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2020年2月

2020年2月28日 (金)

新型コロナウィルスに対する柏崎市の対応について

【新型コロナウィルスに対する市の対応について】

2020.2.28(金)15時~会派代表者会議に傍聴出席した内容です。

昨日の安部総理による休校「要請」を受け、柏崎市での対応は以下のようになりました。

<休業期間>

中学校→3/2(月)~休業

小学4,5,6年生→3/2(月)~休業

小学1,2,3年生→3/6(金)まで登校できる。
(ただし自宅待機を希望すれば休むことは可)

特別支援学級→学年に問わず希望すれば登校可

*3/9(月)以下のことは3/6(金)頃~各学校から連絡
*給食は提供する
*登下校方法は各学校から指示(投稿時間はおおむね通常通り)

<卒業式>

中学校・・3/3(火)に卒業生・在校生・教職員のみで行う。
    (保護者は出席できない。来賓も出席なし)

小学校・・未定。近日中に学校から連絡。

<その他>

児童クラブは通常通りの予定
・平日:午後1:30~午後6:30
・土曜:午前7:30~午後6:30
・日曜・祝日:お休み

*今回の件で緊急的に児童クラブ登録・利用は3/6までは不可。
(今後の受入体制は状況により判断)

16時~防災無線でこの件を周知する。

<質疑>

1、県立の学校・高校や近隣自治体の対応は?

→県は国の要請通り休業。近隣の情報は不明。
 全国市長会の会長市・相馬市からもFAX 3/4~23を臨時休校(金沢市も)。

2、小学校の卒業式は?

 →未定。できればやりたいが状況見極めたい。

3、中学部活動は学校に一任か?

 →学校にあわせて休みとなる。

4、特別支援学級 中学校も同様に希望者登校可か?
 
 →休業する。

5、児童クラブの利用については?
 
 →6年生まで通常通り

6、アルコールは足りるのか?
 
 →不足が心配される。医療・介護施設を中心に対応。
  
7、相談窓口は増やすのか?

 →新型コロナウィルスの窓口は保健所が管轄。
  健康推進課、国保医療課が一般相談を受けつける。
  重篤な場合は保健所へ。

8、中学卒業式の保護者出席なしの理由は?
 
 →昨日の発表を受け、国からも最小限度を要請。
  先行する大阪市、堺市も同様。

9、確認だが児童クラブに関しては全学年利用できるのか?
 (1~3年は登校、4~6年は自宅なのに)

 →全学年を対象とする。

10、3/6~は登校しないのか?
 →まだ決めていない。登校できるとしている。
  保護者が安心して休業できる状況になれば休業もありえる。

11、中小企業のほか飲食業への補償は?
 
 →市独自で対応する。

12、学校給食のキャンセル分は?

 →市で対応する

13、生徒の給食費は返還するのか?

 →修学旅行も延期によりキャンセル料発生している。
  その部分も含めて給食費の返還が可能か検討。
  できる限り保護者負担を軽減したい。

14、修学旅行の傾向は?

 →全般的に奈良・京都方面が多数。
  タクシー移動もあることから12校すべてキャンセル。

15、3/2~休業により授業は進まないとのことだが、教員はどう過ごすのか。
   休業する場合は一般的な休業か、自宅待機なのか。

  →国からも休業要請が来ている。不要不急の外出は控えていただく。

16、社会体育については?

 →市として強制できないが良識的に判断していただきたい。

17、市の危機意識を形として見せるためにもマスク着用で統一してはどうか?

  →マスクはあくまでもくしゃみ、咳による飛沫感染を防ぐ目的。
  原則的に手洗いを励行。市職員全員となると民間への影響も大きい。
  危機意識は防災無線含め、別のかたちで周知したい。

18、2/29~3/1の芸術祭は?

 →実行委形式で市が関係するものはすべて中止の方向。
  来賓としての市長出席もなし。

19、市の警戒本部は状況によっては対策本部に格上げとなるのか?

