを見て住民は・・
・除雪の雑さに苦情を言う。
・懇談会で呼びかけるも悪循環

◆あずみ野自治会住民懇談会を開催
・雪を問題視しない班と、話し合いをしている班・していない班が混在。
・苦情と行政が捉えているのは団地全体でなく、「話し合いが不十分な班の一部住民の苦情」だと全体に共有。

第1段階:住民が個別に行政・業者に要望・苦情
・不満への個別対応が持続 
・協働除雪も「業者の代行」と認識

第2段階:除雪懇談会を開催し、地域に説明
・地域の要望・苦情が共有
・まだ行政と業者は一体の認識
・イケイケ自治会長と冷めた住民

第3段階:地域住民・行政・業者の3極構造
・それぞれの立場と役割が明確に
・自治会を5地区に分けリーダー選出。自治会主導の情報共有の仕組み
・協働除雪により除雪への理解深まる

第4段階:3者相互の関係性が双方向に
・除雪懇談会が共通認識づくりの場に

話し合いを重ねることで、地域の主体性が育まれた。

アンケート調査結果
・肯定的な意見が増え、除雪マナーの向上、話し合いに前向きに。

 

【ヤクタタズと限界集落】

豪雪地は高齢化(過疎化)が進行→除雪の担い手不足
担い手探し→除雪ボランティア登録制度(新潟県)
登録者と活動者数に差がある。

そこで・・「越後雪かき道場」を主催。
豪雪地域の除雪ボランティアとして未経験者を育成。
限界集落に入り、地域活性化につながっている。
未経験者にとって雪はレジャー。

越後雪かき道場

ミッション:未経験ボランティアに研修機会を提供(当初)
ビジョン:豪雪時に「修了書」を持った支援者が駆け付ける(当初)
コンセプト:「学び・成長・体験」を提供。「楽しく一緒に」雪かきする。「地元のみんな」を巻き込む。「ブランディング」(かっこよくおしゃれに)

雪かきを楽しく本気で学ぶ。「越後雪かき道場」入門レポ!

★除雪ボランティアと地元住民の交流機会を創出。
★ボランティアに地元のお年寄りが雪かきのテクニックを伝授。
★一人暮らしの高齢者宅の雪下ろし→感謝→やりがいに。
★毎年の交流につながるケースも。

*個人宅のどこに派遣?→本当に困っている人のところへ。

ボランティアの声
・感謝の言葉が嬉しかった
・疲れたけど充実していた
・地元の方々のおもてなしがよい思い出になった
・観光ではなく体験を通して交流できて満足
・またやりたい。充実感!

地元住民の声
・どうなるかと思ったけど、やらせてみれば結構できるなあ。
・手伝ってもらって助かったよ。
・俺たちの雪かき技術は日本一だ。
・正直、面倒くさいと思って受け入れたらすごく良かったよ。
・また来いよ。春は田植え、秋は稲刈りをやらせてやるから。

平成30年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

◆越後雪かき道場の意義

マイナス(ヤクタタズ)+マイナス(限界集落)=プラス

本当に足りなかったのは、除雪の担い手?
・雪かき道場を開催するとかえって大変。やらない方が楽?
・「ヤクタタズ」と呼んでいる時点で役に立っていた。

 

<これからの防災は何を目指すべきか>

安全安心の欺瞞・・安心しきったら却って危険。不安だからこそ安全に。
快適・便利・・度が過ぎれば不満ばかりに。
合理的・効率的・・人間の心理はいつも不合理・非効率

大雪の時は、地域を育てる絶好のチャンス

<私の願い>
今の地球の困りごとだけでなく、子どもや孫の未来に、誇らしく思えるような地域に育ってほしい。
次々と顕れる地域の課題に対し、皆で丁寧に議論を積み重ね、納得して対応できる地域になってほしい。
何時いつ起きるかわからない、災害などの非常時にも助け合って支え合って乗り越える地域に育ってほしい。

最後に・・

Yahoo!ニュース「福井市内大雪から2週間 SNSで歩道除雪呼び掛け 保護者ら通学路確保」

1/23(土) 12:43配信 福井テレビ

先日の大雪から2週間が経ち、福井市内では23日、SNSの呼びかけで集まったボランティアらたちが歩道の除雪作業に取り組んだ。
同市北部にある通称・サン二の宮通りは車道の除雪はされているが、歩道には多くの雪が残っている。
この通りは付近の小学校や幼稚園に通う児童や園児らの通学路になっているため、地元の保護者らがSNSで歩道の除雪を手伝うボランティアを募った。
この日は、7人のボランティアが集まり、スコップを使って交差点に積み上げられた雪山を崩したり、除雪機で歩道の雪を取り除いたりした。
24日までに通り沿いの歩道約1.5kmの除雪を完了したいとしている。

