新潟県原子力防災訓練
11月8~9日は新潟県原子力防災訓練でした。
11月8日は災害対策本部設置訓練が市役所4F大会議室で行われ、午前中だけ見学しました。
11月9日は西中通コミュニティセンターの現地視察へ。
こちらは原子力発電所から5km圏内の即時避難区域(PAZ)にあたります。
震度6強の地震により運転中の原子炉が自動停止→炉心冷却機能喪失により全面緊急事態となる・・という設定です。
9:00に防災行政無線による避難指示を合図に、訓練参加者は自宅から徒歩で移動。
安定ヨウ素剤(あめ玉で代用)配布後、9:30頃~県が手配したバスで避難先(西中通地区は妙高市)の避難経由所へ
→経由所では柏崎市と避難先市の職員による受付訓練が行われる、という流れでした。
西中通コミュニティセンターでは、近隣町内会や自主防災組織の代表14名の方々が参加されましたが、飛び入り参加希望の方も来られて断られる一幕も。
発電所から5~30㎞圏内の地区(UPZ)では防災行政無線による屋内退避支持を合図に、自宅の窓を閉める、エアコンや換気扇のスイッチを切るなど、外気を取り込まない体制で30分待機という訓練内容でした。
今回の訓練は県が原子力災害時の対応において、各手順を確認するのが目的と考えられますが、住民の皆さんには趣旨がわかりにくかったのではないかと思います。
今後の総括も含め、新潟県そして柏崎市の動向を注視しながら、原子力防災のあり方を考えていきたいと思います。
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