→新潟県内に1人でも感染者が出た場合は災害対策本部に格上げする。
 感染症対策のマニュアルはない。
 現在の感染症マニュアルを新型コロナに対応できるようアップデートしている。

20、市民全般が高ストレスであることを考えると、ときどき全戸放送を入れるなどガス抜きが必要ではないか?
   自宅待機中でもストレスは高まると予想される。

→市民の皆さんから安心していただけるよう随時対応していきたい。
 高柳中も今年度末で統合となり、本日が最後の登校日となってしまう。
 
 議員の皆さんからも市民の皆さんや事業者に対し正確な情報を周知していただきたい。

ーーーーーーーーー

以上、取り急ぎのご報告でした。

2020年2月16日 (日)

応急手当普及員

消防団入団時に取得した「応急手当普及員」の資格更新研修を受講しました。

「救命の連鎖」として、心肺蘇生法・AEDの使い方の復習と指導技法の実践が主な内容でした。

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先に学んでいた赤十字救急法と比べると、細かい試技にはこだわらない印象です(大筋での理解重視)が、「伝わる指導」のコツを学ぶことができました。

言いたいことだけ言っても、相手には伝わっていない可能性があります。

常に相手の反応を意識して、理解していただけるような構成、表現を考えていかなければならないなと思いました。

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紅一点だったこともあり、「男性しかいない場合、女性に対して心肺蘇生やAEDを行ってもよいのか」と聞かれたので、

「人命最優先ですから、躊躇せずに行っていただいてよいと思います」と応えました。

言った直後に「躊躇(ちゅうちょ)、という言葉はあまり一般的でなかったかな・・」と早速反省した次第です。

2020年2月14日 (金)

政務活動費

本日の午前中は会派代表者会議を傍聴。新年度予算・約508億円について市長から説明を受けました。

これからはじまる2月議会、初の予算審議はしっかりと勉強して臨まなければ・・と思います。

午後からは政務活動費の使い方について、議長および事務局から説明を受けました。

政務活動費とは、市議会会派が行う市政に関する調査研究活動その他の活動に対し、必要な経費の一部として交付されるものです。

各会派1人当たり月額3万円(年間36万円)が4月、10月に半期分を交付され、年度終了後に精算し、交付した額に余りが出た場合は市に返還します。

政務活動費と対象となる経費は以下の通りです。

●調査研究費(会派が行う市の事務、地方行財政等に関する調査研究および調査委託に関する経費)

●研修費(会派が研修会を開催するために必要な経費および団体等が開催する研修会の参加に要する経費)

●広報費(会派が行う活動および市政について住民に報告するために要する経費)

●広聴費(会派が行う住民からの市政および会派の活動に対する要望、意見の聴取、住民相談等の活動に要する経費)

●要請・陳情活動費(会派が要請および陳情活動を行うために必要な経費)

●会議費(会派が行う各種会議、団体等が開催する意見交換会など各種会議への会派としての参加に要する経費)

●資料作成費(会派が行う活動に必要な資料の作成に要する経費)

●資料購入費(会派が行う活動に必要な図書、資料等の購入に要する経費)

●人件費(会派が行う活動を補助する職員を雇用する経費)

●事務所費(会派が行う活動に必要な事務所の設置および管理に要する経費)

各会派は、領収書または支出の確認ができる書類を添付して、収入・支出の報告書を作成し、提出しています。
収支報告書をご覧になりたい方は、柏崎市情報公開制度により、閲覧することができます。

留意点としては

◆政務活動費は地方自治法に則ったものであること。

◆政党活動、後援会活動、選挙活動には使用できない。

◆議員の親族に対して支払いはできない。

◆広報紙の紙面が議員個々のPRを兼ねる場合は面積に応じて按分する。

◆政務活動費で購入したものは私物化しない。

◆領収書は必ず添付し、詳細がわかるようにする。

といったことが挙げられます。

新しい取り扱い要領(案)についても説明を受けました。

議員の政務活動費不正使用が社会問題となっていることをふまえ、これまで「通例」や「モラル・常識の範囲」とされてきたことを明文化し、是非を明確にすることが目的だそうです。

