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2010年7月

2010年7月 9日 (金)

移動市長室「人が集まるまちづくり」

3回目となる移動市長室を実施しました。

今回のテーマは「人が集まるまちづくり」

活発な意見交換が行われました。

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【事前質問1】様々な分野で市政運営やまちづくりに参加する市民を募集していますが、誰がどのような基準で選考するのでしょう?また報酬はあるのでしょうか? 審査の結果は公表されるのでしょうか? (例 環境審議会委員、国勢調査の調査員etc)

市長)

○それぞれの審議会等の性格、検討内容に関連する分野にもよるが、主に専門家を中心に一般人も加えて決める。ひとりの人が複数の委員を一定の数以上は兼ねないようにする。

○男女共同参画により女性の構成割合40%を目標としているが、委員会の性格上、難しいものもある。町内会長はほとんど女性がいない。幅広い人材の登用に務めている。

○報酬は環境審議会は条例で決められている。審議会への出席に応じて条例に定められている金額にて支払われる。一般的な委員会は6.400円。中には無報酬のものもある。

○国勢調査の調査員は総務大臣、都道府県知事からの任命。非常勤公務員扱い。こちらも条例により決められている。警察官、税務署職員、はできない。

<質疑>

ステップ1(以下ス))募集は色々だが課が選考基準を定めるのか?

市長)課の複数名で選考する。

ス)継続事業の募集はあるか?

市長)法律や条例で常時設けている委員会は任期まで。再任もある。

ス)長期に渡る事業は同じ人が継続した方がいいのではないか。市の課は移動があるので、委員は専門性があった方がいいのでは?

市長)継続する場合もあり委員全員が変ることはないが、あまりにも任期が長くなったり高齢になった委員、出席率が低い委員は変えることがある。

ス)国勢調査の〆切終ったと思うが、建前として市の職員がやるが足りない場合は市民で補うことになっているはず。市の職員と民間の割合はどれくらい?

市長)正確にはわからないが、市の職員が多くなっている。最近はプライバシー保護のこともあり難しい。

ス)5年に一回の国税調査だが民間では引受け手がいない。調査する側はかなりの負担がある。推薦も負担。

市長)調査内容、細かくはわからないが国も簡潔にしているのではないかと思う。

ス)公募結果は公表しているか?

市長)委員名は市のHPに掲載している。必要に応じて広報にも載せる。 

ス)市は何でもHPを見ろと言うが、すべての人がインターネットを使える環境にあるわけではない。また高齢者はインターネット使えない人が多い。結局、市の情報を知るには広報しか頼るものがない。HPをどの程度重視しているのか?

市長)名簿についてはできるだけ広報に載せているが、広報では限界がある。市のHPが見られないのであれば、あとは直接各課に問合せしてもらうしかない。

事前質問2

柏崎市の人口を増やすための施策にはどのようなものがありますか? またそれによって成果はありましたか? 今後新たな取り組みとして予定されていることはありますか?

市長)

○人口を増やすことは大事だが難しい。日本全体が人口減少期に入っている。増やすよりもこれ以上減らさないようにすることで精一杯。

○少子高齢化が進み、高齢者が増えれば亡くなる人が増え、生まれてくる子が少なければ人口は減る。(自然減)。柏崎に入ってくる人と出て行く人の差(社会増減)をプラスにしたい。自然減を抑えるため少子化対策、出産・育児サービスの充実に努めている。合計特殊出生率は平成17年は1.4だが20年には1.48なので少し上った。

○入ってくる人を増やしたいが、それには働く場を増やす必要がある。リーマンショック前は人手不足。リーマンショック後はものづくり産業が人減らしを始めた。有効求人倍率は0.29 過去最低の状態。100人求めても29人。働く場を増やすためには地場産業を元気にすることが大切。不況を乗り切るために中小企業向けの融資制度をつくった。地場産業活性化資金と、銀行からお金を借りる場合の信用保証料の全額免除は、県内でも高いサービス水準と自負している。

○市が仕事を作り出すことは難しいが、景気は上向きなので地場産業への支援と新しい産業呼び込みに力を入れている。東芝リチウム工場の他、新しい企業立地に取組んでいる。

○人口増施策として新規の企業誘致に全力をあげている。地域の人材育成にも力を入れ、ものづくり活性化センターは4年目に入った。若者の地元定着が狙い。今のところ市内に就職先少ないので、国の緊急雇用対策事業により雇用の場を確保している。

○高校生の新卒者就職は厳しいので、来春高校生を雇用する企業には助成金を出す。これまでも企業でリストラにあった人を雇用する企業には支援している。大学、高校の連携を深めて地元企業や行

○今後は地元に進学し地元に就職する若者を増やしたい。働く場だけでなく、暮しやすい魅力ある環境整備も合わせて考えていかないと定着は難しい。魅力ある環境、まちづくりをしたい。

<質疑>

ス)企業誘致は具体的にどういう方法で行っているか?

