文教厚生常任委員会
本日12月16日は文教厚生常任委員会でした。一般会計補正予算の他、公共施設の管理者変更などが審議されました。
●特別支援学級の新・増設
来年度から小学校7校(柏崎、半田、剣野、槇原、新道、北条、荒浜)中学校3校(松浜、第五、東)で特別支援学級が新・増設される。
特別な支援を必要とする児童生徒は年々増加し、学級新増設により教員は県から配置されるものの、サポートする介助員は市が確保。
●北条地区共同調理場(北条小、北条中)に鯖石地区共同調理場(鯖石小、第五中)、高柳地区共同調理場(高柳小、高柳中)が統合。
次年度からは、北条地区共同調理場が北条小・北条中(同一校舎)、鯖石小、第五中(高柳中と統合)、高柳小の給食を作り配送、盛り付け専門パートを雇用する予定。
●綾子舞会館、飯塚邸が指定管理から市直営に変更
もともと採算性の薄い(ない)文化財のため、指定管理者では維持管理が難しい。教育委員会所轄となるため学校教育との連携もはかる。
●西山いきいき館が市直営に
今後の運営見直しもあって市直営としますが、これまでの管理者である柏崎市社会福祉協議会には引き続き窓口業務などを委託する。
●いきいきディサービスセンター休止
今年の8月頃、デイサービスを運営してきた社会福祉法人から、介護人材不足のためにデイサービスを続けることができない、との申し出があった。減少傾向にあったご利用者は他のデイサービスに移っていただき、現時点で利用者ゼロ。来年度から「当分の間」休止。(休止とするのは今後の高齢化による介護ニーズ増をふまえてのこと。ただし再開の見通しは立っていない)
また合間に協議会もあり、
●第二次子ども子育て支援事業計画(案)について
「若者と女性の定着」を目指して、これまで以上に手厚い子育て支援策を計画。ただし担い手となる保育士不足は深刻な課題。
●令和2(2020)年度福祉保健部及び子ども未来部の業務分担及び組織体制等について
新庁舎への移転に伴い、子育て関係は元気館に集約。フォンジェ内にあった「まちかどオアシスこころ」は廃止。
といったことが報告されました。
施策や事業については全般的に限界が見え、「もっともっと」と望んでも実現は難しいだろうな、と感じる点が多々あります。
「足るを知る」という観点から現実的な前進を目指した方がよい、というのが個人的見解です。
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