議員・議会の本来の役割は「税金の使い方をチェックすること」なので、不適切な使い方をすることがないよう、気を引き締めていきたいと思います。

2020年2月 6日 (木)

DV防止・被害者支援のための講習会

本日2/6、柏崎市主催の子どもへのDV防止支援者セミナー「DVが子どもに与える影響」に参加しました。

講師は荻野茂子様(NPO法人女のスペース・ながおか代表理事)

保育士さんをはじめ子育て支援に関わる方々を中心に36名参加していました。

<主催者挨拶 柏崎市総合企画部 人権啓発・男女共同参画室 木村克己室長>

*千葉県野田市女児の虐待報道は記憶に新しいと思う。
実の父親による身勝手な行為、それを許した母親がいた。
通常、父親の行動を止めに入るはずだが、それができない精神状態になることが、DVの怖さだと思う。
程度の差はあれど、一般家庭内の家族間優位性が虐待につながると考えられる。
(柏崎市でも・・)
DV被害にさらされた家庭の子ども達への理解、家庭環境に恵まれない方々を適切な相談機関につなげたり、DV被害を受けた子供の精神的不安を理解し、子どもの行動から気付く知識の習得、演習を通して理解をつとめていただきたい。

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<講演 荻野茂子様>
3年連続の講演となる。基本は変わらないが最新情報をもとに進めていきたい。

NPO法人「女のスペースながおか:は今年6月で設立21年目を迎える。
昨年の相談件数が1511件。特徴はカウンセリング提供。

内訳はDV16% 離婚19% 夫婦関係13% 離婚後3%

●カウンセリングと相談の違い

相談・・心の問題まで手が広げられない
カウンセリング・・心の問題の焦点を整理し、生きずらさや傾向を解きほぐしながら、生きやすくしていく。

DVが子どもに与える影響・・DV防止、被害者支援のくくりの中での位置づけられる。

トラウマ・インフォームド・ケア(TIC)・・昨年から世界的に注目。

トラウマ=心の傷、インフォームド=医療 病状 自然に、ケア=手当

何らかの小児期逆境体験がトラウマとなり、PTSD→放置するとトラウマ症状が回復しない。

この前提のもとケア、支援をしていくとの考え方に基づかないと「この子(親)はなぜこんな行動をするか?」見えずらい。

◆小児期逆境体験

・喪失(死別、分離、離婚など)
*離婚が悪いのではなく離婚にいたる良心の両葛藤に、子供が巻き込まれることが問題。

 説明もないままある日突然、大好きな友達や家族と別れなければならない。

 ちゃんと訳を話して説明すればわかるが、何も言わないことが傷を深める。

●親の不適応(精神疾患、物質乱用、犯罪、暴力など)

親としてふさわしくない・親の機能果たせない、犯罪に巻き込まれる

子どもを持ったら親になれるか?そうではない。

親としての家族機能が不十分だと、子どもによくない環境を提供することになりがち。

●障害・・発達障害、愛着障害 引き起こしやすい

発達障害は脳の気質の問題→対応できずにいじめに遭う、対応できない→トラウマ

●虐待

●不適切養育(マルトリートメントとも)

小児期に逆境体験負ったまま手当されず大人になった人たちが、親となったときにおこりやすい。

子どものときにもわかってもらえない(何度やってもうまくいかない、叱られ体験)→社会の理解不足 

とりまく環境、社会をちゃんとしないとうまくいかない。

その子だけではダメ、地域全体をカバー。

 

