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2018年11月

2018年11月15日 (木)

こどもの命をどう守るか

中央地区の議会報告会に参加しました。
これまでは正面に議員が並ぶスタイルでしたが、今回からテーマ別グループトーク(KJ法)で議員と市民が意見交換する方式に。

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私は「子どもの命をどう守るか」について話し合うグループに加わりました。

新潟市で小学生が痛ましい犯罪の犠牲となった事件を受けて、中央地区では通学路の見守りボランティア活動が行われています。
これは「外敵」に対しては、かなりの抑止力を発揮すると思います。

その一方で家庭内で行われている虐待については、なかなか対応しにくいのが現状のようです。

身近な事例として

「隣の子の話を聞くと、育児放棄(ネグレスト)されているようだが、子どもの言い分だけで通報や相談してよいものか悩んでいる」というケースがある一方で、

「大きな声で子ども達を叱っていたら、虐待として通報され児童相談所の調査が入った。ショックで人間不信になり外に出られなくなった」

というケースもあり、非常にデリケートで難しい問題だと感じました。

虐待の相談窓口は元気館内にあります。(子育て支援課・保育課:0257-20-4201)

また短縮ダイヤル「189」番に電話をかけると、長岡の児童相談所につながります。

虐待(が疑われる案件)だけでなく、子育てに悩む親御さんの相談もできるとのことです。

そして子育て中の親御さんが自ら電話をかけて相談するのはハードルが高いことから、SNSによる相談窓口や情報提供があれば活用しやすいのではないか・・との意見もありました。

最終的に、虐待を未然に防ぐためには

●虐待についての啓発(どういった行為が虐待にあたるのか、虐待によりどのようなダメージを受けるのか等)
●相談窓口の周知徹底
●孤立せずに子育てできる環境整備

が必要との結論に達しました。非常に有意義な会でした。

子ども達の命と笑顔を守るために、微力ながらもできることをしていきたいと思います。

2018年11月 2日 (金)

ゆかり通信2号「子ども達の笑顔を守るために」

家族形体が多様化した現代社会では、「地域で子どもを守り育てる」ことが求められます。
柏崎はこれを実践してきたまちであり、各地で子ども育成活動や防犯対策に取り組んでいます。
私自身には子どもはいませんが、「地域の大人」として子ども達と接する活動や、子育て経験者とのお付き合いを通して、子ども達が安心して健やかに成長できる社会にしていきたいと考えるようになりました。   
子ども達をとりまく諸問題の中でも、とりわけ心が痛むのが児童虐待です。
新潟県の虐待相談件数は、昨年過去最多の2158件を記録しています。
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実の親によるものがほとんどで、種類別では心理的虐待(暴言、差別、無視、過度な注意、子どもの目の前での夫婦喧嘩や暴力など)が半数以上を占めていました。
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 児童虐待の多くが表面化しにくいだけに、周囲の大人達の「気づき」が重要です。
 
虐待に関する相談や通報は、短縮ダイヤル189(いちはやく)に電話すると、最寄りの児童相談所につながります(匿名可能)。
また市では「柏崎市子ども虐待防止・対応マニュアル」を作成しています。
知識や情報、対処法を市民全体で共有し、「気づき」を「行動」に移せるようにしておくことが大切だと感じています。 
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また虐待を受けた子どもは心に大きな傷を負い、不安定な状態のまま成長し、社会にうまく適応できない・自ら親になった時わが子に虐待してしまうケースが多々あります。
そして子育てをしていく中でのストレスや孤独感も虐待の原因となります。
傷ついた子ども達の成長を連続して支える応援策、孤立せずに子育てができる温かい環境づくりの強化も必要ではないでしょうか。 
 
子ども達の笑顔を守れるよう、大人としての役割を果たしていきたいと思います。 

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