「人狩り」上映会
今日は長岡市の臓器移植の闇に迫る映画「人狩り」上映会に参加しました。
http://www.stop-oh.org/
中国では毎年多くの臓器移植手術が、かなりスピーディーに行われています。
お金さえ出せばすぐに手術が受けられることから、「移植ツーリズム」という形で、海外から患者が訪れるそうです。
けれど臓器の出所は、大半が「良心の囚人」として罪なくして収監された人々なのです。
(中国当局は死刑囚の臓器と説明していますが、その数を遙かに超える移植手術が行われています。)
彼らの多くは、法輪功という中国の伝統的な気功の修錬者です。
修錬者の増加を脅威とした中国共産党から迫害され、投獄・拷問の傍ら臓器や血液を検査されます。
そして臓器移植希望者と適合した人から、生きたまま臓器を取り出し、遺体は証拠隠滅のため焼かれるのです。
臓器移植は中国医療に多大な利益をもたらすこともあり、長年に渡り秘密裏に行われてきました。
けれど良心の呵責に耐えかねた医師や関係者が、この事実を告発。
そして国際的な人権団体による丹念な調査により、ようやく明るみに出てきました。
世界各国で、違法な移植手術を止める為の法案が可決されているそうです。
日本も続くべきでしょう。
関心を持つこと。
拡げること。
禁じること。
残虐非道な人権侵害に苦しむ人々を、一刻も早く救えるよう、できることをしていきたいと感じた上映会でした。
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