柏崎ファミリーキャット「今時の猫の飼い方」
柏崎ファミリーキャット主催の講演会「今時の猫の飼い方」を実施しました。
講師に新潟県動物愛護センターの獣医師・金子先生をお迎えして、人と猫の良好な関わりについて学びました。
動物愛護センターでは、野良猫や多頭飼育崩壊(複数の猫を不妊せずに飼い、繁殖しすぎて世話できなくなった状態)により持ち込まれた猫たちを一時保護し、引き取り手を探します。
ですが引き取り手がないまま一定期間経つと、殺処分されてしまいます。
また猫の繁殖力は強く、春夏秋が発情期で、1回の交尾でほぼ100%妊娠します。
ネズミ算ならぬ「猫算」によれば、避妊しないメス猫1匹が1年に約70匹に増える計算です。
ただし野良猫の場合、多くが交通事故や病気、そして他の生き物に襲われて命を落としています。
また多頭飼育崩壊の現場写真を見せていただきましたが、生活全般が荒廃し、不衛生な状態になり、人にも猫にも不幸な事態になっているようです。
適切な猫との関わり方は
●飼い猫は必ず不妊手術を受けさせ、できるだけ家の中で飼う。(屋外に出すことは事故、ケガ、病気、他家の糞尿被害のリスクがある)
●野良猫にエサをやることは「命をつなぐ」行為。むやみにエサをやらない(特に置きエサ厳禁)、エサを一度でもやったら責任を持って保護する覚悟を持つ。
また、不妊手術や治療費などにはお金がかかるので、ある程度の経済力も必要です。
動物を飼うということは、責任と覚悟が必要だとあらためて感じました。
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