このニュースが取り上げられてよかった。気が付いた人が声を出し、行動することが大切。

ーーーーーーー

非常に深い内容の講演であり、災害に強いコミュニティを育てるためには、日頃から顔が見える友好的な関係を築いておくこと、主体者として自ら動く人、率先者となるリーダーがいることが重要だと感じました。

私自身も主体的かつ適時・的確に行動できるよう、スキルを磨く努力をしていきたいと思います。

2021年1月20日 (水)

後援会報「近藤ゆかり市議会通信」

不定期に後援会報を発行しています。

近藤ゆかり後援会報2020.12月

近藤ゆかり後援会報2020.夏号

近藤ゆかり後援会報2020.4月号(A3版)

近藤ゆかり後援会報2020.1月号

近藤ゆかり後援会報2019.11月号

試行的な部分もあり、レイアウトやタイトルが毎回、若干?変わっています(汗)

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(試行錯誤するウサギ・・こしいぶき+もち米ブレンド)

 

2021年1月18日 (月)

会派報告書の発行&「恋の街・柏崎」について

1月17日朝刊に会派「民友」の活動報告書を折込ました。

発行には政務活動費を使わせていただきましたが、そのためには「議員個人の宣伝と受け取られないようにする」「市内全域に配布する」等の基準があります。

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民友2020活動報告pdf

ちなみに「柏崎は恋の街とはどういうこと?」とのお問合せをいただきました。

柏崎には恋人岬をはじめ、お光・吾作伝説、双体道祖伸、胞姫神社、羅石尊(恋の懸け橋伝説)、そして良寛の心の恋人とも言われる貞心尼など、「恋」をモチーフとした観光資源が多々あることから、「柏崎は恋の街」としてストーリー性あるイメージ戦略を展開してはどうか?という趣旨です。

平成30年2月定例会議の代表質問で佐藤和典議員が言及して以来の調査研究テーマでもあります。

恋愛パワースポット「恋人岬」

「お光(みつ)・吾作(ごさく)の碑」

「胞姫(よなひめ)神社」

石地コミセン(恋の掛け橋=羅石尊、双体道祖神)

「貞心尼の墓」

この件も含めて今後も調査・研究を続けながら、市民の皆様の負託に応えられるよう活動していきたいと思います。

2021年1月15日 (金)

災害救助法と補正予算

午後令和2年1月15日は新庁舎議場初の随時会議が開かれました。議案は以下の通りです。

【審議事項】

●一般会計補正予算第22号 2243万9千円

災害対策事業費 災害時備蓄品等管理事業 1993万9千円

*新型コロナウイルス感染症対策として、市内の公共施設にサーモグラフィカメラ又は非接触型体温計を設置するために必要な経費

災害弔慰金等支給事業 250万円

*災害弔慰金の支給に該当する事例(死亡事故)が発生し、その遺族に対し災害弔慰金を支給するために必要な経費

→質疑・討論なく全会一致で採決しました。

【専決処分報告】

●一般会計補正予算第21号  6億4085万6千円

(歳入:地方交付税=4億3445万6千円、県支出金=2億640万円)

・市道の除排雪経費 4億円
・公共施設の除排雪経費 2819万円
・地域で支え合う除雪支援事業補助金 300万円
・災害救助経費(要配慮者世帯除雪経費)2億640万円
・災害対策軽費(職員時間外勤務手当等) 326万6千円

●国民健康保険事業特別会計補正予算(第7号)

・直営診療施設の除排雪経費 総額 157万7千円

ーーーーーー

ところで今回の補正予算は新潟県(柏崎市)が「災害救助法」に適用されたことと深く関係しています。

内閣府:防災情報のページ:災害救助法

災害救助法の概要(PDF)

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柏崎市も1月10日に災害救助法が適用されたことにより、スピーディーに除雪に関わる補正予算を組むことができたと思います。

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先日の記事でご紹介した要配慮者への除雪支援も、災害救助法の原則「経済的な要件を問わない」により、非課税世帯に限らず救済対象となりました。

