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2019年8月26日 (月)

松浜中学校区 地域懇談会

8月26日、松浜中学校区地域懇談会(高浜地区コミュニティセンター)に参加しました。
この地域は原子力発電所の近接地=PAZ(即時避難地域)にあたります。

市長からは荒浜小学校改修などについてお話しがありました。
地域からのテーマは以下の通りです。

Photo_20190907042401

(1)原発事故に伴う原子力災害時に備えた避難道路の確保について(宮川町内会長)

原子力災害含めて複合災害が起これば地域は孤立する。
中越沖地震のとき、宮川~西山間が一時期不通となった。
津波がおこれば宮川、大湊地区は西山に逃げるしかない。
県道確保は必要。
市の原子力防災課、県の振興局に要望した。(トンネルもしくは今の道路を拡幅)
市も県も財政が厳しいことはわかるが、いちばん原発に近い地域であり、道の確保はどうしても必要。
櫻井市長から県に働きかけ対策をとっていただきたい。

(市長)
ご指摘の道路は県道27号線、状況確認はした。
あらためて県(地域振興局)に対応策を確認。さすがにトンネルは無理だが、道路が荒れた状態なのは確認した。
町内会長立ち合いのもと現場確認する予定。
新潟県は柏崎市以上に財政が厳しい。
たとえば県立アクアパークの壁崩落、スケート場の製氷機破損をすぐに直せない。
この地域は発電所おひざ元であり、少しでも不安を軽減できるよう働きかけは続けたい。
県道の路線番号等、新しい表示に直すよう対応お願いしてある。


(2)ゴミの不法投棄の防止策について(宮川町内会長)

高浜地域全体が海岸近く、とくに土日の外部からの客が多い。
浜茶屋客以外の海水浴客によるゴミの投機に悩まされる。
宮川は通過地点、西山インターに入る途中にあり、ゴミを捨てていく人が多いようだ。
それ以外にも西山~宮川の県道沿いに、タイヤやポータブル便器などが投機されている。
毎年近辺の場所に捨てていく。
町内で不法投棄は通報する旨の貼り紙するなどしている。
ゴミステーションの設置や指定ごみ袋を使えるようにしてもらうなど、何とか対応できないか。

(市長)
平成30年度不法投棄の回収件数・重量は平成29年度から倍増している。
可燃物、汚物ごみなど家庭ごみの投棄が多い。
一方、大規模(大きなもの)な不法投棄は現象している。
行楽シーズン中のゴミは個人のモラルによるところが大きいが、モラル向上が難しい。
不法投棄現場を発覚したら遠慮なく警察、市役所に通報してほしい。
ただし行政対応にも限界がある。
田団体や県などと連携して厳しい目をもつしかない。

今年から石地海水浴場を有料化した(1000円)。
無料時と同じくらい利用客があった。
駐車場代金、当初800円にしようという案もあったが、市内一律1,000円にした。
そのかわりゴミ袋を渡して回収し、指定場所に置いてもらうようにした。


(3)荒浜海岸の飛砂軽減対策について(荒浜町内会長)
荒浜は秋~冬~春にかけて飛砂がひどい。
防砂ネットを貼るか海浜植物で覆ってもらえないか。
荒浜漁港の浚渫を毎年やっていただいているが、あれはもうやめてもよいのではないか(キリがない)

(市長)
トレンチ工法(砂で土手・壁をつくって砂を抑える)による浚渫はもうやめる。
荒浜港だけで半年で数千万円費やしている。
ランニングコストや機能などを調査研究を行い、もっとも効果がある方法をできるだけ早く行いたい。(試験的実施)
砂の処分は農業関係での引き取り希望もある。
経費的なことも調べて検討したい。
回収した砂が荒浜海岸に残らないようにしたい。
海水をまくことでミネラル分により稲が育つ場合も。
タイミングがあわなければ置かせていただきたい。
その場合はあらかじめ協議させていただく。

(会長)
落としどころは?緑化やるとしたらいつから?

