Yさんとの約束
12月23日は恩師Yさんの命日でした。
Yさんとは同じ志のもと、議会傍聴や政治関係者との意見交換、そして請願提出などをご一緒してきました。
請願の提出から不採択に至る経緯は以下にまとめてあります。
Yさんからは請願が不採択となったあと、「勇気を出して、正式な手続きを踏んで形にした市民の声(請願)が潰されるような議会に外側から物を言ってもダメだとわかった。議会を内側から変えるために、私たちの代表として市議選に出てほしい」と言われました。
その時は無理だとお答えしたものの、最終的には「その時が来たらチャレンジする」とお約束しましたが、その数年後にYさんは天国に旅立たれましたのでした・・。
「民意による議員定数削減」はYさんの願う議会の姿であり、きっと天国で喜んでくださっていると思います。
美容師だったYさんのお店は娘さんに引き継がれており、ご報告に伺うとともにあらためてご冥福をお祈りしました。
今回の定数削減に至るまでの議会の動きを時系列ごとにまとめてみました。
平成20年
9月 定数30人→26人とする議員発案が提出されるが継続審査になる。
11月 議会運営委員会で審査打ち切りとなり廃案になる。
平成21年
2月「柏崎市議会議員定数の削減に関する請願」提出→継続審査となる。
6月 引き続き継続審査となる。
9月 賛成少数で不採択になる。
「議会改革に関する特別委員会」が発足し、定数について議論するが結論出ず。
平成22年
6月 議員定数を30人→24人に議員発案が提出される。
採択直前に「30人→26人とする修正案」が出され、原案否決・修正案可決。
平成23年
4月 市議会議員選挙の定数26人となる。
平成26年
9月 定数26人→24人とする議員発案が提出されるが否決。
12月 定数26人→24人とする議員発案が再度、提出されるが否決。
平成27年
4月 市議会議員選挙26人のまま改選。
6月 定数26人→22人とする議員発案が提出されるが否決。
平成29年
8月 「柏崎市議会議員定数の適正化を求める請願」提出
9月 請願を採択→議員定数議論開始
平成30年
8月 定数議論は全会一致とならず「両論併記」
(維持・削減の双方の主張を併記)
9月 定数26人→22人とする議員発案が提出されるが否決。
12月 定数26人→23人とする議員発案が提出されるが否決。
平成31年
4月 市議会議員選挙26人のまま改選。
令和2年
8月 議員研修「議員定数と地方議会の今後のあり方」
定数議論開始
10月「削減」の方向性は一致するが定数については全会一致を見ず議論終結、報告書提出
12月 定数26人→22人とする議員発案提出。
採択直前に26人→23人とする修正案が出される。
原案(22人)可決、修正案(23人)否決。
削減して終わり・・ではなく、これから真価が問われることを意識しなければならないと実感するところです。
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