また今回の補正予算で計上された「災害弔慰金」は災害救助法が適用された市区町村がある場合、その県全体が支給対象となります。
新潟県では昨年(2020年)12月17日に南魚沼市、湯沢町に災害救助法が適用され、今年(2021年)1月10日に柏崎市ほか5市(長岡、十日町、上越、糸魚川、妙高)に適用されました。
今回の支給額は250万円と定められ、経費負担は国1/2、県1/4、市1/4となります。

先ほど新潟県の災害救助法が延長(1/19→1/31まで)が発表されました。

まだまだ支援を必要とする方々がいらっしゃるだけに、ありがたいことです。

【新潟県】災害救助法による救助の実施期間を延長します

 

ところで今日は議会の前に市内の寿司店「魚河岸」さんのお弁当をいただく機会がありました。

色彩よく味良くバラエティに富み、とても美味しくいただきました。

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新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策として実施されている「かしわざきスーパーGOTOイート」の期間も、2/28まで延長することが発表されました。

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厳しい冬ではありますが、ひとつずつできることを重ねていきたいものです。

2021年1月14日 (木)

大雪にともなう情報(防災行政無線より)

1/8~の大雪により柏崎市では豪雪災害対策本部が設置、また国の災害救助法が適用されることになりました。
市内の交通網が機能停止し、小中学校の休校やごみ収集の中止など、生活面でも様々な影響が出ています。
1/11には自衛隊が高齢者福祉施設4か所の除雪を行ったことも報じられています。
1/12以降にいったん雪は止み、現在は雨が降っていますが、まだ完全に元通りというわけにはいきません。
昨日1/13には数回に渡り防災行政無線が流れましたので、以下にまとめてみました。

【除雪作業】
●柏崎警察署前や総合医療センターに向かう道路など、緊急時に必要な路線
→1/13を目途に確保予定です。

●2車線道路など幹線道路
→1/16を目途に確保予定です。

●町内間を結ぶ道路、生活道路はさらに日数がかかります。

★担当事業者が昼夜問わず懸命に作業中ですが、除雪後の雪の運び出しが間に合わない状況です。
★事業者への直接の問い合わせや苦情などはご遠慮いただくようお願いします。

【学校】
●市立小・中学校は1/14~再開(給食も)
●登下校時間は各学校により異なります。

★無理の無い範囲で、子どもたちの登下校時の安全確保、道筋の除雪にお力添えお願いします。

【JR】
<1/14運休>
●信越本線→長岡~直江津間の上下線
●越後線→柏崎~吉田間の上下線

【バス】
<1/14平常運行>
・柏崎=野田
・柏崎=岡野町車庫
・柏崎=平井・安田・鳥越・南条=宮平北
・柏崎=杉平
・柏崎=久米
・柏崎駅南口=新潟工科大学
・柏崎駅南口=新潟産業大学=安田駅
・にしやま号(遅延あり)
・高柳町 栃ケ原線・山中線(遅延あり)

<1/14迂回運行>
●長岡=長生橋=西山=柏崎
(休止バス停:折渡、三島谷、地蔵温泉前、坂田三叉路、小坂下、西山農協前、礼拝、長峰団地、西山、勝山工業団地前、勝山、十日市、刈羽、高町)

●長岡=長生橋=曽地=柏崎
(休止バス停:大積1~新田橋、なごみ橋、西中通、橋場神社前、橋場、春日3、春日2、稲荷山、リケン前、諏訪町3、諏訪町2、諏訪町1、裁判所前、柏崎高校東、東本町2、東本町1、商工会議所前、駅前交差点)

●柏崎駅~長崎新田間は日吉町経由で運行
(休止バス停:なごみ橋、西中通、橋場神社前、橋場、春日3、春日2、稲荷山、リケン前、諏訪町3、諏訪町2、諏訪町1、裁判所前、柏崎高校東、東本町2、東本町1、商工会議所前、駅前交差点)

<1/14運休>
・柏崎=荒浜=椎谷=出雲崎車庫
・出雲崎車庫=大寺
・柏崎駅=鯨波=谷根
・柏崎=中田・平井・畔屋=曽地=妙法寺
・柏崎=柏崎総合医療センター
・柏崎南口=柏崎総合医療センター
・柏崎駅南口=赤坂山公園=柏崎駅前
・柏崎駅南口=総合高校・・・運休
・柏崎駅南口=フロンティアパーク=柏崎駅
・柏崎駅=米山台福祉センター
・東循環バス(ひまわり)
・中央循環バス(かざぐるま)
・高柳町 石黒線