(市長)
どの方法でもかなりお金はかかる。
緑化は計画に沿って進めていきたい(予算含め)。
トレンチ工法せず緑化も含めた試験的実施を行う予定。

(荒浜・C氏)
トレンチ工法の山に防砂ネットをかければ全部の砂浜にかけるよりもコストは低い。

(市長)
植樹も含めて検討課題としたい。


(4)国道352号線沿いの荒浜中学校から荒浜2丁目の保安林・公園の下草刈を要望する。(荒浜町内会 S氏)

数年越しにお願いして、やっと動いてもらった。
枯れた松の伐採、枯れ草とりなどをやっていただいたおかげで遊歩道の見晴らしよくなった。
今年はまだ行われていない。
景観、防犯上のことも含めて県に要望をしてほしい。
伐採、風通し良く。予算はないだろうがぜひやっていただきたい。
人が入り込めば草が生えにくくなる。
なるべくきれいな状態で刈っていただきたい。継続をお願いしたい。

(市長)
去年の面積は7ヘクタール。草刈りは賽の河原だが、本格的に草刈りをしたおかげで雑草は少ない。
すでに6月中旬から遊歩道~海岸を整備中。
今後は14ヘクタール
通学路付近の352号線は作業中。歩道沿いの除草も含め、県との連携の上、適正な管理をしたい。

(5)防災訓練の実施と避難道路の確保について(荒浜区長)

ぎおん祭りでの三階節のメロディーは聞きなれなかった。

何度も意見してきたことだが。
荒浜地区の防災、とくに原子力・複合災害の訓練で避難したのは7~8年前の糸魚川だった。
当時のことはほとんど忘れられている。できるだけこまめに訓練した方がよい。

新しい避難計画の説明をお願いしたい。
避難道路 いざ原子力災害がおこれば、渋滞・混乱は免れない。
8号線交差するところに仮のインターチェンジをつくってほしい。

(市長)
三階節チャイムは笛の音、民謡保存会に吹いてもらった。
ぎおん祭りの三階節はいつもと違った。民謡保存会が自発的に判断していた。
民謡保存会にお伝えしたい。
この夏、最後の盆踊りが駅前で行われたが、そのときは野良三階節だった。

避難訓練は県に対して県主催の訓練を申し上げている。
県は広域避難計画もっていなかった(指針のみ)
今年の秋、原子力防災訓練を実施。

今回はバスによる広域避難訓練を行う。
椎谷は船による避難訓練を実施予定。
市との情報連絡訓練実施も検討。

県は来年度以降も訓練実施することを確認。
来年できない地区を優先的に日程調整していきたい。

宮川、大湊、松波、西中通地区のバス避難訓練も実施予定。
県がバス協定との提携を行っている。

スクリーニング場所 発電所より30km圏外に設置。
ただし高浜、荒浜地区はPAZとなるので、スクリーニングせずすぐに避難。


スマートインター含む陳情あるが。
モデル事業は県が事業主体(5億円)市が補助
長岡北インター60億円 市は30億円負担
距離 柏崎~西山インター間は11㎞しかない。

国道353、252号線を除雪の避難退避場所として使えないか?
352の拡幅 歩道確保は進んでいる。
スマートインターが無理な分、避難道路整備を進めたい。

(6)浜辺の一画(荒浜漁港から南側・柏崎寄り)に駐車場、水飲み場・シャワー室・更衣室・トイレ・遊泳監視室のある施設を設けてほしい。
併せて憩い場・東屋がほしい。 (荒浜町内 )

いちど打診されてから断った経緯がある。荒浜には一般海水浴客の場所がない。

公衆トイレ、ゴミ管理などの問題もあり、事業実施をお願いしたい。


(市長)
昨年および長年の懸念事項かと思う。
荒浜海岸には海水浴、釣り等客が訪れていることは承知している。
海岸・施設の維持管理は地元町内会にお願いしている。

施設整備により訪れた方々の満足度が上がることは理解しているが、維持管理を町内で行うことについて再度話し合ってほしい。

もし町内で継続的な維持管理が可能であれば、海岸付近の長期的な事業化を検討する。

まずは継続的な維持管理ができるか、町内で意思確認してほしい。
となればトレンチ工法は関係なくなる。(海岸環境整備)
防砂フェンス 景観よくないが飛砂防止のためとご理解いただきたい。

