令和3年度 予算及び政策要望
10月26日は令和3年度予算及び政策要望でした。(要望は会派単位で行います)
先に出された「令和3年度の予算編成方針」によれば、新年度はさらに事業峻別を進めて優先度を精査し、かなりシビアなものになるようです。
私達の会派「民友(みんゆう)」では検討を重ねた結果、すでに取り組んでいるものは載せず、新規あるいは継続・拡充の必要性が高いと判断したものに絞り込みました。
[政策:1~8(見出し)、施策:◆印のもの、事業:・印 ]
*マスクなし写真も無言で撮影。
令和3年度 予算 及び 政策要望
民友:相澤宗一、佐藤和典、近藤由香里
収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、これまで経験したことのない状況下での予算編成となるため、人口減少の抑制など今までの考え方を前提としつつも、新たなる時代に向けて持続可能な市政運営を『民友』として要望いたします。
1、原子力発電所の早期稼働実現
◆原子力発電所の安全確保、安心向上
◆災害時における避難路の早期確保
・国道8号バイパスと既存道路改良工事の促進
・除雪対策の強化・充実
◆原子力政策(核燃料サイクル)に対する理解促進
・放射線教育の充実
・核燃料サイクルへの啓蒙
◆新潟県核燃料税の地元配分比率の増額改定
2、産業振興による雇用の拡大・景気の底上げ
◆市内産業の育成による雇用の拡大
・ IT技術に関する人材育成・IOTを活用する事業者への積極的支援
・地域活性化を図る見本市等の開催
・地元企業が就職先の選択肢と成り得るような施策展開
◆働きやすい環境の整備
・高齢者、女性、外国人雇用への環境整備
・育児休暇や介護休暇等の取得支援策の強化
・職場環境改善による障害者の雇用率の向上
・治療と仕事の両立支援の推進
◆持続可能な第一次産業への支援
・新規従事者への支援継続
・地域農業に対するきめ細やかな施策展開
◆地域エネルギー会社による産業活性化
・次世代エネルギー、省エネ関連事業の創設支援
3、コロナ禍における医療・介護崩壊の防止
◆安心の医療体制の確保
・医療従事者の育成、確保、流出防止の推進
・新型コロナウイルス感染症への更なる対応強化と医療従事者、感染者等への風評被害対策
◆介護人材育成・確保施策の更なる推進
・介護事業者と連携した、介護従事者の処遇改善と労働条件の向上
・多様な人材が新規就業しやすい環境整備
4、子育て施策・教育環境の更なる充実
◆子育てしやすいまちの形成
・子育てを担う人材の確保(保育士、児童クラブ支援員等)
・発達障害児童への理解促進と支援者へのスキル向上支援
・児童への虐待防止と防犯体制の強化
◆教育現場の多忙化解消に向けた対策
・教員、指導補助員、介助員の人材の確保
・児童、生徒の自己実現に向けた部活動の組織・指導等、あり方の研究
◆自立とやさしさを育む教育の推進
・文化施設の活用など故郷への愛着や誇りの醸成
・拉致問題解決に向けての啓発活動の継続
5、超高齢化を見据えた社会基盤の整備
・徘徊(認知症)の対策等による介護者の負担軽減
・高齢ドライバーの安全運転支援装置の設置補助
・アクティブシニアの活動領域の拡大
6、観光交流人口の拡大
◆自然や文化・伝統・史跡を活かし、観光交流人口の拡大
・柏崎市の観光資源を生かしたインバウンド推進
◆海を生かした通年観光の実現
・スポーツ合宿の環境整備や誘致活動
・マリンスポーツ等各種イベントや大会の招致
◆「柏崎は恋の街」を柏崎市のイメージ戦略に
7、自然災害への対応
◆CO2削減による地球温暖化の抑制
・食品ロス削減への対策
・eco2プロジェクト等の意識啓発の継続
◆災害弱者に対する支援
・災害時要援護者への支援体制の確立
・介護・福祉施設のBCP推進
8、安心して暮らせる地域社会の構築
・イノシシ、カラス、ムクドリ、クマ等、市民生活に影響を及ぼす鳥獣等への対応
・過疎地域の町内会の合併支援
・地域交通手段の確保、充実と更なる研究
*黄色の部分は市長のコメントあり
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昨年度よりも会派のカラーと個々の取り組みが盛り込まれた要望となりました。
「お願い」するだけではなく、政策・施策の実現=目的の達成に向けて、自らも調査・研究・提案していきたいと思います。
尚、写真は佐藤和典議員からご提供いただきました。ありがとうございました。
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