幼少期の逆境的体験→人生に長期にわたる影響を及ぼす。

・社会人になったとき対人関係トラブルを抱えやすい。

・学業にも影響 成績下がり勉強に集中できない。

・情緒不安定、問題行動 トラウマ起因少なくない

・情動マネジメント不全 

なぜそうなったかわからない。
どう自分をコントロールすれば、行動を押さえられるかわからない(万引きなどもアピール行動)。

トラウマについての理解とその影響、対処療法を知ることが大切。

命にかかわる体験→トラウマ(災害でなりやすいが、災害だけが原因ではない)

社会全体、地域、小単位(保育園、幼稚園、家庭)でトラウマ・インフォーム・コンセントを実践。
→トラウマ・インフォームケア

●DVとは?

配偶者や恋人など親密な関係のある者の間で行われる暴力のこと。

社会的強者から弱者への支配とコントロール。

*家族間のパワーバランスはどうなっているか?(序列ではない)

 子どもは未熟なので親の保護が必要だが、支配とコントロールしようとするのがDV。

*日本の法律ではパートナー関係しかDV対象にならないが、本当は家族間すべてが対象になるべき(祖父母、叔父叔母など)

*言葉としては「ファミリーバイオレンス」総称

 親→子ども:虐待

 成人した子供→親、病気や介護必要な人に暴力:高齢者虐待

 子ども→親:家庭内暴力

*暴力のさまざまな形態の中で「子どもを巻き添えにした暴力」=児童虐待

●児童虐待

・暴力を見聞きさせる(直接でなくても、別室に移っても異様な雰囲気は感じ取る) 面前DV

・相手の悪口を吹き込む「母親なのに」等

・離婚、別居時「お前に子供を渡さない」威嚇 

・子供との対立をあおる(価値を下げる、相手の悪口にご褒美、えこひいき)

・庇うこと、見方になることを許さない =自分が絶対君主 
 関われば暴力エスカレート 見ているしかない(体験的に学ばされる)

・子どもへの虐待

 *精神的、心理的に追い込むことが脳にダメージ 

 *性的虐待 データとして出て来ない(氷山の一角)柏では性的虐待も・・

◆DVが子どもに与える影響

子ども・パートナーに測り知れないダメージをもたらす。*暴力の垂直化

●就学前
・暴力の垂直化・・より弱い存在、力のあるものからないものに→動物虐待・残虐行為
 しがみつき(幼児還り)、器物破損(モノにあたる)、不安、PTSD体験に

・怒りや攻撃性 不機嫌な方法で表現することを「大人から学習」
*冷静なケンカではそうならない

・暴力の原因は自分にあると思い込む 自分が納得

・誤った性役割 97%男性→女性であることから「男性は暴力を振るう」「女性は振るわれる」

 