市長)あらゆる手段で行っている。フロンティアパークは国の外郭団体、中小機構(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)が作った。全国に工業団地を持ち誘致活動を行っている。市でもピックアップした企業にアンケート調査をして、可能性があれば片っ端から企業訪問する。企業立地推進員(首都圏在住者を中心としたネットワーク、約10名)から企業をまわってもらう。脈がある企業、新規事業の拡大の情報がある企業にはアタックする。

ス)東芝リチウム電池工場が来ることも企業誘致の成果か?

市長)間接的に成果といえる。

ス)魅力ある環境、まちづくりに具体的なイメージはあるか?

市長)あらゆる施策がそれに結びつく。柏崎が東京や新潟の真似をできるわけではない。中心市街地の地方都市特有の自然・歴史・文化などを大切にすることに力を入れている。高齢者に特に大事な医療、介護、教育や子育てなどの充実も大切。たとえば外から柏崎に入って来る人が、学校や生活に関わる情報をすぐに得られるような総体的なまちづくりを考えている。

ス)市の職員には柏崎市民でない人も多く含まれているようだが、柏崎で給料を貰っているのだから、市の職員には柏崎に住んでほしい。それが人口を増やす施策にならないか?

市長)ならない。反対に長岡や上越に働きに行っている人も多い。その人達がそちらに住めば柏崎の人口は減ってしまう。

ス)一般市民、民間の話でなく市の職員の話をしている。柏崎の職員なら柏崎に税金を落すべきだと思うが?

市長)それはモンロー主義。市外の職員をとれないということになる。職員にも個々の事情があるのだから強制はできない。

ス)強制するのではなく、例えば市外在住の職員に対して柏崎がどんなまちになれば住んでもいいと思えるか、アンケートをとったりしたらどうか?

市長)やはり強制はできない。

ス)住みたくなるような雰囲気作りは必要ではないか。

市長)必要ない。かえってマイナス。市職員として専門知識を持ったよい人材であれば、どんどん外から入れていきたい。

ス)では柏崎では柏崎でもよい人材を育てるための教育、努力はしているのか。

市長)教育には力を入れている。むしろ大人の側に問題がある。「こんなところに住むな」という人もいる。そこを変えなければいけない。市の職員が柏崎に住む必要はない。

ス)東芝リチウム電池工場の地元雇用はどのくらいあるか?

市長)まだわからない。来年の2月に創業始めるが、最初は150人体勢とのこと。市としても地元雇用を働きかけたい。取引でも地元企業を使うようお願いしたい。東芝本社で社長とも話している。はっきりと表明されていないが、150名よりも少なくなりそう。新型二次電池の分野において、東芝は世界市場を席巻したいと考えているようだが、実際は難しいであろう。厳しい競争に身を置くための経営戦略がどうなるか、先のことはわからないし、当初の予定より開始時期が早まっている。長野の佐久から多くの社員が来るらしい。

ス)来年2月に稼働であればスタッフは決っているはず。

市長)どこまで進んでいるかわからない。製造工程も未定である。

ス)せっかくだから柏崎の人材を使ってもらいたい。

市長)柏崎には高いものづくり技術がある。地元企業との取引は技術面では問題ないかもしれないが、コストの問題があるので難しい。いかに安いコストで世界と戦えるか考えていると思う。

事前質問3

他の地域に行くと、駅前に観光案内所があり、その土地の観光ルートを示してくれます。柏崎駅付近にはそういった場所がないようですが、今後設置する予定はあるのでしょうか。

市長)駅舎にある。今までは駅の向い側にあった。スペースが狭く目立たないがそれでも昨年の利用者は11.000人で前より増えている。

事前質問4

数ヶ月前、ステップ1で第三セクターについて勉強会を行った時、「柏崎ぶどう村」についての話を聞きました。ぶどう村の事業開始から事業終了(破産)に至るまでの経緯と柏崎市としての関わり方、そして跡地の活用法をご説明いただけますか?

