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2020年12月26日 (土)

亀の歩み

先日の一般質問をラジオで聴いてくださった方から、このようなご意見をいただきました。

NIMBY(ニンビー)がNot in my backyard(我が家の裏にはお断り)の略で、「必要性は高いけれど、近所には来てほしくない」という意味なのはわかった。

でも南青山で反対運動があった児童相談所と、高レベル放射性廃棄物の最終処分場を、一緒にすべきではない、と。

なぜですか?と聞いたら

「最終処分場のような危険なものを反対するのは当たり前だから。」

それからかなり時間をかけて、

●高レベル放射性廃棄物「地層処分」の仕組みとこれまでの国の取り組みについて

●原子力発電を今後どうするにせよ、処分場は必要であること

●かつて高知県の東洋町で文献調査を検討した町長は、政治生命を経たれたこと

●寿都町の町長はご自宅に火炎瓶を投げ込まれたりしながらも、「うちの町が手を挙げることで、きっと後に続く自治体が出てくる」として応募を決行し、神恵内村も後に続いたこと

●マスコミの多くは反対する側の主張しか報道しないけれど、議会議決などを見れば、必ずしも全員が反対ではないこと

●発電所立地自治体は、処分を引き受けようとする自治体に感謝し応援すべき、というのが私の想いであること

●「皆が嫌がるけれど、誰かがやらなければ先に進めない」問題に取り組む勇気は、評価されるべき。

・・等々、話しました。

その方は若い頃は

「処分方法も決まらないのに原子力発電所を誘致するなんてとんでもない!」

と、反対運動にも参加していたそうで。

「完全に納得できたわけではないけど、科学の進歩で色々なことが進んでいるのはわかった。

でも原発・核のごみは怖い、という人達には、いくら説明しても、受け入れられないんじゃないかな。」

怖い人は怖いままだとしても、知らなかった人や関心なかった人が「知る」ことで、意識が変わる可能性は信じたいものです。

たとえ亀の歩みであっても。

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