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2018年8月

2018年8月20日 (月)

ゆかり通信1号「働き手の確保のために」

柏崎市では人口減少が進み、平成20年には約9万2千人だった人口が、今年の6月末には約8万4千人になりました。
人口減少は「労働力不足」=社会を支える働き手が足りない状況をもたらします。
介護人材不足による介護事業休止や施設の入所者受け入れ制限、ドライバー不足によるバス路線の縮小や保育園バスの送迎中止、従業員不足による飲食店の撤退・工場の閉鎖など、現時点でも私たちの生活にジワジワと影響が出ています。
働く人は消費者・納税者でもあります。働き手が減り続ければ景気が悪化し、事業や商売を続けること、これまで通りの行政サービスを提供することも難しくなるでしょう。
これからは人口が減る中でいかに働き手を確保するか、真剣に考えなければなりません。
昨年4月、柏刈地域の女性を中心に「女性の働き方 茶話会」が開催されました。(細田健一代議士事務所主催)
宮川典子 衆議院議員を講師にお迎えして、国が進める「働き方改革」の最新動向を学びながら、参加者それぞれの経験をもとに活発な意見交換が行われました。
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女性は妊娠・出産・育児・介護などライフサイクルの変化によって、時間・場所が固定された働き方ができないことが多々あります。
また女性に限らず家庭の事情や健康問題などのために、仕事に就けない、仕事を続けられない、キャリア・アップをあきらめる、といったケースもあると思います。
「働き方改革」は長時間労働や賃金格差などがクローズ・アップされがちですが、それだけではなく、これまでの場所と時間を固定する働き方を見直し、「いつでも、どこでも、誰でも、少しでも、何度でも」働ける社会にしていくことが必要だと学びました。
 働き手確保の一案として、「仕事の細分化」によって、ベテランや専門家でなくてもできる仕事、職場に来なくてもできる仕事を切り分け、それを柔軟な働き方につなげてはどうかと考えます。
そうすれば、これまで働きたくても働けなかった人たちにもチャンスが生まれ、新たな働き手発掘につながるのではないでしょうか。そして人手が足りない中で頑張っている人たちに、少し余裕ができるのではないかと思います。
 
 茶話会では働き手を支える社会資源として、柏崎市ファミリーサポートセンター(柏崎市元気館内・☎ 0257-21-1310)についても紹介されました。
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/katei/kenko/kosodate/shien/family.html
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これは仕事・家事・育児の両立を支援する会員制の子育て応援ネットワークで、1時間あたり700~800円で送迎や預かりなどのサポートを行っています。
この制度を利用して子育てと仕事を両立された方が、「いずれは自分もサポーター(支援する側)になりたい」と話していられたのが印象的でした。
こうした制度をもっと周知・活用して、働く人を支えていくことも大切だと思います。

2018年8月10日 (金)

ゆかり通信1号「地域防災と自助・共助」

10年前に市政について勉強をはじめ、いくつかの社会的な活動に参加するようになりました。 そして次第に柏崎が抱える課題を何とかしたいと思うようになりました。

そこで「ゆかり通信」紙版を発行し、ご支持をいただいている方々からご協力いただき柏崎市内に配布しております。

以下はその内容です。何回かに分けてWeb上に掲載いたします。

これまでの活動を皆さまにお知らせしながら、少しでも課題を共有したいと考えております。 ご意見や情報をいただければ幸いです。

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1、地域防災と自助・共助 平成19年の中越沖地震を機に、自助(自らの身を守る)・共助(地域コミュニティで助けあう)・公助(公的機関による支援)について考えるようになりました。

災害時には公助には限界があるため、自助・共助をいかに高めるかが重要になります。 そこで赤十字救急法救急員、幼児安全法支援員、防災士の資格を取得し、赤十字安全奉仕団柏崎市分団、柏崎市消防団で活動するようになりました。

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安全奉仕団の主な活動はAED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法の普及です。 人はいつ何時、心肺停止状態になるかわかりません。そして心臓が止まると脳に血液が行かず、命は助かっても重い脳障害が残ってしまいます。

心肺蘇生法をできるだけ早く行うことで、人の命を救い、社会復帰できる可能性が高まります。

誰もが正しく行えるよう、また素早く行動に移る勇気を持てるよう、自分自身もトレーニングを重ねながら、少しでも多くの方々に伝えていきたいと思います。

また消防団では春秋の火災予防運動、防災意識向上のための広報活動、訓練参加やサポートなどを行っています。

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消防団員の高齢化、女性団員が少ないといった課題もあり、今後もできるだけ活動に参加しながら、仲間づくりにも努めたいと思います。  

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