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2020年3月 6日 (金)

一般質問

3月6日、一般質問を行いました。

1.世界に通じる人材育成

(1)世界の中の日本、そして柏崎

 国際化は当たり前となり新年度から英語教育が推進されるが、新型コロナウイルス感染症拡大に見られるように社会のグローバル化は私達の生活に多大な影響を及ぼす。

 グローバル社会を生き抜くためには、時々刻々と動いている世界情勢を読み取り、日本、そして柏崎にどのようにつながってくるか理解した上で、柔軟かつ適切に判断し、行動する力が必要となる。そのためには早いうちから、世界の動きに目を向けておくべきではないかと考える。

 柏崎市の学校教育の中で、世界情勢についてどのような観点から教えているのか、また日本・柏崎との関わりを児童生徒は理解できているか、課題があるとすればどのようなことか伺いたい。

(教育長)

新年度から英語教育推進(ALT6名→8名に増員)と同時に国際理解教育も併せて行い、その中で世界情勢についても学ぶ機会を持つ。児童生徒の関心を引き出すためには教職員みずから世界情勢について意識を高めておくことが必要と考えている。

 

(2)拉致問題解決に向けて

北朝鮮による拉致被害者5名が帰国してから18年。いまだに拉致問題が解決しないまま高齢の未帰国被害者親世代は3名のみとなり、拉致事件そのものが風化していくことも危惧される。

拉致被害者を有する柏崎市では蓮池薫さんによる小中学校での特別授業、曽我ひとみさんによる市民向け講演会、市長による国への要望や北朝鮮に対するメッセージ発信等を行ってきたが、一方でドキュメンタリーアニメ「めぐみ」DVD活用が停滞していた状況もある。

拉致問題解決のためには柏崎市民が日本人として当事者意識を持って、拉致問題解決を求めていくことが大切だと思う。
また日本政府は拉致問題解決のために、国際社会の理解と協力を求めている、私たち日本人も「奪われた仲間を取り戻したい!」との意思を発信するとともに、国際社会の一員として、世界の人権問題に目を向けることも必要ではないか。
 
これまで柏崎市が行ってきた拉致問題啓発活動が、児童生徒や市民の当事者意識の醸成や行動の変容、世界の人権問題に対する意識の高揚につながっているか、また「めぐみ」DVDの現在の活用状況について伺いたい。

(市長・教育長)

一般市民向けのパネル展等開催のほか、小中学校では蓮池薫さんが講演を行い(保護者・地域の方々にもお声掛けしている)、拉致の現実や日本では当たり前である自由や夢を持てる環境が北朝鮮にはないことを学んでいる。当初は中学のみで行っていた講演を、小学校が自ら企画して蓮池さんを招へいするケースもある。講演後、児童生徒が自らできることを考え、拉致被害者ご家族(横田さんご夫妻)や安倍総理にメッセージを送るなど、拉致被害者帰国を願う行動が生まれている。

DVD「めぐみ」は活用方法を見直し、教職員の研修で視聴し、小中学校での上映も一時期より増えつつある。拉致問題が非人道的な国家犯罪・人権問題だと教える一方で、北朝鮮の国民には罪はないことも伝え、ヘイトスピーチにつながらないよう配慮している。

 

2、まち・ひとを支える生涯食育

(1)健やかな食を選ぶ力

新年度施政方針では「予防」を医療・介護・福祉の柱にしており、「予防」の中でもとりわけ重要となる「食」である。健やかな食を育むためには「生涯食育」の概念のもと、各年代が健康のために望ましい食生活を実践すること、とりわけ人生のスタートラインとなる幼少期の食育は大切だと考える。

乳幼児期から学童期の食育を通して、子ども達やその保護者の意識や行動は変わっているか、健康リスクと食事の関係性への理解度は上がっているのか、成果と課題を伺いたい。

(福祉保健部長)

保育園・幼稚園~小中学校それぞれ給食や健診の機会を通して、健康的な食生活の重要性や、健康に望ましい食を選択する力を育むよう取り組んでいる。食育活動を続けることで、朝食を欠食する児童は小中学校とも減少傾向にある。また小学校では肥満度20%以上の児童生徒が減少するなど効果が見られたが、中学校では逆に増加するなど課題もある。

 

(2)食品ロス削減と食への感謝

昨年、食品ロス削減推進法が施行され、柏崎市でも前期市議会が政策提言するなど、食品ロス(まだ食べられるのに廃棄される食品)削減は国民・市民運動として取り組むべき課題である。

従来、食品ロス削減は環境課が中心となって進めてきたが、食育の視点から「食への感謝」を市民ひとりひとりが生涯に渡って持ち続けることは、食品ロス削減に大きな効果をもたらすと考える。

限りある資源の有効活用、環境負荷の抑制という今までの視点に加え、食への感謝を育むことで、食品を無駄にしない行動につながると考えるが、柏崎市では食品ロス削減を今後どのように進めていくか伺いたい。

(市民生活部長)

食品ロス削減に向けて、宴会での3010運動や秋の収穫祭での啓発活動などに取り組むほか、学校での食育でも食べきり運動、食への感謝を教えている。今後も全庁的に食品ロス削減を推進したい。

3、若い力を介護現場へ

柏崎では介護人材確保・育成のために新年度も予算措置しているが、施策の効果を上げるためには、事業者の主体的な努力を引き出し、「介護の仕事の魅力向上」「選ばれる職場づくり」につなげていくことが重要と考える。

特に若い世代から介護の仕事を選んでもらうには、現職の若手介護人材から「仲間づくり」に取り組んでもらうような施策展開(事例としては千葉県の「未来案内人」)も検討すべきではないか。

今後の介護人材育成・確保の施策展開について、若い世代の声や力を生かして「選ばれる職業づくり」「次世代の発掘」を進めていく可能性があるか、見解を伺いたい。

(市長)

介護人材に限らずあらゆる産業で人材不足が進み、非常に厳しい現状だが、「若い介護人材による仲間づくり」を今後のキャリア教育など、仕事への理解促進に生かせるよう検討したい。

ーーーーーーーーーーーー

今回は「次世代の育成」をテーマに、長期的なビジョンのもとで質問してみました。「育てる」ということには時間がかかりますからね。

ちなみに一般質問をする上で信条としているのは「おねだり質問はしない」ということです。ご機嫌とりも自己アピールもする気なし。

「柏崎市議会 映像配信」で検索すると質問の模様が視聴できます(PCはInternet Explorerから)。

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