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2016年11月 8日 (火)

新庁舎ワークショップ最終日に紛糾

新庁舎ワークショップの最終日。
これまで出たグループワークの意見とりまとめと、それをもとにした基本設計案が提示されました。

また防災機能については、津波対策として地上1.5m地点に建造し、地震対策として免震ピット構造にする案が示されました。

...

以下、質疑応答の一部です。

Q.いま示されている設計案に決定したのか?

A.まだ決定したわけでなく、今回はあくまで基本的な方向性と市民交流スペースの運用について示している。今後、皆さんの意見をもとに更に検討し、来年以降に決定したい。

Q.庁舎は市職員が仕事をする場だが、すぐ近くにキッズスペースなどの市民交流の場があることで、業務の妨げにならないか?職員自身はこの設計案をどう感じているのか。  

A.正直、平日の業務時間(8:30~17:30)に、音が出るものは遠慮していただきたい。

Q.市民交流スペースは何をやるにも中途半端。ただでさえイベントの多い柏崎で、またひとつ制約の多い、似たようなイベントしかできない施設が増えるだけではないか。

また運用は一体だれが担うのか?アルフォーレや産業文化会館、まちからとどう切り分けるのか?

A.日常的な運用は市(委託も含む)だが、イベントについては市は音頭はとらない。
市民からの自発的な申し出により、施設を利用してもらう方向。

そして新庁舎のシンボルとしてデザインされたという「塔」。

前の所有者である日石化工の煙突をイメージしたという塔を、庁舎の外側に造るのだそうです。

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「情報発信機能・防災機能をもたせたいので、アイディアや意見を出してほしい」と説明された瞬間・・

参加者のモヤモヤ感が爆発!

「そんなものが本当に必要なのか?」

「いったいどれくらいの費用をかけるのだ?」

「そもそもこんなことに時間をとる意味があるのか?」

「情報発信というが、合併地域など遠隔地からはまったく見えない」

と厳しい意見が飛び交い、紛糾状態に・・

ファシリテーター役の業者さんや市の説明は

「あくまで提案であって、もしこんな塔があったらどんな使い道があるか意見を聞いている。反対ばかりでなく前向きな提案が聞きたい」

「費用は使い方によって高くもなれば、それなりの金額にもなる(具体的には示されない)」

「柏崎のシンボルとしての塔があることで、駅周辺のにぎわい創出につながるのではないか」

といったもので、実際は
「塔をつくるかどうかも、決定したわけではない」
ということでした( ・_・;)

最後に発言する機会があったので、以下のようにお話しさせていただきました。

「塔には合併特例債が適応されるのか?
そもそも市民交流スペースにしか合併特例債を使えず、その期限にあわせて平成32年完成を目標にしているとの説明だが、結局は借金。

塔だけでなく市民交流スペース全体が本当に必要なものなのか、再度検討していただきたい。

また使い道によって費用に幅があるという説明だったが、市民の血税をかけて行う事業なのだから、費用がもっとも重要な決定のための要素ではないのか?
実際の金額をきちんと提示し、費用に見合う内容か検討しながら進めるべきだと思う。

そしてワークショップで市民の意見を募るにしてもタイミングがおかしい。本来なら設計する前の段階で、市民の声を聞くべきではなかったか。
せめて今後検討される現庁舎については、市民の声を聞きながら進めていただきたい」

これに対して市の回答は

「塔にはおそらく合併特例債は適応されない。シンボルとしてデザインされ、防災や情報発信機能を持たせるとしたら?という観点から意見を募った。

ワークショップのタイミングについては、白紙状態から意見を募るのが難しいことから、あくまでたたき台として設計事務所案を使用した。
皆さんの意見をもとに更に検討し、来年には設計案を決定したい。

なお現庁舎については今年度内に基礎調査を行う。まちのにぎわいの為には現庁舎跡地の活用も必要。そのときは市民の皆さんの声を聴きながら進めたい」

最後に副市長の挨拶は

「あくまで簡素で機能的な市役所を目指している。大事な税金を使うことを意識し、費用をきちんと示しながら、平成32年完成を目指したい。」

そして険悪な雰囲気の中で、ワークショップは終了しました。

*********

そんなわけで、新庁舎についてはまだまだ検討の余地はあると感じました。

極論かもしれないけど、庁舎に合併特例債を使わず、余計な費用をかけない・・という方法だってあると思うのです。

そして既存施設をうまく活用することで、まちのにぎわいを創出すればよいのでは?

この際、平成32年といわず、現庁舎を耐久年数ギリギリまで使って十分検討し、市民が納得するやり方で進めていただきたいと願っています。

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