【ごみ収集】
・1/14、1/16 燃やすごみ収集9:00~
・1/15 資源物・燃やさないごみの収集なし

★詳しくは以下の公式ページでもご覧いただけます。

柏崎市HP「大雪に関する情報」

柏崎市元気発信課Facebook

柏崎市元気発信課Twitter

2021年1月13日 (水)

災害時要援護者(要配慮者)への除雪支援

令和3年は大雪の新年となりました。

1月8日からの急激な降雪により、柏崎市内でも除雪が間に合わず、公共交通網はストップ。

1月10日には柏崎市豪雪対策本部が設置され、災害救助法が適用されたことが発表されました。

柏崎市では高齢者・障がい者・母子世帯など要援護世帯の雪下ろしにかかる除雪費用の助成を行ってきましたが、「非課税または均等割課税」が条件とされ、税金を納めている方は対象となりませんでした。

【柏崎市】高齢者・障がい者・母子世帯の雪下ろしに掛かる費用を助成します

雪下ろしにあたり、危険除去のための支援が必要と認められる世帯に、雪下ろし作業にかかった費用の一部を助成します。
助成を受けたい世帯は、事前に登録申請が必要です。詳しくは、介護高齢課高齢対策係へお問い合わせください。

対象世帯
次の(1)対象要件のいずれかに該当し、(2)の適用要件を全て満たす世帯

(1)対象要件
・高齢者(65歳以上の方)のみで構成されている世帯
・心身障がい者のみで構成されている世帯
・高齢者・心身障がい者のみで構成されている世帯
・母子世帯
・上記に準ずる世帯

(2)適用要件
・自力で雪下ろしを行うことができない
・家族・親族などの労力的または経済的な支援により、屋根の雪下ろしができない
世帯員全員の市民税が非課税または均等割課税である

対象となる除雪の範囲
・住家の屋根の雪下ろしおよびこれに伴う玄関先部分の除雪
・豪雪の際、屋根周りの除排雪に必要な最小限度の部分

対象にならない事例
・人の住んでいない家、作業小屋、車庫、および玄関先から道路までの除雪などは、対象となりません。

助成金額
・1日の雪下ろし作業につき、除雪に要した経費の8割を助成します。
・ただし、1日の作業に対する助成限度額は20,000円です。

けれど、今回の災害救助法適用により、経済状態によらず、要配慮者の方々全般が支援対象となりました。

【柏崎市】大雪に伴う高齢者等要援護世帯に対する除雪支援

高齢者・障がい者・母子世帯などで自力での除雪を行うことができずにお困りの方は、下記までお問い合わせください。

対象者
高齢者、障がい者や母子世帯などで、自力で除雪ができずお困りの方

問い合わせ先
下記までお問い合わせください。お近くの民生委員にご相談いただいても結構です。

高齢者の方
柏崎市福祉保健部介護高齢課(電話番号:0257-21-2228)

障がい者・母子世帯の方
柏崎市福祉保健部福祉課(電話番号:0257-21-2299)

この内容は民生委員さんにも伝えられ、市には200件を超える除雪希望が寄せられたそうで、その中でも緊急性・危険性が高いケースが優先的に除雪対象となるようです。

たまたま民生委員さんの対応を知る機会がありましたが、献身的な活動に頭が下がります。

今回の大雪により、食料配達や介護サービス、医療機関受診など、要配慮者とされる方々にとっての命綱が絶たれかねないケースもあったと思います。

除雪対象にならなかったにせよ、寄せられたケースをもとに実態把握を行い、現実的な災害時要援護者への支援につなげていくことが重要だと感じるところです。

2021年1月 7日 (木)

新庁舎業務スタート

1月4日から柏崎市役所は新庁舎業務がスタートしました。

東玄関に番号発券機が導入されるなどオンライン化が進んでいます。

またフリースペースもあちこちに設けられ、早速活用されていました。

議会エリアは2階の奥に位置していますが、セキュリティが強化され、入退室はICカード式となっています。

議員に用事がある場合、1階の総合案内を通して議会事務局に連絡し、所在確認して呼び出しが可能となっています。

直接訪ねる場合は議場側の2階・議会事務局を通して入室することになります。

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1月5日は新年初の広報広聴委員会があり、次号の議会だより(ギカイのとびら)について検討を行いました。