●児童期

・いじめられたり、いじめたりする。(目に着けやすい)
 攻撃性はっきり、反抗期ではない反抗的態度、子どもでもうつ症状、学業不振、ひきこもり

*ひきこもり→人や社会を信じられない
 罵り合った翌日に平静に戻っている→どちらが本当の姿?社会は怖い場所→自分の身を守るためにひきこもる。

・暴力 尊厳を踏みにじる =殴られて当然、仕方ない存在=女性蔑視、ステレオタイプな思い込み
 「お母さんはどんなに仕事が忙しくてもきちんと家事を行うべき存在」

・暴力への自分の反応に意識 「家で起こったことを話すのは恥ずかしいこと」「人に言えない」

・暴力を正当化する耳学問に影響  女性、障害者、弱い存在が虐げられることは当たり前→女性への性暴力行動

 その一方で男女共同参画メッセージも出ているのだが、「絵空事」だと思う。

 不登校やひきこもり カウンセリングした子供たち
「テレビのドラマなんてありえないと思っていた。でも友達の家では両親の仲が良くてびっくりした」

*性暴力、デートDV、性犯罪

男らしさ=女性に性的アタック、嫌がっていても無理やり従わせる、嫌がっても行動に及ぶのは正しいと「勝手に」思いこむ。

いじめ、いじめられるリスク増大 →対人関係に自信持てない・・おどおどとした雰囲気や攻撃性の結果

●青年期

デートDVの被害者(女)、加害者(男)になりやすい。

思春期特有・・自尊心低い→アルコール、薬物に依存。自殺年齢低い。

反社会的行動・・仲の良い友達できにくい → 同じような仲間と結びつきやすい  

*「暴力の世代間連鎖」

皆がなるわけではないが、トラウマに対しなんの手当もされないと、自分の子や配偶者に対しても暴力をふるうことがある。

ひとりでも理解しようとする人・わかってくれる人(誰でもよい)、心配してくれる人がいるかどうか。

「部活の先生が気にかけてくれたから、高校に行けるようになった」等

 

◆PTSD症状(ポスト・トラウマティック・ストレス・ディスオーダー=障害)

・外傷(トラウマ)の再体験  意図していないのにその時と同じような恐怖がよみがえる
(大きな声が聞こえるだけでも体が固まる)

・侵入的回想 思い出したくないのに再映像化される 引き金になる何かはある

・フラッシュバック 映像が浮かぶ

・複雑性PTSD 無気力、抑うつ的 (いつも気分がすぐれない、頭痛・腰痛・腹痛、朝起きられない)

この状態で成長→保育園、幼稚園、学校、社会へ・・・社会的にうまくいかない。

◆気付きを得るためには

・反応の意味を理解
 不適応行動・・いじめる、いつも明るいのに心ここにあらず、急に無口、学校に行きたがらない

→何とかして生き延びるための手段 サバイバル・コーピングスキル ストレスや危機をやり過ごす

◆子どもたちがとる役割

1、養育者:年下のきょうだいや母親に対して親のようにふるまう(女の子に多い・・食事、入浴、相談相手など)

2、母親側近:母親の気持ち、心配、対応策に精通→起きたことへの証人役割(母は健忘)

3、加害者側近:加害者からましな対応をされている子どもは、母親への暴力を正当化する発言を効かされる。
  →行動の報告や監視役割 それによる恩恵がある 

4、加害者助手:加害者に取り込まれる。母親への暴力に加担。

5、完璧な子ども:暴力を防ぐために優等生であろうとする(過度のストレス、付加)。

6、壁のシミ:暴力の引き金になりたくない→存在を消す→主張も反抗もしない。

7、ピエロ:その場を和ませようとする。わざと失敗、笑いをとる。

8、調停者:メッセンジャー「お父(母)さんはこう言っていたよ」

9、いけにえ:ステップファミリー間で起こりやすい。夫婦間対立の責任転嫁される存在「あの子のせい」

 ↓

家の中を平穏化するため、子どもなりに自分ができることをしている。

子ども達がこのように頑張らなければいけないのは、おかしい。普通にわがままを言うこともあって、大人になっていく。

大人は子どものモデルにならなければならない。

子どもたちに暴力の責任はない!→加害者に責任

怒りは暴力行動ではない! 

暴力→ 自分の行動は100%自分の責任 ・相手の行動は100%相手に責任。暴力をふるっていい理由はない。

 

◆支援をしていくためには (カウンセリング・マインドを知る→対人・子どもとの向き合い)

・信頼関係を築く

①子どもの話を「聴く」・・安心安全な環境を用意(まわりに人がいる、誰かに聞かれるかもしれない、うるさい環境は×)

 耳を傾けて心をこめて最後まで話を聴く(傾聴) →支援者側に余裕も必要

 アドバイスや答が必要なのではない(話してくれてありがとう それ(暴力)はあなたの責任ではない といった言葉)

 子どもは自分が大事にされている、という感覚を持つ。

②感情や行動の言語化を促す(クールダウンのあと)

「あなたはそう感じたんだね」「そう、そんな風に思っていたんだ」と応えていく
 ↓
 自分を分かろうとしてくれる人の存在が大きな力に!

