応急手当普及員講習(前半)
消防団の応急手当普及員講習に参加しました。
座学と実技を交えて、8:30~17:30の3回コースです。
初回となる今日は、応急手当ての重要性にはじまり、心肺蘇生法、AED使用法、気道異物除去、止血法、搬送法などを学びました。
印象に残ったのは、傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行い「救命の連鎖」です。
救命の連鎖は
①心停止の予防
②心停止の早期認識と通報
③一次救命措置(心肺蘇生とAED)
④二次救命措置と心拍再開後の集中治療
という4つの輪で成り立ち、①~③はその場に居合わせた人が行うことが期待されているそうです。(④は救急隊~医療関係者)
心停止により脳に血液が行かなくなれば、酸素が欠乏し、たとえ命は助かっても、重い障害や後遺症が残る可能性があります。
そうならないよう、③の一次救命措置をいかに早く行うかが重要です。
救急隊を要請してから到着まで、平均8~9分かかります。
救急隊到着後に一次救命措置を行うよりも、先に居合わせた人が行う方が、傷病者の社会復帰率が約2倍高くなるとのこと!
勇気を持って心肺蘇生・AED使用を行うことが、人の命だけでなく、人生を救うことにもつながるんですね・・。
長時間でしたが、充実した講習でした。
連鎖の輪を担えるよう、残り2日も頑張りたいと思います
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