高柳じょんのび村経営状況報告
9/16産業建設常任協議会で高柳じょんのび村の経営状況の報告を受けました。
◆高柳じょんのび村経営状況報告
前期は(株)温泉道場に経営企画支援を依頼。SNS等を使った発信やクレジット機能など売上伸ばしたが、消費増税やコロナ影響で経営が悪化した。
当期純損失 -24,940,826円
第30期経営計画
<基本方針項目>
1 宿泊部門の売上向上のためOTA(Online Travel Agent)での販促強化
2 宴会集客の売上向上に向けた年3回(納涼、同期会、忘年会)のメニュー変更とチラシ販促の強化
3 泉質を強調した広域観光の温泉特集本等での販促実施(記事掲載、広告年間2~3回)
4 市内での知名度向上に向けた地域と連携したイベントの企画実施とプレスリリースの実施(月 1 回)
5 毎日の朝礼の実施によるスタッフのマインド強化
(質疑)
●貸借対照表における短期借入金の内容は。
・運転資金 年度末支払いに窮することからJAから1年間の借り入れを行う。
・公的金融公庫を想定せず。1年分は短期の扱いとして計上。
●現金預金で運転資金対応はできなかったのか。
・先が読めないので早めに借りておきたかった。利子は預金担保なので安かった。
●従業員の内訳は。
・社員2020.4.1現在で8名。常勤パート5名。そのほか短時間パート月により25名。
●一人当たり売上高2000万円?赤字要素が人件費でない部分にあることは気付いていると思う。財務分析と経営分析をあらためて行い、利益が出ない原因を検討してはどうか。
・経営分析は当初からやるべきだったが、着手が遅れたことと、夏場に利益を上げるために注力。
・8月以降の繁忙期に経営分析を行うことにしていた。
・今後コロナもあるが、その後の体制は温泉道場の指導も受けて見直し、人員とのバランスも適正になりつつある。
●じょんのび村の資源有効活用において欠けているものがあるのではないか。人海戦術をまかなえる売上ある。人件費以外の要素に着目して頑張ってもらいたい。
・温泉道場の支援もあり、意見を参考に実施できるよう頑張りたい。
●2020年度リニューアル後に食堂等使いづらくなったとの声あるが。
・そうした声は聴いていない。ただしコロナ前から食事メニュー制限など行っている。
・コロナ影響で少ないメニューで営業。アンケート等もじっくり見て検討したい。
●節約できるところとして、支払手数料2,605,673円の内訳は。
・大幅に増えたものはネット予約手数料。
・クレジット(キャッシュレスは取り組めない)手数料もある。
・経費削減の一環として業務簡素化、人件費抑制のために対応必要。温泉道場と協議の上で計上。
●業者への支払い手数料は大きくないということか。
・それほど影響ない。対・業者や売店商品販売 郵便局は後納。
・電話・FAXでの注文でも振込書を送る。
●Wi-Fi環境整備 じょんのび村協会としてワーケーションに可能性あると考えるか。
・大きな効果は期待できないが、新たなニーズとして脚光。現時点で工事。新たな魅力として顧客獲得につなげたい。
●使いづらさは感じないものの、コロナでの変更はある。システム的に問題あれば改善必要。議員も足を運びたい。またマスコミで取り上げられると客足にもつながる。参考までに。
ーーーーーーーーーー
柏崎市が持ち株の約54%を占め、多額の税金を投入し続けている施設であり、今期こそ厳しい経営状況からの脱却を願うところです。
« 産業建設常任委員会【都市整備部・産業振興部】 | トップページ | 子育て応援券事業「かしわざ★キッズ!スターチケット」 »
「議員・議会活動」カテゴリの記事
- ワークライフバランス勉強会(2022.03.24)
- 令和3年度最終日(2022.03.31)
- 新型コロナウイルス感染症生活支援事業・追加補正(2022.03.29)
- 柏崎市立小中学校・学区再編について(続報)(2022.03.21)
- 令和4年3月 一般質問3「認知症と共に生きるまちへ」(2022.03.08)
« 産業建設常任委員会【都市整備部・産業振興部】 | トップページ | 子育て応援券事業「かしわざ★キッズ!スターチケット」 »
コメント