③養育者の理解者・支援者になる 

 支援⇒非加害親への理解者になる

 

*子どもを支援するためには、親に自信を取り戻してもらうことが最重要ポイント。それが親自身の自覚や養育力をアップさせていく

*ひとつの家庭の中ではパワーバランスがピラミッド構造。母親が動くことで暴力悪化することも。

 結愛ちゃん母は自ら児童相談所に行き、夫からのDV被害を相談していたが、「お母さんなんだからお子さんを守らなければならない」と諭されていた。

 裁判で「私と子どもを同時に助けると言ってもらいたかった」

自尊心を傷付けられる⇒「私がダメだからこうなっている」⇒助けてほしいと言えない。
夫につくことで、まだましな状態(これ以上エスカレートしない)と思い込む。

結愛ちゃん・・4月に学校に上がれば見つけてもらえるかもしれない→学校に上がるまで耐えようとした。

*DVとして相談すれば子どもへの影響に目が届くが、虐待側からつながると、親は「子どもを守る存在」として支援につながりにくい。

*加害者(父)は外面がよかったが、自分に都合が悪くなると豹変 ⇒威圧 (校長、児相職員、教育委を)

 

◆「子ども」と「親」への3つの心理教育

①わかるように説明 「あなたは悪くない」

②あなただけではない。これは社会の問題「あなたが悪いのではない」孤立感や恥辱間を持たなくてよい。

③先のことに焦点を当てる。不登校、ひきこもりなど サバイバルスキル「あなたがおかしいのではない、心配しなくてよい」
 こうすればいい、ああすればいい、ではなく「一緒に考えていく」ことが大切。

◆暴力は社会の問題・・暴力を容認している社会の責任が大きい。

*支援と啓発は両輪であるべき

*児童虐待の陰にはDVが潜む。親もまたトラウマを負っている。

 →暴力の根絶と、親子ともに救済、回復することが重要。

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後半の演習では、親が逆境的体験によるトラウマから回復しないまま親となり、DV・虐待を繰り返す事例を検討しましたが、非常に根が深く、こうした家庭はかなりあるのだろうと思います。

以前、保育園の園長をしていた方から、「入園式挨拶で保護者に必ず言うのは『子どもの前でお互いの悪口や批判は絶対に口にしないでください』ということ」だとお聞きしたことを、ふと思い出しました。

報道される虐待事例では、父親(義父ケースも)が子どもを虐待しているのを母親が止めなかったことについて、「なぜ夫の行動を止めなかったのか?自分の子どもを守らないのか」と憤りを感じてきました。

ですが今回の講演により、母親(妻)もまた暴力により支配され、父親(夫)を止めようとすれば余計に事態を悪化させるから・・という理由があることを知り、愕然としました。

配偶者によるDVの相談は児童虐待が発覚しやすいものの、児童虐待相談から入ると配偶者へのDVにつながりにくい、という状況を改善するため、柏崎市は新年度から機構改革により、児童虐待とDVの支援を連携できるような組織体制にしていくそうです。

暴力の根絶、トラウマからの回復支援など、多くの課題が見えた貴重な研修会でした。

2020年2月 2日 (日)

栄養士会柏崎支部研修「やってみよう スポーツ栄養の指導」

2/2、栄養士会柏崎支部研修会「やってみよう スポーツ栄養の指導」に参加しました。
講師は公認スポーツ栄養士の石墨清美江さん。
県内外のスポーツ栄養指導先駆者として、幅広く活躍されています。

以下はその内容です。

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<スポーツ栄養とは?>

運動や身体活動量が多い人に対しての、栄養補給、食生活全般のマネジメント。

・身体を良好に保つため
・運動中に熱中症などの疾病が起こらないため
・健康・体力の維持・増進のため
・競技力向上などの目標達成のため

アスリートに対してのスポーツ栄養マネジメントを実施すること=「栄養サポート」

<食事の基本スタイル>

①主食(糖質源)
身体と脳のエネルギー源(不足は間食で補う)

