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2020年11月12日 (木)

11月12日 市長選演説

11月12日(木)西山ふるさと館での桜井市長(候補)の演説内容です。

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西山は原子力発電所に近いPAZ(原子力発電所から5km圏内)になる。

2011年3月、東日本大震災による福島原子力発電所事故を受けて、その年の3月31日、私は政治から身を引くことを決断した。

それまで日々の活動や気持ちをつづっていたブログを閉じ、その当時の想い・考えを掲載したチラシを新聞折込にして配布した。

そこには

「皮肉なことだが福島の復興・エネルギーセキュリティ(安全保障)・地球温暖化防止(CO2排出抑制)のためには当面の間、原子力発電所は必要」

「原子力安全・保安院は原子力規制庁として独立した存在にすべき」

と記載したが、今や現実化している。

4年前の市長選挙では原子力推進・反対両方の立場から声をかけられ再び政治の道に戻った。

原子力発電所は厳しい安全基準のもと限定的に稼働し、風力・太陽光などの再生可能エネルギーや水素蓄電システムなどを活用した、新たな環境・エネルギー産業の創出を目指すべきと考えている。

国(資源エネルギー庁)からはこのビジョンを全面的にバックアップすると約束していただいた。

菅政権では2050年までにカーボン・ニュートラル=CO2排出ゼロに近付ける方針を打ち出し、送電線の規制緩和も進むとみられている。

「柏崎市地域エネルギービジョン」は、国のビジョンとなりつつある。

原子力発電所は田中角栄元総理によってもたらされた大きな科学技術であり、日本の経済を支える大切なエネルギー創出機関だった。

西山では民間ベースで風力発電の話が2件、進んでいる。西山が新たなエネルギー産業発祥の地となりつつある。

毎年寄せていただいている西山の草生水(くそうず)祭りは、石油の生まれた土地であることにちなんでいる。

西山町石地出身の内藤久寛氏が創設した日本石油が、西山油田を中心に、長らく日本の石油産業をリードしてきた。

約50年前、小林治助市長は柏崎市の新たなエネルギー産業として原子力発電所の誘致を方向付け、柏崎市議会が誘致決議を出した。

それ以降、原子力発電所は大切なエネルギー創出機関としてこの地に存在し、今もなお5000人以上がサイト内で働いている。

何事にも良いところ・悪いところがある。

原発の良いところはCO2を排出しないことだが、核ごみの行先が決まっていない。また事故を起こせば大きな被害をもたらす。

しかし日本の電気は約8割が化石燃料を使う火力発電であり、CO2を出し続ける。CO2の処理もまた決まっていないため、大気の中にCO2層としてたまり、屋根のように地球を覆って熱の放出を妨げ、地球温暖化を進行させている。

この数年の猛暑や小雪は、地球温暖化による異常気象だと言えよう。

 

このような現実を考えれば、原発は当面の間、厳しい安全基準のもとで動かしながら、その一方で徐々に減らしていくべきであり、国もその流れを認めた。
第6次エネルギー基本計画にはおそらくこのことが組み込まれるであろう。

西山はコミュニティセンター(コミセン)統廃合問題で様々な議論がある。
3つにするか1つにするか、あるいは絶対に統廃合に応じないとの声もある。

「選挙の前になぜコミセン統合の話を出したのか」と言われたが、今後の柏崎・西山のためにも、今やらなければならない。

公共施設の配置計画は私が市長に就任したとき、すでに(会田市長時代に)決まっていたものを引き継いだ。

柏崎市の高齢化率は34.8%となり、西山の高齢化率は43%を超えている。
1コミセンあたりの人口も減っている。

西山のコミュニティバス「にしやま号」は町時代からの流れで続けてきたが、ひとり1回乗車するだけで2000~3000円、税金で負担している。
ナルスからふれあいクリニックまで移動するだけでも、それだけのお金がかかっている。
これをいつまでも続けるわけにはいかない。

こういうことを言うと「では年寄りはどうするんだ!免許も返納させられ足がないじゃないか!」と度々お叱りをいただくが、コミュニティ統合同様に考えなければならない問題である。

同じ柏崎市内の米山町ではオンデマンド型バスを地域で運営している。自宅前まで送迎する小型バスで、数十万円の運営経費をご自分たちで負担している。

また北条地域ではNPO法人「北条人材バンク」をつくり、福祉有償運送を行ってきたが、年間数十万円単位の赤字が出ている。
「何とかしてくれ」と言われ、廃校となった小学校跡地の草刈りを仕事として委託し、その対価として赤字分を支払い、運営している。

これが現実である。

どれほどお叱りをいただこうとも、正直に情報・意見交換をしながら、私自身の責任のもとで解決したい。

たくさんの方々からお叱りを受けてきたが、絶対に議論から逃げることはしてこなかった。
これが唯一、自分で自慢できることだと自負している。

この4年間で足りないこともたくさんあったと思う。しかし私はこの西山も含めて柏崎のすべての町内を歩き、皆さんのお声を聴いてきた。

28歳で柏崎に戻り、皆さんと厳しい議論をしながら柏崎で生きてきた。

皆さんと同じように谷根の水を飲み、11年間消防団員として活動し、それぞれの地域に対する想いを共有してきた。

もうひとりの方(近藤正道候補)は何のために立候補されたのか?

「原発反対・再稼働阻止」のためだけに、柏崎の市議・元市議、現職県議などが自分たちで出ることなく、新潟から元参議院議員であり反原発訴訟を多く扱う弁護士として活動されている方を呼んできた。

西山の皆さんがどんな気持ちで柏崎市と合併したのか、わかっているのか。

これまでの日々、柏崎で暮らしてきた皆さんには様々なことがあったと思う。
私も2度の市長選挙に落選後、父は私が市長になる姿を見ることなく他界した。

皆さんにも様々なことがあったと思う。
介護で難儀をされたこともあれば、お子さん・お孫さんが生まれ、楽しかったこともあっただろう。

そんな人生の一部、時の一部を皆さんと共有してきた、この私の西山への想い・柏崎への想いを知っていただきたい。

西山・柏崎を本当に良くしようと思っているこの桜井に、これからの柏崎市を託していただきたい。

皆さんの想い、情熱、夢を込めて「桜井まさひろ」という名前をお書きいただきたい。

そして今日のこの話を、多くの皆さんに伝えていただきたい。

西山の誇り、柏崎の誇りをかけて、圧倒的な勝利を収めることができるよう、皆さんのお力添えを宜しくお願いします

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