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2018年10月20日 (土)

ゆかり通信2号「超高齢化社会と介護の現状」

前回発行した「ゆかり通信1号」に対して、ファミリー・サポートセンターの活用や、新庁舎の水害対策、市議会議員定数等についてご意見をいただきました。
 そして「柏崎に漂うあきらめムード、暗い雰囲気を何とかしてほしい。希望を持ってこのまちで暮らしたい。」とのお声もたくさんいただきました。
 「ゆかり通信2号」では引き続き柏崎をとりまく課題と向き合い、どうすれば少しでも良い状態になるか考えていきたいと思います。
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柏崎市は65歳以上人口32.3%(約2.7万人)の超高齢化社会であり、その多くは介護を必要としています。
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かつて介護は家族だけで行うことが主流でしたが、介護保険が始まった2000年以降は、介護サービスを利用しながら生活する人がほとんどです。
 ですが柏崎市内では介護人材不足のために入所定員を満たせない施設や、介護サービスを制限・休止する事業所が少なくありません。
介護職だけでなく看護師、調理員、運転手といった関連職種も人手不足が慢性化しています。
そのため働いている人達ひとりあたりの負担が重く、ストレスや疲労で健康を害してしまうケースも多々あります。
 このままではいずれ、必要とする介護サービスを受けることが難しくなる人達(介護難民)が増え、在宅で介護する家族は疲弊し、介護のために仕事を続けられない人達(介護離職者)も増えていくことが予想されます。
そして介護離職者が増えれば各産業の働き手もますます不足し、生産性の低下や消費の縮小、景気の低迷を招いてしまうでしょう。
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社会全般の働き手を守るためにも、介護・福祉人材の確保は大きな課題だと思います。 

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