9月定例会議閉会
9月定例会議が閉会しました。
議案の多くが一般会計補正予算に関するもので、すべて可決しています。
http://www.city.kashiwazaki.lg.jp/gikaijimu/shigikai/gian/h31/gian.html#r109
特記事項として以下のことがありました。
●救急業務遂行中の事故による和解について
6月中に救急車が総合医療センター救急搬送口に停車中、シャッターが降りて救急車ハッチに接触、ともに破損した。
当時、嘔吐を繰り返し、体動激しい患者を搬送したため、搬送口付近まで救急車を近付けていた。
通常はハッチを閉めるが、この時は患者対応でハッチを開けたままにしていた。
シャッターがなぜ突然降りたかは不明だが、救急車がルール通りハッチを閉めていれば接触しなかったことから、自損自弁で和解した。
(柏崎市は救急車損害額97,100円、総合医療センターはシャッター損害額378,000円を自ら負担)
(議会)昨年も業務中の事故が発生し、1年かけて和解している。内部ルールの遵守、運転時に十分注意することなど、再発防止策を徹底していただきたい。
●「学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書」
2020年度から私立高校の授業料が実質無償化されるが、私立では入学金、教材費、設備費など公立よりもお金がかかる。
現在は低所得世帯のみが対象となっている助成をさらに拡大して、私立高校に通う生徒すべてに対する助成、また私立高校の経営安定のための支援を行い、公私間の格差をなくすことを求める内容。
(議会)意見書採択を求める請願は文教厚生委員会で賛成多数となったものの、本会議で意見書は賛成少数で不採択となりました。
*近藤は請願、意見書ともに反対しました。理由は以下の通りです。
・来年度から私立高校の授業料実質無償化され、これまでよりも私立高校に通う世帯の経済的負担は軽減される
・子ども達の「家庭の経済状況」による教育格差をなくすための政策として、低所得世帯への支援策はすでに用意されている
・私立高校に通う生徒すべてに助成を行うことは、本来は助成を必要としない経済状況の世帯も対象となる一方で、公立高校に通う生徒との公平性を損なう
●柏崎刈羽原子力発電所にかかわる調査特別委員会を設置
目的:柏崎刈羽原子力発電所にかかわる事項について、調査・研究を行う。
(1)国・原子力規制庁・県・事業者の動向、検討内容、審査結果について(分科会1)
(2)柏崎刈羽原子力発電所の安全対策について(分科会2)
(3)実効性ある避難計画について(分科会2)
(4)原発と地域経済、今後の行財政とまちづくりについて(分科会3)
(5)放射線への正しい理解と対応について(分科会2)
(6)原子力発電所の廃止措置(廃炉)にかかわる諸課題について(分科会3)
(7)使用済み核燃料にかかわる諸課題について(分科会1)
(8)その他柏崎刈羽原子力発電所に付随する課題
(分科会1~3)
*近藤は分科会2所属となりました。
尚、閉会しても決算審査準備のため、議会にはほぼ毎日通っております。
是々非々でやっていきたいと思います。
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