会派室はようやく片付き、作業が行える環境になっています。

そんな中で先日、総合案内を通じてお世話になった旧知の方が訪ねて来られたと連絡を受け、1階ロビーでしばらくお話ししました。

「感染症患者とそのご家族への支援金」について、担当課および可決した議会に苦言を呈したいとのことで、さんざんお叱りを受けました。

新型コロナウイルス感染症生活支援事業

「誰もが感染防止のために様々なことを我慢し、仕事面で大きな影響を受けて苦しんでいる人達も大勢いる中で、感染者と同居家族に特化した見舞金が税金から出されることへの怒りを感じている。自分も周囲の人達も『議会は何をやっているんだ!』と言っている」と・・。

ただ「お叱り」の中には「自分が悪いから(自己防衛が足りないから)感染したのだ。」等、感染された方々を批難する言葉も含まれていた為、そこはハッキリと否定させていただきました。

●十分に審査せず懸念事項を残したまま議案に賛成したことについては、議員として深く反省しているが、感染者とそのご家族に対する人権・生活面での配慮の必要性は強く感じている。

●自己防衛していても感染することはあり得る。誰もが感染者になる可能性はある。事実確認されていない「噂」をもとに、感染された方々の行動に言及すべきではないと考える。

●感染すれば健康面でのリスクに加え、本人だけでなく濃厚接触者も生活面に支障が出る。特に非正規雇用者の場合、感染や濃厚接触により仕事ができずに収入を断たれ、生活困窮に陥った方もいらっしゃると聞く。

●その一方で休業補償がされている方々もいらっしゃることから、一律の支援金が妥当かどうか、また支援金額の根拠などについて、審査する時間を求めるべきだったと反省している。

●感染者・濃厚接触者の検査や、感染者の入院費用は公費だが、衣類などは廃棄しなければならず、自宅待機中の食料調達が困難など、見えにくい部分で負担が生じている。

●お見舞金(支援金)を渡して終わりではなく、感染された方々やご家族に対する長期的な相談・支援体制の確立を求めていきたい。

●今後の議会活動においては、議案を通すことで生じる社会的影響など様々なことを想定し、適切な働きかけ・判断を行いたい。

‥等、お話しさせていただきました。

他にも色々とご意見をいただき、最終的には担当課にも言いたいことがあると、そちらに行かれて終了となりました。

議会・議員の役割と責任の重さを痛感しつつ、反省すべきことを次の行動に生かせるように努力したいと思います。

2021年1月 1日 (金)

謹賀新年「ただいま、おかえりと言える柏崎へ」

新年明けましておめでとうございます。

旧年中には多くの皆様のお世話になり、心から感謝申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の事態により、世界中が多大なダメージを受けた1年でした。

令和3(2021)年はこの状況が収束し、皆様が心穏やかに暮らせる1年となることを祈念いたします。

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(久しぶりに動物おにぎりを作りました。柏崎産コシヒカリを使用しています)

さて、大晦日は実家に帰省し、地元・坂田神社の二年詣りに伺いました。

ただし感染防止や積雪による急な石段での事故防止のため、今回は地元集会所に参拝会場を移設して執り行われました。

大雪でしたが30名近くの方々が参拝されました。

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本会場ではシトラスリボンが頒布され、その趣旨について説明がありました。

シトラスリボンプロジェクトfrom ehime

(以下HPより引用)

シトラスリボンプロジェクトとは・・

コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛の有志がつくったプロジェクトです。 愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。 リボンやロゴで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。
「ただいま」「おかえり」と言いあえるまちなら、安心して検査を受けることができ、ひいては感染拡大を防ぐことにつながります。 また、感染者への差別や偏見が広がることで生まれる弊害も防ぐことができます。感染者が「出た」「出ない」ということ自体よりも、感染が確認された“その後”に的確な対応ができるかどうかで、その地域のイメージが左右されると、考えます。 コロナ禍のなかに居ても居なくても、みんなが心から暮らしやすいまちを今こそ。 コロナ禍の“その後”も見すえ、暮らしやすい社会をめざしませんか?

この運動を柏崎市でも広めたい。まずは地元から・・と坂田町内会の皆さんが賛同者となり、令和3年の年明けから始動させたそうです。

ふるさとの皆さんの優しさと温かさに、あらためて勇気をいただきました。

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大雪の年越しとなりましたが、やさしさの輪を広げながら、困難に負けず、前に進みたいと思います。

本年も宜しくお願い申し上げます。

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