その他
(大湊町内会長)
再生可能エネルギーの取り組み状況は?
地域エネルギー会社可能性調査の状況は?
大湊・宮川地区に太陽光発電を要望。
出力1メガワット、1000キロワットで企業として採算あう。
建設には2ヘクタール必要。
1メガワット電力量を確保し、電力会社に売電すれば、3億円 企業としての採算になる。

水素発電、燃料電池車などについて方針あきらかに。
燃料電池車は80万台 各市町村割。

水素発電に取り組んでいただきたい。
現在の方法はCO2ガスを発生するが、水分解法であれば化石燃料の消費を抑える。
水素ステーションないのは新潟県のみ。


(市長)
再生エネルギーの見込みは?
原子力は当面必要だが新しい産業も必要。
今年度は地域エネルギー会社の可能性調査をしている最中。
将来的には水素と蓄電池利用の再生可能エネルギーを柏崎に集めて安定化させ、送電線つかって首都圏に送りたい。

再生可能エネも柏崎の産業として本気で取り組みたい。
この先FIT(固定価格買い取り制度)は終わるため、太陽光発電は採算あわなくなる。
国もやめる方向性なので事業として成り立たない。

可能性あるのは洋上風力。東京電力が千葉銚子沖で計画。
村上沖の風力発電→柏崎に送ってほしい。

資源エネ庁に柏崎市職員が出向し、水素発電による蓄電池の研究(水の電気分解)検討しているがコストがあわない。
オーストラリアでは褐炭による水素発電を行い、コスト安いがCO2出る。
FCV用の水素ステーションできたが、まだまだコスト高い。

(K氏)
市道12号線の舗装されていない。
補修工事し忘れて荒れ放題。
昨年まではボランティアがきれいにしてくれたが、今年はそのまま。
要望はせめて舗装してほしい。
自主防災会では避難路と考えているが一部道が細いため除雪機が入らない。
舗装だけでもお願いしたい。

(市長)
今日伺ったので、すぐにやりますとは言えないが今年、宮川に工事が集中。
たしかに津波避難場所との指定があり、あまりにもひどいのであれば、現場確認の上、検討したい。

(荒浜町内より)
荒浜墓地の隣の小屋に枝がかかって切ってほしいとの依頼あった。
農林水産課に見てもらったが、墓地は市のものなのでお願いしたら福祉課担当と言われた。
足場が悪く素人には切れない場所にある。
福祉課は金がないので町内でやれと言われた。
農林課に話して半年たつが対応されていない。

(市長)
担当課に確認させ、市の所有地かどうか確認しながら進める。


(松波・M氏)
352号線沿いを水仙ロードとするため、松波コミセンで水仙を植え続けたが、県の土地で防風林を植えた。
市道沿いに水仙を植え、看板をとりつけたいが可能か?また県道の草刈りはしてもらえるのか。

ボランティア組織設立準備をしており、地域で自主的に通院などを行うことを検討。
アンケートをとったところ高齢者ドライバーの問題が多数(足がない)
免許返納後、市のバスを松波までまわせないか?

(市長)
水仙ロードと看板の件、市有地であれば担当と相談してほしい。県有地であれば県に申し添える。
草刈り(352号線)は7月に行ったが、県の仕事なので要望は出す。
時期の確認も必要。
(*松波町内会も行ってきたので、連携して一緒にやってほしいとの趣旨)

交通手段については、どの地域でも出ている。
ひまわり、かざぐるまなどの循環バス延伸は難しい。
理由は費用とドライバー不足。
出雲崎線を含む3路線を廃止させたいと越後交通より申出あり、引き留めている。
10/1より65歳以上はバス代金を半額にすることで利用者増やす。
従来のバス利用者を増やしてほしい。

タクシー業界も人手不足で厳しい経営状況。
国も小型車に補助出す。
フォンジェのコツコツ貯筋センターにまとまった利用があれば、市のコミュニティバスを無料で出す。

(K氏)
宮川鯨波線の枝おとしを冬までにお願いしたい(刈羽~宮川)
村長にもお願いしてほしい。

(市長)
対応したい。

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住民の皆さんの努力の上に市に対する要望や提案があり、自助の姿勢が強い地域性だと感じました。

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