市長)

○鯖石ぶどう園は元々地元の人がやっていた。雪が深いので雪害もひどかった。

○市が鯖石ぶどう園組合を助けようとした。市が引き取って(寄付受けて)株式会社ぶどう村がスタート。市がかなりの額を支援。ワイナリー化するのに1750万円。

○専門家が来ないことになった。素人でスタートしたが厳しい状況。H.12(660万)とH.15(3300万)で増資。市が増資・・議会はなぜそこにお金をつぎこむのかという意見があった。

○経営者側はもっと資本が必要と訴えていた。H.17に資金繰り厳しく、議会では処理しろという意見が強かった。これまで長い間やってきたのだが、市が増資するのはどうかという市民感情もあった。だがうまくいかず、H.19に9000万の増資という経営改善策が出された。議会にかけるはずだった。

○経営陣一新すべきとの声があり次の経営者も見つかった。しかし高級ワイン(良質ワイン)があるものとして経営計画を立てていたのに、実際に在庫調査したら良質ワインではなかった。それで経営計画が成り立たず増資の話もダメになった。

○結局は自己破産した。最初の条件が厳しすぎたし、市民感情もあまり前向きではなかった。だから議案を取り下げた。8000万円の増資計画を議会に出したらどうなったていたかわからない。いざ無くなるとなったら残念がる声が多くなった。市民や市職員に働きかけて在庫ワインは買ったが、しょせんは焼石に水だった。

○経営者側は「市が応援してくれなかった」という意識かもしれないが、市としても手は打ったものの、結局救うことはできなかった。

<質疑>

ス)在庫ワインの調査は誰が行ったのか?

市長)事業を引き継ぐはずの人達。念の為に現地に行って調べたら、増資計画にあった高級ワインが無いことがわかった。経理上でも粉飾決算とまではいかないが、色々問題があったので、結局引継ぐのをやめた。

ス)跡地の活用方法は?

市長)あまり維持管理費をかけるわけにもいかなので、3年計画で景観作物を色々植えて、何が適しているか調べている(ひまわり、マリーゴールド、そばなど)。もし出来そうな作物がハッキリしたら誰かに貸すなどして活用してもらう。(H.21~23)

ス)ぶどう村のレストランを気に入っていたが、活用するつもりはないか?

市長)建物はぶどう村のものだった。破綻したので競売にかかっており各金融機関の担保に入っている。

ス)在庫ワインを調査したのは専門家だったのか?

市長)あまり詳しくは言えないが、専門家というわけではない。しかし経験ある人達だったので詳しく話を聞けばわかったのだと思う。

事前質問5

もうじき「ぎおん祭り」が始りますが、路上駐車や民家の前の迷惑駐車などの問題を解消するために、何か取り組みをする予定はありますか?

市長)

○会場周辺の交通規制区域の主な道路については、路側帯に4kmに渡りバリケートを設置している。昨年はうまくいったし今年もそのように対応する。

<質疑>

ス)栄町、北園町など付近の住宅街には路上駐車が多い。たとえばボランティアで見張りを立てて防止する等の対応は考えられないか?

市長)見張りは花火会場の見張りだけで手いっぱい。あとは自衛してもらうしかない。

ス)公的駐車場を増やすつもりはあるか?

市長)佐藤池体育館、産大、工科大駐車場を指定駐車場にしてシャトルバスでピストン輸送し、非常にうまくいっているので、現状のままでよいと思う。

ス)路上駐車しないよう広報で流したり、実例を町内会長に挙げてもらうなどして、迷惑駐車の実態把握につとめては?

市民)しかし町内会長からそういう話は聞かない。地元の人が声を上げないことには、そういう状況は把握できない。

【その他意見交換】

ス) 新潟日報に水球クラブの記事が載った。ブルボンがバックアップして、柏崎で大会を開けるようにしたいという内容だった。柏崎でも若者の雇用と教育に力を入れて育成しては?

