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2019年11月 6日 (水)

文教厚生常任委員会・行政視察【埼玉県戸田市】

11/6 埼玉県戸田市「ICTを活用した教育(PEERプログラム)について」

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・かつての戸田市は人口増にともなう教室不足、小中学校の学力・体力低迷、非行問題行動、不登校などの抱え、「戸田市=荒れた学校」として赴任を希望する教員がほとんどいなかった。


・児童生徒が関心を持って学べる授業を行うこと、未来のAI社会に対応できる子供たちを育てること、教員の働き方改革・環境改善を目的に、4年半前からICTを活用した教育改革を進めている。

・ICT化のための環境整備を行い、小中一貫した教育カリキュラム(PEERプログラム)のもと、産官学連携によりICTを活用した授業を行う。

・世界的企業が学校を実証の場(クラスラボ)として機器を貸し出し、学習効果を検討。データをエビデンスとして改良につなげる。学校側にとっては購入後の失敗がない。

・産学官連携により、民間の知見や手法を学校に取り入れ、学習効果の向上や教員の働き方改革につなげている。

・学力だけでなく、やりぬく力、協調性などの非認知スキルを可視化(データ化)し、授業の進め方や学習機器の効果との相関性を検討。

・英語検定を小6、中3に対して全額補助を出す。各小中学校にALTを配置し、英語以外の教科を英語で教えるイマージョン教育を実施。

・ICT導入により学力は全国トップクラスに。特別支援を要する児童生徒の能力発見・開発にも役立っている。教員の働き方改革にもつながっている。

・不登校は増えているが、学校復帰を目標とせず、ICTを使って家庭で学びながら、義務教育後の社会で自己肯定感をもって生きていけるよう、寄り添っている。

・学校現場を議会や当局財務部に見てもらうことで理解促進をはかっている。

・ICT活用はあくまでも手段であり、ベースには知・徳・体を育む世界に誇る日本の教育がある。ベテランのスキルを可視化し、若手教員に伝えていくべき。

・文科省の提言(柴山プラン)はすべて実施している。今後も国の動向を注視しながら教育改革を進めていく。

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教育改革を進める戸ヶ﨑教育長自らご説明いただき、まだまだ時間が足りない、熱い2時間となりました。

ICT教育を行う理由は、将来の社会構造が変化しても対応できる人材を育てるためであり、AIを使いこなすことで、AIでは代替えできない人間ならではの役割も見えてきます。

また従来の学習スタイルとの違いが、多様な児童生徒の意欲や能力を引き出す機会になります。

そして産官学の連携として、民間の知見をうまく活用することで、教員の働き方も変わってきます。

ICTを使った授業に関しては、何もかも教員が行うのでなく、民間に任せられるところは任せながら、教員は個別対応が必要な児童生徒をフォローすれば、円滑に進められるのではないかと考えます。

戸田市の教育改革はまさしく「次世代の育成」であり、これからICT教育を進める柏崎市にとっても参考にできる点が多々あると感じました。今後の議会活動に反映させていきたいと思います。

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