②主菜(タンパク質源)
1食で2種類以上、3食で肉・魚・卵・大豆・大豆製品の4種類を食べる

③副菜 ④汁物(ビタミン・ミネラル・食物繊維)
体調を整える。毎食必ず2~3品は食べる

⑤牛乳・乳製品 ⑥果物(ミネラル、ビタミン)
足りない栄養を補う

<スポーツ栄養の指導>

●講演会:児童生徒、選手、保護者、指導者
 (作業を入れると記憶に残りやすい)

●体験型セミナー:講話+調理実習・バイキング・試食など
         児童生徒、選手、保護者、指導者

●リーフレット、レシピ、イベント対応:特定・不特定多数

●スポーツ栄養マネジメントに沿ったサポート:児童生徒、選手

 

<スポーツ栄養マネジメントを用いての栄養サポート>

マネジメントの目的・期待
 ↓
スクリーニング
 ↓
アセスメント(身体計測、食事指導など)
 ↓
個人目標の設定(身体計測、食事調査などからなりたい自分の姿を決める)
 ↓
サポートの計画(集団・個人への栄養教育、選手・指導者・保護者)
 ↓
サポートの実施(集団・個人への栄養教育、選手・指導者・保護者)
 ↓
モニタリング
 ↓
個人評価
 ↓
個人の目標達成・終了

*選手が自らの食生活を記録→傾向と対策をアドバイスする

 

<児童・生徒向けアドバイス>

Q.ひとの体は何でできていますか?
A.食べたものから作られます。

*家を建てる材料が食事

 

<スポーツ栄養とは>

1、コンディショニングのための栄養
・日々のトレーニングによる体作り・疲労回復をより効果的にする
・ケガや故障の予防と改善
・健全な成長を促し、心と体を整える

2、競技力アップのための栄養
・試合時・競技に特化した能力を発揮させる
 水分補給、補食、試合前・当日・試合後の食事の作り方

基礎体力>>>専門体力>>技術・戦略

*基礎体力がベースとなる

<アスリートとして身に着けたい習慣>

①欠食しない:朝昼夕の3食と必要に応じて補食をとる

②好き嫌いをしない:主食・主菜・副菜+乳製品・果物を食べる

③栄養・運動・休養のバランスをとる

 

<食べ物の働き>

①体を作る材料になる:食べたものだけが材料に

②エネルギーを作る材料になる:たんぱく質・脂質・炭水化物

③体作り、エネルギーづくりを円滑に行うために補酵素となる:ビタミン、ミネラル

 

<アスリートのエネルギー量>

体重kg×体脂肪率%=体脂肪率kg
体重kg―体脂肪量kg=除脂肪体重kg

除脂肪体重×28.5×身体活動係数=消費エネルギー量

 

<体重測定>
起床直後(朝)、排尿をすませた後の体重を基本体重とする。

 

<食事の役割>

●主食(炭水化物)

①身長と体重の増減にあわせてコントロールする
②体重の減量中でも、まったく食べないことがないよう注意する

*菓子パンには要注意
*ごはんには水分とタンパク質も含まれ栄養価が高い優良食品
 (100g中、タンパク質2.5g、水分60g)

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●主菜(たんぱく質)

①肉、魚、卵、豆類を1日3食のうちに必ず摂るようにする
②体温を上げる・主菜となる食品にはビタミンB群も多く含まれる

 

●副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維)

①色の濃い野菜を3種類以上、色の薄い野菜を5種類以上摂るようにする
②野菜のほか、海藻、きのこ、こんにゃくを摂る

 

●乳製品・果物(ビタミン・ミネラル)

①カルシウム補給し、丈夫な骨をつくる
②ビタミン、ミネラルを補給し、体の調子を整える

 