市長)

○かつて柏崎は水球が強くオリンピック選手もいたしインターハイでも活躍した。去年のトキめき新潟国体でも活躍していた。プロ選手の青柳さんが産大に就職し、全国に散らばっている日本代表選手を柏崎に集めて(必ずしも柏崎に住むということではないが)代表チームをつくりたいと考えている。ただしブルボンからまだ正式発表はなく、あくまで新聞の取材段階。大々的に発表されるのはもう少し後だと思う。

○市にもスポーツ振興課ができた。今後は競技スポーツ、生涯スポーツに力を入れて行く。スポーツのまち、水球のまち柏崎を目指したいが、練習場の問題もある。アクアパークのプールは冬はスケートリンクになる。冬もプールにしてほしいとの声もあるがスケートリンクとしてのニーズもあるので中々難しいが、市としては水球をバックアップしていきたい意向はある。

ス)原発の熱を利用して温水プールの加熱をするなど、市だけでなく企業にも協力を求めては?

市長)共生事業としてやるのもいいかもしれない。

ス)水球用のプールは温水が出ないので、冬場は体が冷えてくると一度お風呂に入って体を温めてからまた入る。それでもよい成績を上げている。積立してスケートリンクを別につくってはどうか。(アクアパークを通年プールにする)

市長)アクアパークには1億5000万~2億円の維持費がかかる。温水プールにするためにはもっと費用がかかる。

ス)スケートリンクの利用者は多いのか?

市長)スケートリンクとしての方が利用者多い。逆にプールの利用者は少ない。ス)冬場にプールが使えるようになれば、合宿場としてPRできるのではないか?

市長)合宿の場合は徴収費用が安くもうからない。

ス)世田谷区ではごみ焼却場のボイラー熱を利用して温水プールを作っているが、柏崎でもできないか?市長)焼却場の近くにプールがなければ難しい。スケートリンクは新潟市でもつくるという話があるが経営、維持するのが難しいと言っている。柏崎の水球・水泳を生かすなら、スケートリンク新潟市内でやってほしい。

<提案>*NPO法人トライネットの西川代表より「ユニバーサル・ツーリズム」の紹介。

  神戸のウィズ・アスというNPOが震災の経験をもとに、バリアフリー・ツーリズムを更に進化させたユニバーサル・ツーリズム事業を行っている。障がい者、高齢者など支援を必要とする方々とそのご家族が、安心して旅を楽しめるようサポートする事業。例えば旅先での入浴介助のヘルパー派遣、福祉や医療に詳しいコンシェルジェなど、ソフト面を重視している。  事前に情報収集したとき、福祉・医療面でアクセスしやすいネット環境を整えることも重要。行政に頼るのではなく、まずは旅行会社、ツーリスト会社、社会福祉法人と提携して「れんと」がモデル事業を起こしたいと考えている。

市長)よい取り組みだと思う。まちの人の生活そのものが観光対象となればいいと思う。柏崎のセールス・ポイントとなったら素晴しい。

西川代表)観光地は特価されるべき。誰にとってもきれいな海であってほしい。ハード面を整備しなくても、人の手と気持ちがあればおもてなしができる。また介助者に対する援助もする。ヘルパーさんが入浴介助している間、介助者も観光を楽しめるようにする。観光交流課に話を出している。

市長)ぜひその輪を広げてほしい。

ス) ①柏崎の好きなところは?②嫌いなところは?③市民は何を求めていると思うか?

市長)

①好きなところ・・柏崎に生まれたから柏崎全体。柏崎の自然、歴史、文化。柏崎のたたずまい。残念なのは地震で古い町並みが変ってしまった点だが、柏崎の人々の生活、自然が好きなので、それを外から来た人にも魅力として感じてほしい。市長という仕事は好んでやる仕事ではないが、自分の生まれ育った町だから、そこに住んでいる人と一緒に働けるのは幸せだと感じる。

②嫌いなところ・・もっと開かれた町になってほしい。「旅の人」という言い方をする。心の面ではバリア-ある。柏崎生まれかどうかを気にする人が多い。世界に開かれた町にしていかなければならない。柏崎のことは柏崎の人でなければ、という考え方は好きでない。柏崎にはどんどん外の人から入って来てほしい。また柏崎の人が外に出て行き活躍することもあっていいと思う。

