コミュニティセンター統廃合について
柏崎市には現在31のコミュニティセンター(コミセン)があります。
地域の特性を生かした住民を主体とする魅力ある地域づくり活動を実践できる施設で、多目的の集会・学習活動やスポーツ・レクリェーション活動の利用が可能です(会議室、図書室、調理室、体育館等があります)。
センター長、主事等が管理にあたり(市が雇用)、運営はコミュニティ振興協議会が行います。
地域コミュニティ活性化のために増設されてきましたが、現在は「柏崎市公共施設等総合管理計画」のもと、見直しが進められています。
柏崎市公共施設等総合管理計画では、人口減少や施設等の老朽化にともない、40年間で公共施設の床面積を20%削減することが定められ、コミセンもその対象となっています。
昨年は鵜川コミセンが野田コミセンに統合される方針が決まり、今年は令和4年までに西山地区にある6つのコミセンを3つ以下に減らすことが「モデル事業」として定められています。
選定は人口比によるところが大きく、多いところでは人口1万人に対して1コミセンであるのに対し、人口約5300人の西山地区に6つのコミセンは多すぎる・・というのがその理由だそうです。
これに対し反発する意見が多数ある一方で、コミセンは西山地区に1つでよいとの声もあり、意見集約が非常に難しい状況にあるようです。
これまで関係者や住民の方々のお話を伺い、財務部、市民生活部、危機管理部それぞれの進め方に整合性があるのか、また住民の皆さんの不安に具体的に答えられる状況なのか、疑問に感じています。
住民の皆さんは
1、これまで築いてきた地域コミュニティが巨大化し、うまくいかなくなるのではないか?
2、自主防災組織の核となる地域の防災拠点がどうなるのか?
といったことに不安を覚え、それに対して市当局が明確な答えを出せないことに不満を感じているのではないかと思います。
今回の一般質問では2について市の見解を問う予定です。
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