●油脂

①体重減少を必要としなければ、あまり気に欠けなくてよい
②体重減少が必要な場合は、調理に使う油を控える
③食品に含まれる油は、摂取する

●鉄

①成長期には特に必要。不足すると赤血球、ヘモグロビンが減少して貧血になる
②貧血になると全身に送られる酸素が不足し、体が不調をきたす
 (息切れ、同期、めまい、頭痛、易疲労感、倦怠感)
③青菜、レバーなど鉄分を含む食品とともにタンパク質もとる
④鉄の吸収を高めるビタミンCも一緒にとる

●間食(補食)

お菓子ではなく3回の食事でとりきれない栄養をとる
(おにぎり、サンドイッチ、バナナ、オレンジジュース、乳製品など)

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<大切な睡眠>

●ノンレム睡眠:身体活動とは関係ない記憶が固定される(人命、年号など)

●レム睡眠:身体活動に関連した記憶が固定される
      (自転車乗り方、スポーツに必要なスキル)

*トレーニングのために睡眠時間を削らない。
*子どもは8時間以上睡眠時間をとる方が、8時間以下よりも体力が高い傾向がみられる

 

<成長ホルモン>

睡眠中・運動後に分泌量が増加する

・骨を伸ばし、筋肉を成長させる
・1日使って疲れた体の細胞を修復
・脂肪分解を促す

<生活リズム・5つの定点>
①起床 ②朝食 ③昼食 ④夕食 ⑤就寝

<日々の工夫>

●コンビニ・お惣菜など市販品の活用

●1食を完璧にするのは難しい
→1日・1週間の単位でバランスがとれるようにする

<水分補給のタイミング>

・運動開始30分前まで:コップ1杯以上250~300ml
・運動中:こまめにコップ2~3杯
・運動直後:水分・塩分・糖分+クエン酸で疲労回復
     (水1000ml+塩1~2g+砂糖40~80g)

 

<試合に向けた食事のとり方>

●試合前日

・糖質中心、油少なめの食事が基本。
・敵に勝つ=カツは時代遅れ!(揚げ物は避ける)

●試合当日

・試合のタイミングに合わせて食べる
・試合まで3時間以上あるときは、消化のよいものをよく噛んで食べる
(揚げ物、生もの、繊維の多いものは避ける)

●1日に何試合もあるとき

・即エネルギーに変わる糖質を利用
・水分補給をしっかりと
・疲労回復のためビタミンCやクエン酸摂取

(例)
3~4時間前:糖質中心の食事、おにぎり、もち、うどん、カステラ等

2~3時間前:糖質中心の軽食 おにぎり、バナナ、カステラ等

1~2時間前:水分中心の軽食 おにぎり、バナナ、ゼリー飲料、100%果汁ジュース

30分前:糖分、水分補給 あめ、スポーツドリンク

<おすすめ市販品>

・ハイカーボ300(ブルボン)
・スポーツようかん(井村屋)
・カロリーメイト(大塚製薬)

 

<スポーツ選手のための食事のしおり>

「2018年にいがた妙高はね馬国体」のとき作成

選手の合宿先となる宿泊施設に対し、どのような食事が望ましいかわかるようにした。
(日頃出している食事をアレンジしやすいよう配慮)

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―――――――――

ざっくりとまとめると

●日頃より偏りのない食生活を心掛け、糖質によってエネルギー摂取量を調整する。
(タンパク質、脂肪、ミネラル、ビタミン類は一定量をとる・とりすぎない)

●試合前~当日には胃に負担をかける(消化しにくい)揚げ物などは避け、すぐエネルギーに変わる糖質を中心にとる。

●水分摂取と同時にミネラル分も補給する。

といったことがポイントになると理解できました。

柏崎市でも各種スポーツが盛んに行われていますが、身体づくりの基礎はやはり食事から。

スポーツ栄養推進をふまえ、私自身も管理栄養士としてスキルアップしたいと思います。

 

 

 

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