③市民が求めていること・・いちばん具体的に聞くのは医療問題。市民病院つくってほしいという声が多いく、切実だと感じる。医療問題は簡単ではないし、費用だけでなくスタッフ不足なので市民病院をつくるのは無理。それよりもせっかくある既存の病院、開業医など今ある人的資源を無駄にしないように充実させたいと考え、医療機器の充実をはかっている。医者も設備が整っているところで働きたいと考えているので、いい医者を呼ぶためにも重要。次に多いのは雇用問題。若い人が出ていかないよう働く場所づくりをしてほしいとの声が多い。総体的には「安心して暮らせるまち」安心・・医療、介護、福祉、子育て、防犯。高齢者にとっては通院や買い物の足の確保。地域の公共交通。

ス)夕方6時の広報に柏崎の民謡である三階節、柏崎甚句などを流してほしい。ふるさとの歌が流れることで柏崎の良さが伝わる。特に観光客の心に響くはず。

市長)合併のときからずっとチャイムの問題があった。西山、高柳地区は朝6時、昼11時半、夕5時だったので、当初は前の時間に変えてほしいという要望が多かった。住民が望めば今まで通り流すこともできるのだが、せっかく合併したのだから別々の時間はおかしいという声もある。メロディについても色々な意見があり、変えれば文句が出る。なかなか難しい。

ス)外からお客さんが見えたとき、案内する場所・ポイントは?予算は度外視して、これができたら絶対人が呼べる、というものは何か?

市長)地震前は茶道美術館と飯塚邸を案内した。飯塚邸は地震の被害受けたので今は難しいが・・。西山、高柳も視野に入れると色々あるが貞観園などは素晴しい。街中なら原酒造のつくった酒彩館。夏なら遊覧船など。人を呼ぶなら物産館、イベント・展示会ができるようなホールがあるとよい。あくまで費用面は度外視してのこと。

ス)柏崎のお土産、銘産品、物産館はわかりやすい場所にあるべき。市民会館ができた暁には物産館もぜひつくってほしい。駅の中にもお土産を売っている場所がほしい。時間ないときでも一ヶ所に集中しているといいと思う。

市長)私も同感。

ス)3の質問と結びつくがやはり駅前に力を入れてほしい。

市長)産業観光にも力を入れたい。どこかの企業と提携して柏崎でつくられるものを外の人に知ってもらいたい。また貞心尼のこともPRしたい。

<まとめ>

市長より)一年ぶりだったが、色々ないい話、いい提案をいただいたので生かせるものは生かしたい。市民ひとりひとりが柏崎を良くしようという気持ちになれば、柏崎はもっと良くなると思う。頑張っている人の足を引っ張ることがないようなまちになるとよいと思う。

ステップ1代表より)三回目となり、市長さんの顔がよく見えるようになった。前は雲の上の人だと感じていた。私達も随分いろいろと勉強させていただいた。市民の声が届き議員定数も削減された。市民が市政をきちんと見ていることを議員も市職員にも自覚してほしい。市民の目線に立って、市民が何を望んでいるのか、何をすれば喜ぶのかという気持ちで仕事をしてほしい。

2010年7月 8日 (木)

「議員定数問題の決着に思う」

ステップ1がずっと注目してきた議員定数問題は、やっと決着しました。

色々と思うところがあり、地元紙・柏崎日報に投稿し、以下の記事が掲載されました。

******************

「議員定数問題の決着に思う」

 六月議会最終日、議員定数を二十六名とする議員発案(原案二十四名に対する修正案)が可決されました。私達ステップ1は議員定数削減を求める立場から、ずっとこの問題に注目してきました。それだけに議会が削減を決めたことは、喜ばしいことと受け止めています。しかしその反面、少し苦い気持ちも覚えています。

 修正案の賛成議員は、私達が何度も傍聴に通った「議会改革に関する特別委員会」において、ずっと現行定数維持を主張してきた方々であったと記憶しています。もう少し早く削減の意思を表明してくだされば、時間と労力、そして公費をかけた特別委員会での両論併記の報告は変わったはずですし、最終日の混乱もなかったのではないかと思います。

 また原案の賛成議員のうち二名が遅刻と退席で採決に加わらず、原案が可決されなかったことは、議会や市民が軽視された事態のように感じられ、非常に残念でした。 

 定数削減が決まったからには、議員の皆様には市民の代表として、今まで以上に意欲と責任感を持って活動していただくよう願っています。それには選ぶ側もまた「一票の重み」を自覚し、適切な判断をしなければなりません。私達ステップ1は責任ある有権者である為に、今後も市政に目を向けた活動を続けていきたいと思います。(了)

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